野球・ソフトボール用具規則
日本リトルシニア中学硬式野球用具の規則について
1.対象
全日本リトル野球協会リトルシニア委員会ならびに各地方連盟が主催するリトルシニア野球大会および各チームが独自に開催する記念大会等に参加するすべての参加者の用具で、全日本リトル野球協会リトルシニア委員会が公認するすべての用具に適用する。
なお、この規則で定めた以外は、日本高等学校野球連盟の規定を準用する。
2.制限の実施
- (1)既に実施している事項を含め、本規則のすべての事項について平成18年5月から適用する。
- (2)ただし、既に実施をしている事項については、それまでの間はそのまま継続して実施する。
1.ヘルメット
- (1)打者、次打者は両耳用、捕手は捕手用を着用する。
- (2)マークの表示は、チーム名、頭文字のいずれかを前頭部1箇所とする。側頭部の表示は禁止する。番号表示は側頭部、後頭部でも差し支えない。
- (3)色は単色で原則、黒、白、赤、紺とする。表面がつや消し処理された製品の使用も認める。
2.ユニホーム(上着)
- (1)ユニホームの表面にはいかなる商標、マークも付けてはならない。
- (2)ユニホームにはチーム名、県名または地名の表記に限る。
- (3)左袖に所定のリトルシニア・ワッペンを付けなければならない。
- (4)ズボンの色合いと異なるものも使用できる。
高校野球の使用制限について
◎平成8年度のシーズンインから、ツートンカラー仕様のユニホームの着用禁止
◎紺色ベルトの使用許可
◎ツートンカラー仕様ユニホームは禁止、ただし……
3.ユニホーム(ズボン)
裾を極端に絞った変形ズボンは使用できない。またズボンの裾は足首まで下げてはならない。
4.帽子、アンダーシャツ、ストッキング、アンダーソックス
帽子、アンダーシャツ、ストッキング、アンダーソックスは、それぞれチームと同色とする。また商標は見えてはならない。
5.ベルト
幅広で安全なものを使用し、チーム同色とする。
6.スパイク、シューズ
- (1)スパイクおよび球場内で使用するシューズの色は、黒または白と別色のラインを認めるが、チームで統一すること。(監督、コーチは認める)
ただし、球場の仕様により認める場合がある。 - (2)廃盤による素材違いの混在は認めるが、移行期間は3年とする。
- (3)足首防護目的のハイカットスパイク、ミドルカップスパイクの使用は認める。
- (4)スパイクは金具または、ポイント(プラスチック金具)スパイクの使用を認める。
7.バット
- (1)金属製バットは中学硬式用、硬式用に限る。
- (2)木製、接合バットの使用は認める。(合板、合竹等)
- (3)マスコットバットは使用できない。試合中はダグアウトに持ち込めない。バットリング、鉄棒類の球場への持ち込みを禁止する。
8.グラブ、ミット
- (1)きわだった色(真っ赤、青等)のグラブ、ミットは使用できない。ただし黒色については使用しても構わない。(現状のグラブ商標)
- (2)投手用グラブの締め紐は、公認野球1.15の通り規制する。
- (3)投手用のグラブ商標は、白色又は灰色以外でなければならない。
品名、品番などは黒白、焼印等は自然色でなければならない。
9.捕手用具(マスク、ヘルメット、プロテクター、レガース、スロートガード、急所カップ)
- (1)投球練習時には、捕手用具を装着すること。(野球特別規則第6項を参照)
- (2)ヘルメットとマスク一体型の捕手マスクの使用は認める。
- (3)プロテクターの表面にチーム名の表示は認める。
10.ウインドブレーカー
- (1)ウインドブレーカーは、選手、監督、コーチすべてチーム同一とする。
- (2)ウインドブレーカーの表面には、チーム名、チーム章、県名及び地名表記に限る。
また、それぞれ一カ所ずつの表記とする。 - (3)選手名及び番号は、袖部のみに洗濯ネーム程度の大きさの表示を認める。
- (4)着用については、大会規定細則第15項を参照する。
- (5)寒さが厳しい時は、監督、コーチのダッグアウト内に限り冬用のグランドコートの着用を認める。ただし、審判の許可を得ること。
11.トレーニングシューズ
可能な限り、チーム同一、同色とする。
12.手袋
手袋は次の条件を付して使用を認める。
- (1)リストバンドを兼ねたようなものは禁止し、手首から先のものとする。
- (2)スプレーの使用は手袋の摩耗が激しく、打者が優位になることもあるので禁止する。
- (3)色は、黒、白、紺もしくは赤をベースに2色までのものとする。
- (4)守備時の野手の使用を認める。
- (5)出塁時に一回り大きいサイズの走塁用手袋の使用は認めない。
13.レッグガード、エルボガード
- (1)レッグガード、エルボガードの使用は認める。
- (2)色彩は、黒、紺または白のいずれか一色とし、表面にはいかなる商標、マークも付けてはならない。
- (3)出塁時は速やかに取り外さなければならない。
14.投手用ヘッドギア
練習時の着用を義務づける。
15.サングラスの着用
野手が眩しくてプレーに支障が出る場合、サングラスの着用を認める。
ミラーレンズは使用できない。
16.その他
その他用具を本規制以外で試合に使用する場合は、事前に大会本部に申し出ること。
※各連盟ごとにローカル規約がありますので当規約と多少異なる場合があります。