![CASE 02 メインビジュアル](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_01_pc.jpg)
![CASE 02 イメージ1](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_02_pc.jpg)
120周年を機にブランドイメージを一新。
新生・桐生第一が飛躍する。
120周年を機に
ブランドイメージを一新。
新生・桐生第一が飛躍する。
学校法人桐丘学園桐生第一高等学校(以下、桐生第一高校)は1901年(明治34年)に創立し、2021年に120周年を迎えた伝統校。 桐生第一高校ではこの大きな節目の年に、学校のブランドイメージを生まれ変わらせる新たな取り組みや部活動の立ち上げなどを推進するプロジェクトが発足した。そのプロジェクトの一貫として、それまで長年使用されていた体操着もフルモデルチェンジを図り、新たにミズノのユニフォームが採用された。ミズノ採用の経緯についてプロジェクトの推進にあたった広報課長、齋藤康次先生にお話を伺った。今回、複数メーカーによる提案の中から比較検討を行い、最終的に桐生第一高校が採用したのがミズノのデザインプリントオーダーだ。独自のプリント技術による鮮やかな発色が特徴で、豊富なアイテムやカラー、素材など学校のニーズに合わせた多様なカスタマイズが可能だ。「既存のサンプルでの提案が多かった他社メーカーと違い、学校の個性や特色を打ち出せる他にはないデザインを作れることが本校のブランディングにおける狙いと合致した。」と齋藤先生。また従来使用されていた体操着は機能性の面でも課題があり、生徒や教職員の不満の声も多かったことから、総合スポーツメーカーであるミズノの優れた機能性や耐久性が大きな決め手となったようだ。
![CASE 02 イメージ2](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_03_pc.jpg)
進取の精神を感じさせる斬新なフーディスタイルを、
全国の体操着として初採用。
進取の精神を感じさせる
斬新なフーディスタイルを、
全国の体操着として初採用。
「新しいものを積極的に取り入れて前へと進む本校の姿勢を打ち出したい。」齋藤先生のその熱い思いとマッチしたのが斬新なフーディスタイル。学校の体操着としては全国初となる試みだ。スクールカラーもそれまで統一されたイメージがなかったが、今回桐生第一高校のメインカラーである爽やかなスカイブルーをベースに、機能性とファッション性を兼ね備えるデザインに仕上がった。「サンプルを何度も試作いただき、教職員の間で協議を重ねながら納得できるものが完成した。」とくにこだわったのがフーディの左腕側にプリントされた学校名「KIRYU DAIICHI」の文字。位置や大きさなど微調整を繰り返したポイントだ。また左胸とふくらはぎ部分には学年色で生徒のネーム刺繍を入れ、前後から学年色を視認できるよう配慮している。素材は優れた吸汗速乾性があり、肌感触や着心地の良さも追求した。「入学手続きの際には保護者から『カッコイイね』と驚きの声をいただき、学内外での評判も非常にいい。」齋藤先生は喜びの表情を見せる。体操着の着用感について、体育の授業中であった女子生徒の声も聞いた。毎週ダンススクールに通いレッスンに励む彼女も「デザインがカワイイし、着心地も抜群。フード付きなので便利です。」と大絶賛。下校してから自宅で着ることも多いようだ。今回、生徒用だけでなく、配色を逆にした教職員用のフーディも製作。「みんなとても気に入っていて、通勤時に着用している教職員もいます。」スカイブルーはすでに新生・桐生第一高校の新しい顔として定着している。
![CASE 02 イメージ3](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_04_pc.jpg)
体育やスポーツを通じて人間性を高め、
社会で活躍できる人に成長してほしい。
体育やスポーツを通じて
人間性を高め、社会で活躍できる
人に成長してほしい。
「本学の特長のひとつに『選べる』というポイントがあります。大人の価値観だけで判断するのではなく、生徒がやりたいことを自由に選べるようにしたい。」桐生第一高校は生徒の個性や多様性を尊重し、一人ひとりが楽しく深く学べるよう多彩な12コースの教育を展開している。また制服においてもTPOに合わせて自由に組み合わせができるよう、ニットやベスト、ポロシャツは3タイプのデザインを用意。さらに社会の変化に対応し、女子生徒はスカートかスラックスを選択することができる。体操着においても同様の考え方だ。フーディ、パンツ以外にも、ハーフパンツ、Tシャツ2色、ロングTシャツを採用し、季節や用途に合わせた組み合わせが可能に。生徒は運動やスポーツ、学校生活を自分らしいスタイルで楽しむことができる。“社会に出て役立つ人間の育成”という建学の精神に基づき、多くの優れた人材を社会に輩出してきた桐生第一高校。「体育は体力や運動能力の発達だけでなく、人間関係を学ぶためにとても大事です。周囲とうまくコミュニケーションをとるためにどうするかを考える。それは、社会に出てからも役に立つ力です。」生徒の健やかな成長を支えるために、ミズノの体操着はこれからも重要な役割を担っていく。齋藤先生の厳しくも温かい眼差しの奥には、スカイブルーの大空へ羽ばたく生徒たちの姿が映っているにちがいない。
![INTERVIEW with TEACHER](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_05_pc.jpg)
スカイブルーの大空へ羽ばたくことを期待しています。
-
-
ミズノの体操着採用の決め手は?
-
-
-
学内外でのデザインの評価は?
-
-
-
先生の教育におけるお考えは?
-
-
-
120周年の新たな取り組みは?
-
![齋藤 康次先生](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_07_pc.jpg)
![](https://jpn.mizuno.com/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_08_sp_0.jpg)
![区切り](/sites/default/files/2022-04/cs_mss_case_study_20220428_img.jpg)
![](/sites/default/files/2022-08/cs_mss_casestudy_case02_20220831_img_18_pc.jpg)
明治34年桐生裁縫専門女学館として創立以来、「社会に出て役立つ人間の育成」という建学の精神に基づき、幾多の有為の人材を世に輩出。2021年に創立120周年を迎えた。教育方針「実学実践」に基づいた学びを通して、生徒が学ぶ楽しさや将来の仕事の楽しさを知り、成長を遂げていくための多彩な12のコースを設置。国公立、難関私立大学をめざす「特別進学コース」、専門的な技術の習得や専門性の高い分野への進学をめざす「総合コース」、硬式野球部や陸上競技部といった強化指定クラブ7競技で構成される「進学スポーツコース」などがあり、一人ひとりの個性や能力を育み、生徒それぞれの自己実現の達成と社会への寄与をめざしている。