

創立100周年の節目に体操着を一新、
「育てる学び舎」としてさらなる発展へ。
創立100周年の節目に体操着を一新、
「育てる学び舎」として
さらなる発展へ。
「ベストをいけ!」体育の授業でバレーボールに取り組む生徒たちが、元気な掛け声とともにスパイクを打ち込んでいく。北海学園札幌高等学校(以下、北海学園札幌高校)は「21世紀社会のリーダーとなり得る国際感覚を備えた人材育成」を学校目標に掲げ、2020年に創立100周年を迎えた伝統校。節目となったこの年、生徒たちの才能や可能性を伸ばす「育てる学び舎」としてのさらなる発展をめざし、体操着のフルモデルチェンジを行った。ミズノの体操着採用の経緯について、体育主任兼スキー部顧問を務める能代谷兼大先生にお話を伺った。メーカー選定にあたっては、体育科の教員が集まってデザインや機能面について協議を重ねたとのこと。採用の決め手となったポイントは「派手すぎず、地味すぎず、色が主張しすぎない上質感のあるデザインが、質実剛健を掲げる当校の雰囲気に合っていた」。北海学園札幌高校で採用されたのは、総合スポーツメーカーであるミズノのDNAが色濃く反映されたMCラインだ。MCラインは、競技マインドを持つユーザー層向けに開発され、スポーツの最前線で培ったミズノのテクノロジーが凝縮されたモデル。「体操着として必要な吸汗・速乾性や消臭性に優れているだけでなく、デザインも非常に洗練されている。これを着ることで生徒たちのモチベーションを上げてくれる」と能代谷先生も今回のモデルチェンジに手応えを感じている。

先進テクノロジーと高いデザイン性を融合した
MCラインが生徒たちの躍動を支える。
先進テクノロジーと
高いデザイン性を融合した
MCラインが生徒たちの躍動を支える。
「生徒たちも思いっきり体を動かすことができ、とても満足していると思う」。これまで学校指定のTシャツがなかったこともあり教職員にも好評とのこと。「誰からも『イイね!』と言ってもらえる」と能代谷先生は喜びの表情を見せる。体操着のデザインにはアクセントカラーとして学年色を配し、体育の授業中で出会った2年生は落ち着きのある発色の赤が印象的だった。ウォームアップ、Tシャツ、シューズのランバードマークが学年色の赤で統一され、北海道の大地と雪の結晶を表現した校章がそこに個性を加えている。「ウォームアップは脱ぎ着しやすく、Tシャツもさらっとした肌あたりで気持ちがいい」と女子生徒にも好評だ。女子バレーボール部のキャプテンも務める彼女は「女子バレーボール部は、みんな明るく元気。チームで支え合って公式戦ベスト16をめざしたい」と意気込みを語る。北海学園札幌高校は、部活動を教育活動の中核として位置づけ、部活動を通じて自主的・自発的に行動できる生徒の育成をめざしている。全国レベルで活躍する部活動も多数あり、施設や設備面の整備にも力を入れる。特に、土俵(相撲部)、ボクシングリング(ボクシング部)、ゴルフ練習場(ゴルフ部)については、道内でこれらの設備を有する高校はまれだ。また2021年10月には人工芝グラウンドが完成。授業や部活動で使用され、生徒がのびのびと運動やスポーツに取り組める環境を整えている。

気温や環境に左右されず、
安定したパフォーマンスを発揮できるウエアを。
気温や環境に左右されず、
安定したパフォーマンスを
発揮できるウエアを。
能代谷先生はスキー部の顧問も務める。スキー部の部員は現在10名。うち8名がアルペンスキー競技、2名がスノーボード競技に取り組んでいる。全国大会での優勝経験もあり、日本代表選手も輩出している歴史ある部だ。スキー部では従来よりミズノの「N-XT(エヌエックスティー)」モデルを使用している。デザインは継続しながらも、シーズンごとにカラーを変更するなどマイナーチェンジを図っている。「長年にわたりミズノを使っているので安心感がある。袖に腕を通すと『頑張るぞ!』という気持ちになる」。札幌の夏は道内でも比較的暑いため、吸汗・速乾性や通気性の良さは絶対条件。また、スキー部はシーズンを通して遠征する機会も多く、遠征先の気温に柔軟に対応することが求められる。夏場のウエイトトレーニングから冬場の雪上合宿まで、季節に合わせてジャージやウインドブレーカーなど多様なアイテムが必要になる。「ミズノはアイテムが豊富なので、部員たちのパフォーマンスが気温や環境に影響されることなく常にベストなコンディションをサポートしてくれる」。スキー部にとってミズノのウエアはなくてはならない存在だ。伝統のスキー部を牽引する伊藤キャプテンにも話を聞いた。「トレーニングは厳しいが、ミズノのウエアは非常に着心地がよく、通気性も良いので夏場でも快適に練習に打ち込める」。

やらされるのではなく、自分たちでやる。
その先にある勝つよろこびを伝えたい。
やらされるのではなく、
自分たちでやる。
その先にある勝つよろこびを伝えたい。
過酷なトレーニングの最中でも、部員たちの表情はじつに楽しそうだ。「一人ひとりが不安なく取り組めるよう、みんなで助け合いながら課題を克服し、大会までに理想的なチームの状態に近づけたい」と伊藤キャプテンは語る。夏場は主にトレーニングルームで高負荷なフリーウエイトやバランスボールを使った体幹トレーニングなどを行う。トレーニングルームにはミズノのトレーニング器具が導入され、夏場は主にスキー部がこの場所で汗を流す。また校内の人工芝フィールドも活用し、多様なトレーニングを行っている。能代谷先生は、今年4月に就任した吉田監督と二人三脚で部員の指導にあたる。平日はトレーナーの考えるメニュー、土曜日は部員たちが自ら考えたメニューに取り組む。やらされるトレーニングではなく、やりたいトレーニングが大切と考え、練習メニューには部員たちの意見を積極的に取り入れている。「体育の授業では生徒たちに“できるよろこび”を伝えたい」。一方で、スキー部の部員たちに対しては「一生懸命取り組み、勝つよろこびを味わってほしい」と勝負にこだわる姿勢も大切にする。「これまで積み重ねてきた伝統を受け継ぎながら、吉田監督と力を合わせてその記録を超えていく」。能代谷先生の眼差しは、まるで険しい雪山を制するかのように、自らの道をたくましく切り拓いていく部員たちの姿を見つめる。

体を動かす楽しさを生徒たちに感じてもらいたい。
生徒たちに感じてもらいたい。
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ミズノのウエアに対する評価は?
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先生の教育におけるお考えは?
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ミズノのブランドイメージは?
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スキー部が大切にしていることは?
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