最近何かと話題になる「SDGs」ですが、裏山を活かす活動を「嬉・城山クラブ」として認定登録されました!
裏山と言っている山は、富田林市で一番高い金胎寺山(296m)で、歴史的には楠木正成に関係する城の一つがあった為、地元では城山と呼んでいます。
子供の頃に登っていたといっても、当時は釜戸、風呂焚き用の薪集めをしていた山ですが、近代化とともに山に入る人もいなくなり、竹、笹が生い茂り荒れ放題になっていましたが、約15年前友人達と「山頂目指そう!」と、ノコギリ、カマを持ち道を作って行きました。
大変でしたが、その作業が楽しく(特に休憩時のビール)、仕事のストレス解消にもなっていました。
そうこうしていると、地元の人達も加わり開拓プロジェクト的な会になり、「城山クラブ」へと発展していきました。
当初は、作業も自分たちの楽しみとしてやっていましたが、道も出来、山頂の景観も活かせるようになるにつれ、ポツポツと登る人も出てきて、楽しそうに、又景観に感激されている姿に接している内に、その作業に遣り甲斐を感じるように変わってきました。
いくら道を作っても、登る人が少なければ、自然の勢いに負け直ぐにサビれた雰囲気に一変します。
子供達から高齢の方まで、心配なく安心して登ろうと思える道が維持できてこそ、登る人が増えて来ます。
近年は、何といってもネット社会で、簡単に情報も得ることが出来、拡散も出来ます。
そして、良ければ登った人の口コミ効果で、着実に広がっていきます。
特に昨年のコロナ禍以降、年齢の幅も広がり着実に増えて来ました。
この山を、より多くの人達の元気作りにつながる場にしたいとの思いが、より強くなってきていました。
そんな折、富田林市がSDGsパートナーを募集しているのを知り、申請し認可登録頂けました。
2030年達成すべき17項目のゴールの目標のうち、NO3「すべての人に健康と福祉を」と、NO15「陸の豊かさも守ろう」の2項目を達成目標にしています。
山頂からの素晴らしい景観をより良くし、気軽に登れる手頃な山と感じれる環境作りがNO15で、コレが維持できればNO3に繋がっていきます。
何といっても山歩きは、心身共に最高の運動です!
年齢、体力に応じて、自分のペースで出来る運動で、健康、体力作りだけでなく、精神面にも前向きな元気をくれます!
この連休の天気にめぐまれた日には、本当に多くの幅広い年齢の人達が、この山歩きを楽しんでいました!
この時期、自粛の意識は絶対ですが、各個人が感染に気を付けながら、予防の基本を守り、心身の元気を維持していくことももっと大切です。
そこにつながる身近で、手頃な場として定着していけば嬉しいですね!