軟式野球バット「ビヨンドマックス」の裏側にせまる。

野球経験者の多くは、軟式野球バット「ビヨンドマックス」をご存知ではないでしょうか?
2002年の発売から愛され続け、まだまだ進化し続ける「ビヨンドマックス」。その裏側に今回せまりたいと思います。

ビヨンドマックスという商品をご存知ない方のために、ご紹介。
ビヨンドマックスは、業界初の打球部の柔らかい軟式野球用バットです。この商品が軟式野球の常識を変えました。累積販売数は、2015年で700,000本を越えたミズノの大ヒットの商品です。2002年以降、進化し続けるビヨンドマックスの歴史は、語れば長くなるので、ぜひこちらのサイトをご覧ください。
軟式野球の常識を変えたビヨンドマックス。どんな秘密が隠されているのでしょうか?

ミズノ軟式野球バットのビヨンドマックスの歴史

ビヨンドマックスは、簡単にいうと「飛距離が伸びるバット」です。打球部に柔らかい高反発素材を使用しています。打球部を手で押すと数ミリ程度凹みます。この打球部でゴム素材の軟式ボールを打つと、柔らかいもの同士がぶつかることによりボールの変形も少なくなり、ボールが復元するためのエネルギーが不要になります。インパクトの力を効率的にボールを飛ばす力に使えるので、飛距離が伸びるという原理になっています。では、どれだけ飛距離が伸びているのか見てみましょう。

ミズノ軟式野球バットのビヨンドマックス反発性能の比較グラフ

このグラフをみると一目瞭然。去年デビューしたビヨンドマックスギガキングは、金属バットと比べると約120%以上反発性能がアップしていることがわかります。

こちらが、実際の実験映像です。この映像をみるだけで、ビヨンドマックスが金属バットより飛距離が伸びることがわかりますね。

  • ビヨンドマックス

  • 金属バット

この飛距離が伸びるビヨンドマックスシリーズ。その構造はどうなっているのでしょうか?
ビヨンドマックスは、打球部と芯材でできています。打球部は、反発力のある柔らかい素材。この素材を使用して、軟式ボール特融の変形を抑えて飛距離を伸ばします。芯材は、耐久性を高める設計にしています。

ミズノ軟式野球バットのビヨンドマックスの構造紹介

打球部・芯材ともに、2002年から新モデルが出るたびに毎回進化し続けています。ちなみに前モデルのメガキングより昨年発売したギガキングは、打球部にボールを柔らかく受けとめる弾性力と、しっかり弾き返す復元力を両立させた新素材を使用するなど進化しています。もちろん、打球部・芯材ともに重く、硬く(変形しにくく)なる新軟式ボールに対応したインパクト時のボールの変形によるエネルギーロスを抑える設計になっています。

またビヨンドマックスシリーズは、シーズンごとに限定デザインを発売しています。最新のモデルをご紹介します。

ミズノ軟式野球バットのビヨンドマックス

最新のモデル