ゴルフクラブの握り方【ゴルフ基礎編】
今回はゴルフクラブの握り方を紹介します。実は握り方ひとつでスコアにも響くほど重要なポイントです。ぜひこの機会に自分のグリップの握り方を確認してみましょう。※右利きの人向けに説明します。
１.ゴルフグリップの握り方の基本の形とは
まずゴルフクラブを握ってみる。意外とヘッドから伸びるシャフトが長いので、バランスを保つための握り方が必要なことがわかります。一番のポイントは、左手の中指から小指の3本できちんと握ることです。
グリップの位置は、以下の〇の画像のように置き、小指、薬指、中指の順に巻き付けるように握りましょう。逆に、×の画像のように左手の指の付け根にそってグリップを置くと、わしづかみになり、グリップにしまりがなくなるので注意しましょう。
握り方にはいくつか種類があるますが、まずは基本の形を紹介します。
一つ目、オーバーラッピンググリップです。左手の人さし指と中指の間に右手の小指を乗せる方法で、両手でクラブを包み込むような握り方です。
オーバーラッピンググリップ
続いて、インターロッキンググリップです。左手の人さし指と中指の間に右手の小指を絡める握り方です。
オーバーラッピンググリップよりも両手の一体感が強く、方向性に優れている握り方です。また、手が小さい人や女性にもおすすめの握り方です。
インターロッキンググリップ
また握る位置はメーカーのロゴの位置が中心となるので、そこに親指と人さし指がV字になるように添えて、握ってみましょう。グリップの先が1センチくらい余るところで握るとよいでしょう。ミズノの場合は、ロゴの付いている真裏あたりに、バックラインといって、3本指（最初に説明した中指から小指）の握る場所に目印のように少し角をつけて握りやすくなっていますので、確認してみましょう。（すべてのクラブではありません）
メーカーのロゴを目印にV字に握ってみよう
2．グリップも消耗品、常にチェックは必要
皆さんはゴルフクラブそのものを買い替えることはあっても、グリップを交換したことはありますか？たくさん練習をしたり、ラウンドする人は1年に1回くらい交換した方がよいといわれています。
グリップは消耗品です。その名の通り、グリップ力がなくなるとスコアにすぐ響きます。少し光ってきたら（テカリがでてきたら）交換の目安です。まずはゴルフショップでチェックしてもらい、自分に合ったグリップに交換してもらいましょう。
ゴルフプライドM31ラバーグリップ（ミズノオリジナル）
品番：43ME88000
3．手袋選びも重要なポイント
手袋は、握力の補助とグリップがすべらなくするという効果があります。手袋を選ぶポイントとして一番大事なことは、「大きすぎないこと」。スポッと入ってしまうような手袋では効果が得られません。5本の指がきちんと隙間なく入り、逆に、少し小さいかな、と思うくらいのものがちょうどよい大きさになります。すき間があると、せっかくグリップをしっかり握るために使う手袋の意味がなくなってしまいます。
また女性や握力の弱い方などは両手の手袋がおすすめです。ミズノの手袋では、細かくパーツを分けることで、滑り止めを効果的に使っているものもあるので、ぜひ店頭でチェックしてみてください。
両手にすることで、インターロッキングで握った際、左手の人さし指にも滑り止めがついているという優れもの
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