ABOUT
01ABOUT “FINAL”
戦いは、ついにファイナルステージへ!
舞台は阪神甲⼦園球場!
約一年前から始まったドリームカップ第2回大会。全国での予選ラウンド、熊本での全国ラウンドを経て勝ち抜いた8チームが、決戦の舞台・阪神甲子園球場に集いました。
RESULT
02RESULT
優勝を果たしたのは…《兵庫県・魚住フェニックス!!》
HEROES INTERVIEW
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- 決勝を終えた、いまのお気持ちを教えてください
- 優勝できて、率直にうれしいです。憧れの甲子園球場でプレーができることが本当にうれしいし、光栄でした。僕たちのチームは「最後まであきらめない」がモットーです。この大会のために全員で一生懸命努力してきた。その成果が実を結んだと思います。チームのみんなにはありがとうと言いたい。感謝の気持ちでいっぱいです。
- 大会の理念「ミスを怒らず励まし合う」は達成できていましたか?
- 練習の時は怒られることもありましたが、今日は監督もコーチも最後まで怒らずに見守ってくれた。点差がついたときも笑顔で応援してくれました。だからこそ、僕たちも気楽に野球ができたと思います。ドリームカップのような大会が増えて、どのチームも良い雰囲気で試合できるようになっていけばいいなと思います。
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- 決勝を終えた、今のお気持ちを教えてください
- 7点差をつけられたところから選手たちが一丸となって逆転してくれたすごい試合でした。うちのスローガン「諦めるな」を胸に、最後まで諦めずに戦ってくれた結果だと思います。ブラスバンドの演奏は本物の甲子園さながらの盛り上がり感がありましたし、チームとしても乗っていけました。甲子園という場所でプレーする経験は、一生の思い出になりますし、今後の人生にも活きてくると思いますね。
- 大会の理念や「リエントリー制」について
- 「ミスしても怒らない」というスローガンによって、選手たちがのびのびプレーできた部分は大きかったと思います。こういう場を作ってくださったミズノさんには本当に感謝です。また、「リエントリー」の制度が、多様性の時代において、選手の個性を伸ばすという意味でもとても良いと思いました。打つのが得意な子、守るのが得意な子、走るのが得意な子、それぞれにチャンスを与えてあげることができ、上級生はほぼ全員、試合に出られました。
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- 決勝を終えた、今のお気持ちを教えてください
- 1日目の試合、実は用意していた笛とマイクを使えずにいたんです。参加チームや球場全体の雰囲気に圧倒されて、邪魔してはいけないなと物怖じしてしまって…。でも、チームのみなさんの背中を押すことが恩返しになると思い、今日は全力で応援しようと決めました。先日入団された親御さんの縁で、中学校のブラスバンドも応援に来てくれ、決勝では準々決勝で戦ったBC Glänzの父兄の方々も一緒に応援してくれました。人とのつながりや温かさを感じられる時間でした。
- 大会の理念「ミスを怒らず助け合う」について
- 野球は親や監督がするのではなく、選手自身がするものです。だからこそ子供たちが伸び伸びと野球できるように、私たちは背中を押し見守るのが役割だと思います。この大会を通じて、そのことを改めて勉強させていただきました。
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決勝で闘った7チームもご紹介!
茨城県⽔⼾市野球スポーツ少年団
- 二木 亮輔 キャプテン
- 結果は負けてしまったけれど、保護者の方や吹奏楽の応援があったからここまで来られたと思うので、感謝の気持ちを伝えたいです。一試合目はみんな緊張していたと思うんですけど、最後の試合はみんな楽しみながらできました。ピンチの場面では、キャプテンとして「今まで頑張ってきたことを思い出して、最後まで全力で頑張ろう」と伝えました。中学生になっても野球を続けるつもりだし、次の代にも頑張ってもらいたいです。
- 小林 壽雄 監督
- 今大会にスタメンとして登場した6年生メンバーは、去年、チームに6年生が一人もいないなかで戦ってきたメンバーたちです。一学年上の対戦相手に力負けしないように2年間練習した結果、決勝戦まで進めました。熊本の予選大会も6年生の9人だけで参加しましたし、決勝ラウンドもこの9人で戦うつもりでした。決勝戦でピンチの場面でマウンドに声掛けに行ったときに、「2年間やってきたことが間違ってなかったからここまで来れたんだ。仲間を信じて思い切りやろうよ」とただそれだけ伝えました。野球において技術がもちろん大事ですが、 仲間を信じる気持ちが一番大事だと思っています。チームでは男女関係なく、真面目に努力する選手、何があっても諦めない選手、チームのためにがんばれる選手を中心に起用しています。怒る指導だと、今の子供たちはどうしても萎縮してしまいます。仲間を信じること、褒めて育てることの大切さを改めて感じた大会だったと思います。
- 保護者の方
- 子供たちにとっては悔しい結果となってしまいましたが、甲子園球場という大きな舞台でプレーしていた姿には本当に勇気をもらいました。ここまで私たちを連れてきてくれたことに感謝したいです。最後までチームワークを忘れずに戦い抜いたことは、彼らの自信にもなったと思います。この経験をバネに、切磋琢磨し合いながら成長を重ね、高校球児としてここへ戻ってきてほしいですね。
千葉県打瀬ベイバスターズ
- 大井 琉翔 キャプテン
- 全国優勝を目指してみんなで日々練習してきました。準決勝では打ち合いが続き接戦だったのですが、最後は負けてしまって悔しいきもちでいっぱいです。でも、チームのみんなで甲子園球場に立てて嬉しかったです。試合中、監督は怒ることなく「点差がそんなに開いてない、逆転できるよ!」とか、「まだまだ大丈夫」「いいピッチングしてるから!」と励ましの言葉をかけ続けてくれました。後輩たちには同じ機会をもう一度手に入れて、次こそ優勝してほしいです。
- 堀部 聡一 監督
- こういう大舞台では、ミスをした選手が自分を責めてしまうことがあります。だけど、彼らの人生ではこれもひとつの経験ですし、これを糧にして乗り越えて行ってほしい。失敗しても、みんなで励まし合ってまた次に繋げられたらいい。「またチャレンジしようよ」とサポートしてやるのが監督の仕事だと思っていますので、プレーのミスを怒ることはないです。良いプレーがたくさん出ましたが、それ以上に、仲間がエラーした時にみんなで声を掛け合っているのが良かったと思います。この大会を通して「励まし合う」ことの大切さを学び、失敗しても励まし合える人間になってほしいと思います。
- 保護者の方
- 悔しい。あともう一回やらせてあげたかったですね。うちの子は低学年までサッカーをしていたんです。僕も経験者だったので、やってほしいっていう親の気持ちもあって。でも3年生の頃、自分から「野球をやりたい」と言って始めることになりました。そこから野球を続けて、最後にはキャプテンを背負い、地元の強豪チームにも勝ってここまで来られた。好きなことを続けてきた結果だと思います。本当に夢を見させてもらいました。「今日は本当に良く投げた、ありがとう」って伝えたいですね。
熊本県八代ジュニアスターズ
- 田中 岳 キャプテン
- 高校生が目指す甲子園球場の舞台で、小学生の僕たちがプレーできたのがとても嬉しかった。いつもは厳しい監督ですが、今日は仏でいてくれたかな(笑)。チームの一人がプロ野球のジュニアチームメンバーに選ばれて、練習は別々でやっていたんです。「あいつは必ずレベルアップしてくる。俺たちも負けないように練習しよう。そしたら世界一位を取れるチームになるけん」と言ってみんなで頑張ってきました。悔しい結果になったけど、うちは後輩たちも強いので、次は絶対優勝してくれると思います。
- 野村 利昭 監督
- ドリームカップの「ミスを怒らず助け合う」というスローガンに共感しました。うちは打撃のチームです。練習でも8割くらいを打撃練習に費やしています。子供ってやっぱりバッティングが好きだと思うんです。守りでミスをしても「打って取り返しておいで!」とゲキを飛ばすことが試合でも多いですね。指導者なので練習では当然怒ることもあるのですが、それは気を抜いたプレーをしたとき。「君はもっとできるはず。もっと上を目指そうぜ!」って。監督歴は今年で12年目ですが、ここ数年で指導方法はかなり変えました。昔とは怒る割合と褒める割合が逆転するくらい、褒める回数を増やしました。試合では「いかに子供たちを乗せるか」が一番大事じゃないかと思っています。そしたら、思ってもない凄いプレーが出たりするわけです。褒めて、結果を出して、野球を好きになってもらう。それが理想だと思っています。
- 保護者の方
- 序盤から厳しい展開でしたが、最後まで諦めない姿勢で頑張っていました。普段はミスに目が行くと厳しい声をかけてしまいますが、今日はキャプテンとして頑張る息子にエールを送りつづけました。それが伝わって、最後の粘りに繋がったかなと思います。甲子園球場でプレーできるのは本当に贅沢なことで、とても幸せな時間でした。学童野球はひとまずお疲れ様ですが、これからも野球を続けて、いつか今日の映像が流れてくれたら…嬉しいですね。
埼玉県BC Glänz
- 葛西 勝也 キャプテン
- このチームでもっと試合がしたかったです。でも、今日ここで仲間と一緒に試合できたことが、自分にとっては最高の思い出です。ピッチャーがフォアボールを出したとき、みんなで「切り替えていこう」と声を掛け合いながら、最後までお互いを励まし合えていたと思います。ここまで来られたことを、保護者のみなさんや監督、コーチに感謝したいです。今日の僕たちのプレーが、次の代を勇気づけられていたらいいなと思います。
- 金子 淳志 監督
- 心強くなって帰ろう。いつかこの聖地に戻ってくることを夢見て。 子供たちが元気にプレーしてくれただけでも十分価値がありました。予選ではリエントリーのルールも活用できましたし、色んな子に機会を与えられました。今大会を通して特に6年生たちはグッと成長したと思います。試合中には「せっかく甲子園という夢舞台に来れたのだから、心強くなって帰ろう!」と伝え、最後までポジティブに戦うことを意識しました。彼らはこれから先が勝負なので、高校生になったらこの聖地に戻ってきて欲しいですね。私設応援団の声援も心強かったですし、ここまで来られたこと自体が本当にありがたいこと。機会をいただけたことに改めて感謝です。
- 保護者の方
- 勝負が決まった瞬間、ここまでやってきた子供たちの頑張りが思い出されて、こみ上げるものがありました。ここに連れてきてくれた息子たちを誇りに思いますし、感謝でいっぱいです。一生懸命になると、つい指導者側も熱くなってしまう瞬間があります。でも、子どもたちが最大限力を発揮して、気持ちよく野球できる環境をつくっていくのが、大人たちの役割なんじゃないかなと気づかされました。甲子園球場でプレーできる喜びをもっと多くの人に味わってほしいので、ぜひ大会は続けてください。子供だけじゃなく、親もテンションが上がりますから!
愛媛県椿ジャビッツ
- 宮内 蓮 キャプテン
- 負けてしまったのはとても悔しいです。打撃で狙い球が絞れていたら、もっと得点につなげられたんじゃないかなと思います。あとは甲子園にいざ立つとどうしても緊張してしまって、普段の僕たちが出せていなかったなと。ただプレー中のミスはしょうがないので、キャプテンとしてみんなを励ますことは最後まで心がけました。「〇〇のところまで回せ!」とか「お前なら打てるよ!」とか、勇気を出してもらいたい思いで積極的に声をかけました。
- 宗岡 幹雄 監督
- この大会に参加したことで、「甲子園って頑張れば行ける所なんだ!」という現実味が子供たちのなかに湧いたと思います。試合中は、常にポジティブな声掛けを意識しました。守備でミスが出たときも、「みんなでボールを呼ぼう!」と声を出し、全員でカバーする大切さ、ポジティブに考えることがチャンスにつながることを伝えたつもりです。緊張しながらも、積極的にチャレンジすることで成功体験ができたら、将来もっとがんばれる人間になれると思うんです。準々決勝の試合で、スローイングに悩んでお父さんとずっと一緒に練習してきた子が、見事なストライク送球でアウトにしたプレーが出て、スタンドから大歓声が起こりました。彼にとっては大きな自信になったと思います。この大会での成功体験は、子供たちの大きな財産になると思います。
- 保護者の方
- 息子には「よう頑張った、おつかれさま」と言ってやりたいですね。ピッチャーとして夢の舞台で子供が投げている姿を見て、わたしたち親も勇気をもらいましたし、感動しました。最後まで自分を見失わず、今まで練習してきたことを十分発揮してくれた。これまでの練習では、子供たちを追い込んできつい思いをさせたこともありました。今回の試合では、大会理念にあるとおり、本人たちが楽しめることが親にとっての願いでもあったので、笑顔を見られてよかったです。
大阪府金岡ベアーズ
- 山根 倫太郎 キャプテン
- 甲子園球場で試合ができてとても楽しかったです。ポジションのサードからの景色やバッターボックスからの眺めがきれいでした。はじめは緊張していたけど、試合がはじまると集中できたと思います。プレーとしては、打てなかった打席もあったので、「あの時自分が打てていたら」という悔しい気持ちもあります。最終回の攻撃では、スタンドからの応援がすごくうれしかったし、一点でも多く取りたいという思いでチームのいい雰囲気が出せたと思うので、次の機会があれば絶対勝って優勝したいと思います。
- 駒井 心乃 選手
- 負けてしまってすごく悔しい。途中から登板して、マウンドに立った時はとても緊張したけど、「絶対勝つ」という気持ちで投げました。甲子園球場でピッチャーとしてプレーできたこと、相手のホームランバッターからストライクを取れたことが嬉しかった。これからも野球を続けていきたいです。
- 福浦 次俊 監督
- 途中からリリーフ登板した駒井投手の好投が、最終回の反撃につながったと思います。また、ベンチ、スタンドも含めて、応援のチカラがとても心強かったです。応援には固さをほぐしたり、エネルギーを与えたりする効果もあるので。スタンドから応援してくれたメンバー、親御さんには本当に感謝です。大会のコンセプトは素晴らしいと思いますし、私自身もいい経験になりました。練習ではプレーやルールについて指導することはもちろんありますが、試合ではのびのびとプレーしてほしいし、少々ミスをしても怒らないほうが結果につながる気もします。この大会ではじめて「リエントリー」というルールを経験し、戦術的にも選手の個性を伸ばす上でもとても面白いと感じました。勝ち上がれなかった無念さはあるので、また来年チャレンジしたいと思います。
- 保護者の方
- どちらかと言えば、うちのチームはうるさく言う方です。普段の試合だったらガミガミ言っていたと思う。でも、試合中は選手も保護者も大会理念をしっかり守ると決めて臨みました。「怒るよりも、積極的に励ましていこう」って。相手の打線に圧倒されて、結果は負けてしまいましたが、チームにとっては最高の思い出ができました。仲間と甲子園球場でプレーできたのは一生の思い出ですから。みんな本当によく頑張ったと思います。
- 保護者の方
- 野球をやっていた僕にとって、甲子園球場は憧れの場所です。そこに自分の娘が立つ姿を見た瞬間、もう感無量でした。普段は自分の気持ちを表に出さない子なのですが、良い球場でプレーしたことが、「絶対勝ちたい」という気持ちを起こさせたんじゃないかなと思うし、それは親としてすごく嬉しいことです。今回初めて「怒らんと応援しよう」と決めて臨んだのですが、盛り上げる言葉を口に出すとやっぱり楽しいですね。とてもいい大会だと思うので、これからどんどん続けてほしいです。
岡山県岡山庭瀬シャークス
- 佐々岡 隼翔 キャプテン
- チャンスのときに打てなかったのが悔しかったです。今回の試合は5年生で挑み、キャプテンとしてチームを引っ張っていくプレッシャーもありました。でも、チーム全体のコンディションはバッチリでしたし、甲子園で実際にプレーできたのはすごく楽しかったです。試合終盤、「最後まで攻めていこう」とみんなに伝えました。「ミスを怒らず助け合う」という理念はみんなで成し遂げられたと思う。一日一日を大切にして、もっとうまくなって、次こそ優勝したいです。
- 赤木 隆則 コーチ
- 「楽しもうぜ!」というのが、今大会の私たちのテーマでした。思い切ったプレーができたなら、ミスしても後悔してほしくない。「チャレンジは大歓迎。失敗を恐れて消極的にならないように」と声をかけました。怒ることは、大人たちの感情をぶつけるだけの自己満足の部分が多いと思っていますので、のびのびプレーできるように意識しました。ピンチの場面でマウンドに行って、「このピンチをどう防げるか。思い切ってチャレンジしてごらん」と背中を押しに行きました。彼らの長い野球人生のなかで、ピンチは何度も訪れるはずですし、この大舞台での1イニングが彼らにとって大きな経験になると思ったんです。選手たちに負担をかけすぎず、のびのびと楽しみながらレベルアップすること。そういう意味では、このドリームカップは、私たちにとってとても良い機会になりました。
- 保護者の方
- 普段活躍できていない子も活躍できていました。みんなで闘って、本当にいい試合ができたと思います。この世代は、コロナで色々な制限を受けて辛い思いをしてきました。そんななか、熊本ラウンドから決勝大会にみんなで行けたのは、最高の思い出だったんじゃないかと思います。ほんとうにいい大会だし、ずっと続けてほしいなって思います。
SUPPORT
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⽀え、盛り上げてくれた⼈たち
ファイナルステージは、始球式投手やボールボーイを大会参加者の中から募集。さらに決勝戦では、白井審判や実況中継を担当してくれた『トクサンTV』のお二人など特別ゲストも登場!ドリームカップ最後の瞬間を一緒に盛り上げてくださった方々のコメントを紹介します。
始球式投⼿
- 自分の足で甲子園のマウンドに立った瞬間は感動の一言でした。いつも練習や試合で使っている球場とは雰囲気が全然違いました。投球したときに、ちょっとかかりすぎて変なところにワンバンしてしまったのが悔しかったです。本当はすごく土を持って帰りたかったんですが…我慢します(笑)。高校生になってもう一度訪れたいです。これからも野球を続けて、将来はプロ野球選手になれるように頑張ります。
ボールボーイ・ボールガール
- 甲子園球場に行ってみたい、ボールボーイだけでもやってみたいと思い応募しました。実際目にした甲子園球場はすっごい広くて圧倒されました。最初は緊張しましたが、試合が進むごとに雰囲気に慣れてきました。ファイナルステージで闘うチームはどこも強くて、同じ年なのにかっこいいなって思いました。いつか自分も選手としてここでプレーできるように頑張ります。
審判
- プロ野球と違って、奇想天外なプレーが起こるのが少年野球の面白さの一つ。一生懸命ゆえに、一人で追わないといけない打球を二人で追いかけてしまい、審判員たち全員でうまくフォローし合ってプレーを見守ることが多かったのですが、みんなが楽しくやっている雰囲気が全体的にあったので、私たち審判団も楽しくジャッジすることができました。この雰囲気はドリームカップならではの「ミスを怒らず、みんなで励まし合う」というテーマが大きいと思います。一致団結しているチームが多かったですし、父兄の方々もみんな笑顔で取り組んでいて、「野球熱」はプロ野球も少年野球も関係ないなぁと。「野球っていいな」と改めて感じることができた大会でした。これからの野球人生、楽しいことだけではないかもしれませんが、甲子園で笑顔でプレーできたことを財産にしてがんばってほしいなと思います。
ブラスバンド
- 箕面自由学園高等学校 吹奏楽部
部長 えはら ゆずは さん(ピッコロ担当) - 小学生のみなさんが頑張っている姿を間近で見て、勇気をもらいました。YOASOBIの「アイドル」はみんなで一緒に盛り上がれる曲だったので、演奏していて楽しかったです。始球式では初めてピッチングに挑戦させていただきました。緊張したのですが、うまくいってよかったです。将来は言語聴覚士になって障がいを持つ方をサポートしたいと思っているので、部活動を通じて築いた人とのつながりを、夢につなげていきたいです。
トクサンTV & DJケチャップ
- トクサン
- ドリームカップは、野球のあるべき姿を日本中に伝えていける大会 監督さんたちが楽しそうに指揮していると、子供たちも楽しそうにプレーしているように見えました。「怒らない、助け合う」というドリームカップのコンセプトをそのまま実践できているチームを見ていると、見ていても気持ちがいいですよね。決勝戦では一時7点差がついて、ワンサイドゲームになるかと思っていたら大逆転のサヨナラ勝ちですよ。ライパチが解説中に「諦めたらダメですよ!ここから大逆転するかもしれません!」とコメントしてましたが、まさに予言者になりましたね!優勝した魚住フェニックスは、監督、選手、スタンドも含めて、まったく諦める雰囲気がなかったですよね。怒られない環境だからこそ、積極的な走塁や打撃ができていたと思いますし、それが逆転劇につながったようにも思います。このミズノドリームカップから、日本中に野球の本質を改めて伝えていくそんなことが実現できると素晴らしいと思っています。来年も応援します!
- ライパチさん
- 思い出も、出場機会も、野球を好きになるチャンスが増える 甲子園は野球の聖地と言われていますが、そこで小学生からプレーできることはとても貴重ですよね。高校球児になったときにまた戻って来れるし、「ここで野球したんだぜ!」って言える。まさに、夢の入り口に立てるような大会だったと思います。そして何より、優勝した魚住フェニックスは、全員で戦っている感がすごかったですね。今大会のルール「リエントリー制度」は、得意なところで勝負させてあげられるのが素晴らしいと思います。打つのが得意な子供、走るのが得意な子供、みんなにチャンスがある。せっかく甲子園に来たのだから、なるべく多くの子供たちにプレーしてもらいたいですよね。こういうルールは、もっと全国的にも広がったらいいなと思います。あと、野球をはじめたての子供たちの試合「エキシビジョンマッチ」もとても見応えがありました。野球の楽しさを改めて感じることができたので、来年以降はエキシビジョンマッチももっと増やしてほしいなと思います。
- DJ ケチャップさん
- 甲子園球場。我々、野球関係のお仕事を長年務めさせていただいている身であっても、甲子園球場でのお仕事はいつもスペシャルな感情が湧きあがってくる。誰しもが憧れる野球の聖地甲子園球場で開催されたミズノドリームカップは、これからの野球の未来を継承していく子ども達が、野球の楽しさを全身で表現してくれた。その姿がどれほどまでに美しく、羨ましかったか。子ども達が全身で野球を楽しむ姿に目頭が熱くなり、鳥肌が止まらなかった。今後このミズノドリームカップで野球の楽しさを身体に染み込ませた子ども達が成長し、聖地甲子園に再び帰ってきて、笑顔いっぱいのプレーで、次世代へと憧れが継承されていくことを、ワクワクしながら待ちたい。
ポジティブベースボールクラブ
- 猪俣 晧士郎 キャプテン
- 甲子園球場はとても大きく、迫力があってすごかったです。グラウンドはやわらかくて、いつもと違う感覚でした。福留(孝介)さんと一緒にプレーできたのも嬉しかったです。最初はとても緊張していたけど、最後はヘッドスライディングもできたし、とてもいい経験ができました。プレー中はずっと監督が声をかけてくれたので励みになりました。これからも練習を頑張って、将来はプロ野球でキャッチャーとして活躍したいです。
- 齋藤 宗章監督
- 甲子園球場でのプレーはあっという間で、信じられないほど楽しかったです。子どもたちがいつもどおり野球をしていたのは誇らしかったですね。大会の理念はうちのチームの掲げるものと同じ。僕たち指導者はもちろん、メンバー同士による怒声や罵声は厳禁というルールでやっています。立ち上げ2年目でこの場所に来られたのはすごく嬉しかったです。来年はエキシビションではなく、実力で来られるように…!1回戦、2回戦と楽しくやらせてもらえればなと思います。
- 保護者の方
- 野球を始めた頃は、ちゃんとボールを投げることすらできなかったのですが、一生懸命に練習を続けて、日に日に上手くなっていく姿を見てきました。今日はその成果が垣間見えましたし、勝ち負けに関係なく楽しめていたと思います。本来であれば、高校野球でしか来ることができない場所に、まさかこんなにも早く連れてきてもらえるとは…。子どもたちにありがとうって伝えたいです。選手のいいところをどんどん伸ばして、一人ひとりの個性を生かせるチームが増えていけばいいなと思います。
T&Sドリームキッズ
- 山本 健誠 キャプテン
- 甲子園でプレーできると聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。前日から緊張するかな…と思ったけど、しっかり寝られました!グラウンドは思っていた以上に広くて、土はとてもフカフカでした。相手チームはいいプレーをする選手が多くて、チームのみんなも試合を楽しむことできたと思います。これからはもっと打球を飛ばせるように、頑張って練習を続けたいです。
- 隠岐 淳一 監督
- 地元の予選から今回のエキシビションマッチまで、とても刺激的な一年を味わえました。スタンドから観客として球場を眺めることは多いのですが、まさか監督としてベンチに立てるとは…。ここで子どもたちとプレーできたのは、一生の思い出であり監督としての誇りでもあります。ミスを叱ったり、指導を押し付けたりすることはせず、「野球はとにかく楽しくやる」ことが僕たちのチームのコンセプトです。同じ理念を持つこの大会に参加できたことに感謝したいですね。
- 保護者の方
- 甲子園は特別な場所なので、今回の機会をいただけたことを親子で嬉しく思っています。本人も緊張していたと思うんですが、楽しそうにやっているなと感じました。うちの子が野球を6年も続けられたのは、先生たちが楽しく丁寧に教えて下さったからだと思います。小学校卒業前に、この大会に参加できたことに心から感謝です。高校生になって、またここに戻ってきてほしいですね。