■スイングバランスとは
スイングバランスあるいはスイングウエイトとも言いますが、抽象的な表現であらわすとゴルフクラブを振った(スイングした)時に感じられるヘッドの重さと言えます。
クラブをスイングしたときのフィーリングがバランスによって表示されますが、実際には振ったときのフィーリングはクラブのトータルウエイトとも密接に関係します。
一般には、軽量バランスは女性・スインガー、重いバランスはハードヒッターに適していると言われますが、ゴルファーにはそれぞれ適当なバランスの範囲があってその範囲を超えて重すぎたり軽すぎたりするとフックしたりスライスしたりする場合がありますのでそれぞれ合ったバランスを選ぶことが重要になります。
■バランス計
計算式:重心から支点までの長さ(インチ)×クラブ重さ(オンス)
(1インチ=25.4mm、1オンス=28.35g)
上記数字が213.5になったときをD0と決めている。この数値が1.75増減すると1ポイント増減する。
C5 |
C6 |
C7 |
C8 |
C9 |
D0 |
D1 |
D2 |
D3 |
D4 |
D5 |
204.75 |
206.5 |
208.25 |
210 |
211.75 |
213.5 |
215.25 |
217 |
218.75 |
220.5 |
222.25 |
← |
1.75減 |
|
1.75増 |
→ |
表示はA0〜A9、B0〜B9、C0〜C9、D0〜D9、E0〜E9になります。
■バランスへの影響
バランスはグリップから14インチを支点にしてヘッドが重くなればバランスが重くなり、
グリップ側が重くなればバランスが軽くなります。
状態 |
|
バランス |
目安 |
シャフトが長くなる |
→ |
重くなる |
0.5インチ長くなる場合、2〜4ポイント程度重くなる。D0→「D2〜4程度」 |
シャフトが重くなる |
→ |
重くなる |
10g程度重くなる場合、1ポイント程度重くなる。
※重心位置が同じシャフトの場合 |
グリップが重くなる |
→ |
軽くなる |
4〜5g重くなる場合、1ポイント程度軽くなる。「D0→C9程度」 |
ヘッドが重くなる |
→ |
重くなる |
1.5g重くなる場合、1ポイント程度重くなる。「D0→D1程度」 |