グリップは人間の体と接するただ一つの部分であり非常に重要な部分です。グリップの種類やサイズ・太さを決めるときのポイントは、しっかり握れて滑りにくく、スイング中のゴルフクラブの動きに対してずれないで、打球時の衝撃をある程度緩和できることが重要です。
■標準のグリップを持った場合
- 指先が手の平を大きく包み込んでいれば、グリップを太くしたほうがよいでしょう。
- 指先が手のひらに触れていなかったら、細くしたほうがよいでしょう。
※ただし関節の疾病、手首の疾病、長い爪など身体的影響がある場合は、
上記の限りではございませんので、ご注意ください。
■グリップの太さ
- グリップが細すぎる場合 → ボールが左に飛びやすく、フック系の球筋になる傾向があります。
- グリップが太すぎる場合 → スライス系の球筋になる傾向があります。
グリップを細くすると手首が返りやすくなり、太くすると手首が返りにくくなります。
球が捕まりすぎて引っかけてしまいやすいという人はグリップを太くするとフックにならず、
逆に球筋をスライス系からフック系にしたいと言う人はグリップを細くするといいでしょう。
■グリップを太くするには

グリップは下巻きテープ(両面テープ)によって接着しています。グリップを太くするためには、テープを2枚・3枚と増やすことにより太くできます。ミズノの場合、通常は1枚巻いています。
バランスへの影響に注意しましょう
グリップを太くすると、クラブバランスが軽くなる場合があるので注意が必要です。
■グリップの口径

グリップサイズの口径は、グリップの内径サイズです。
例:60は0.6インチ
外径はすべて同じに統一されています。
従って、口径が小さくなるほど実際に握った時の太さは太くなります。
■コード入りグリップ
コード入りグリップは、雨の日などにすべりにくい利点があります。反面、感触が硬めです。ハードヒッター、しっかりとグリップできる人におすすめです。
■バックライン

バックラインは、画像からわかりますように、グリップ内に平らなラインをいれます。このラインを入れることにより、シャフトを装着したときにグリップのバック側が膨らんで、グリップする目安になります。
バックラインなしの場合、装着時にバック側が膨らみません。バックラインがグリップ時に気になる方や、フェースをオープンにしたりクローズにしたりする機会のあるウエッジなどで利用されます。
■バックライン

通常、マーク(ロゴ)はグリップした時の正面にありますが、グリップロゴを気にせずグリップしたい人向けにマーク(ロゴ)を反対にすることが可能です。上記説明のバックラインなしのグリップにしかできません。
■グリップ一覧
※各メーカーへのサイトにリンクします。
※一部お取り扱いできないグリップもございますので、ご了承お願いします。
詳細はオーダー途中のグリップ選択画面にてご確認ください。