今月15日に下関から歩き出し、今日11日目は戸田さんにとっては休息ウォークです。
コースからはずれ、東松浦半島の呼子にある名護屋城址巡りのウォーキングです。
とは言っても唐津から20km以上は歩きます。
鹿児島までの歩行中、自分が何をしている人かが分るように書かれたものをザックに貼ってます。
地図はその日歩くコース分のみを持参し、現在地を確認しながら集中して歩きます。
荷物は、この歳になり余り持てなくなったとのことで、最小限必要な物だけを持ちそれ以外はスーツケースに入れ、先々の宿泊先に送っているとのことです。
地図だけでも相当な量で、どんな天候にも対応できるよう雨具も3種類入れているとのこと。
衣類の洗濯は、ほぼ毎日コインランドリーを利用(これもホテル選択の条件)。
今日の目的地は、名護屋城址です。
日本100名城のスタンプも集めている為、今回は是非立ち寄りたかったとのことです。
ザックには、大阪の小学4年生の女の子からもらった猫の駅長さんで有名な「たまちゃん」のお守りを、そしてもう片方には、奥さんの形見である帯あげが戸田さんの気持ちを支えています。
また奥さんが「能」が好きだったということで、各地域の能ゆかりの地も必ず歩かれます。
何か気になるものを見つけると、すーっと寄り道を。
好奇心旺盛です!
今日はずっと里山の景色を楽しみながらのウォーキングです。
海沿いも良いですが、春を感じます!
半島を海沿いに歩く道もあるのですが、この道が名護屋城につながる「太閤道」らしく、城まで4kmも手前から、全国の各大名の陣跡の標識が増えてきます。
到着後は早速、100名城の冊子に記念スタンプを。
名護屋城は、豊臣秀吉が国内統一後、さらに朝鮮半島、中国大陸へ向けて出兵するための軍事拠点として築かせた城で、その周りには全国の名立たる大名の陣跡が100位あったそうです。
秀吉の権力も凄いですが、遠くこの地まで歩いて来た昔の人達は凄いですね!
戸田さんもスーパーマンのように思われるかも知れませんが、宿泊先のホテルは大浴場付きが条件で、湯に浸かり全身をくまなく動かしてその日の疲れをとり、朝は必ず自分で考えた筋トレをし動かないと直ぐ落ちてしまう筋力を維持する努力をされています。
毎日怠らずにやる! 一番難しいことですが、一番効果的なことなのですね!