日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)(一部抜粋)
- (2)使用用具について
- ①試合で使用する用具は全て連盟指定業者(以下指定業者という)の物であること。
- ②選手の整列を待たずに、選手が当日使用する全ての用具を整列させて連盟基準に沿って審査を行う。
- ③使用予定用具が指定業者の物であるか安全性に問題がないか確認し、又、指定業者の物であるか確認出来ない場合は、審査員は球場責任者に報告し球場責任者は球場責任審判員と協議し、結果をチームに伝えた後に内容を報告書に記載する。
- (3)使用用具の審査事項
- ①ヘルメットは両耳付きで、SGマークが付いていて、同色で安全な物(破損、ヒビ、クッションが動いている物は禁止する)を7個以上用意する。
- ②捕手用具は必ず2セットの確認(急所カップ2個の確認)、クッションが外れている物は使用禁止とする。
- ③グローブ、ミット類は綴じ紐が切損、切損状態になっている物は使用を中止させる。補修後は再審査のうえで使用を認める。
- ④綴じ紐が長い物は親指位の長さに短くするよう指導する
- ⑤中学生の部のバットは金属製(SGマークが付いているもの)及び木製(一本の木材で作られているもの)のみ使用が許される。
- ⑥バットグリップのゴムや皮に緩み、ほぐれ、ほぐれそうになっている物は補修を指導し、補修が出来ない状態であれば使用禁止とする。但し、補修が完了し再審査を受ければ使用を認める。
- ⑦バットの握り部分(端から18インチ、45.7cm)には、何らかの物資を付着したり、ザラザラにして握りやすくすることは許されるが、18インチの制限を超えてまで細工したバットを試合で使用することは禁止する。
- ⑧金属バット表面に変形や凹み、ヒビ割れが無いかチェックする。発見した場合は使用禁止とする。
- ⑨小学生の部のバットは82cm以下で連盟のマーク(刻印)及びSGマークが付いていること。連盟のマークシールは不可。
- ⑩スパイクの色は同系統色で、ライン色はスパイク色と異なっていても良いが同系統色であること。ラインの形状は問わない。
- ⑪中学生の部のスパイクは金具か一体成型のポイント式であること。
- ⑫小学生の部は一体成型のポイント式であること。
- ⑬小学生の部において、スパイクを履いている状態で右側、左側の踵を上げさせ一体成型であるか確認し、又、損傷の有無を確認する。
- ⑭打撃用グローブは指定業者のもので、手首より先の物であること。色は規制しない。
- ⑮リストバンドの使用を認める。色は規制しない。
- ⑯エルボーガード、レッグガードは指定業者のものであるか確認を行う。
- ⑰審査員又は審判員は各項に対して規則違反と判断した場合は、是正するよう命じる。適当な時間を経て是正されていない場合は、その用品の使用を固執する選手は試合から除くことが出来る。
- ⑱使用に適さない用具は球場大会本部に於いて一時的に預かり試合終了後に返還する。
9.禁止事項
- ①指導者、選手のロングパンツ、腰パンツは禁止とし、パンツの裾は膝下まで上げること。
- ②リストバンドと手袋の一体物は禁止し、手首から先の物であること。
- ③中学生は小学生用のバットの使用を禁止する。又、ベンチ内にマスコットバット、鉄棒、バットリングの持ち込みを禁止する。