最近皆さんが歩こうと思うキッカケって何だろうとよく考えます。
先日も社内の人間が、人数足りないからと参加した山歩きが、自分に合った運動だと気づき、休日近くの六甲山に登るようになったとか、キッカケって様々あると思います。
私はどうだったかというと、歩くことが好きで今ではそれが仕事にもなっていますが、若いときからそうではありませんでした。
思い起こせば長女の幼稚園の運動会で、父兄のリレー競争があり私はアンカーでトップでバトンを受けたのですが、ゴール目前で足がもつれバタンと倒れてしまいました。
這って何とかトップでゴールしましたが、その時の恥かしさ、情けなさは今も鮮明に覚えています。
運動不足を痛感し、これではダメとそれから金剛山に登るようになったんですね。
約30年前です。
(今日が初冠雪の金剛山、会社より)
当初は、たまの休日にベッドから出て山に向うのは、迷いもあり強い意志が必要でした。
でも山に行けば、高齢の方々が日課のように天候に関係なく来られている姿を見て、自分はまだまだだな!っとよく思い知らされたものです。
そのうち体力もついてきてマラソンにチャレンジするようにもなりました。
また会社として競技中心のビジネスからウォーキングビジネスも!という方向性が出た際、ウォーキングを担当してみないか?と声をかけて頂いたのも、山歩きを続けていたからだと思います。
担当当初はウォーキングもビジネスとしては模索状態で、様々なことにチャレンジさせて頂き、そのことで様々な経験もできました。
鉄道会社さん、旅行会社さん、生命保険会社さん・・とのウォーキングイベント開催は、いい経験になり今のベースになっている部分が沢山あります。
そしてナンバ歩きとの出会い、還暦のチャレンジとして自宅から富士山への徒歩の旅など、おそらく運動会で転んでいなかったら、60才を過ぎて人生後半が楽しい!なんて言ってないと思いますね!
そしてもっと大きなものは、2000年にウォーキング指導を始めてから今日までに延べ73,853名の方々とウォーキングを通して触れ合うことができたことですね!
人生の大先輩方をはじめ、様々な経験をお持ちの方々から様々なことを学ばせて頂きました!
キッカケを素通りさせないで、キッカケを活かして行動したことがよかったです!
転んでよかったですね!