知ってる?色々なスポーツのルール・トリビア ~ホッケー編~
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4年に一度、開催されるスポーツの祭典。中には、普段はあまりなじみがなくても、大会を通じて、注目度を高める競技もあります。そこで、皆さんにもっとたくさんのスポーツの魅力を伝えたいということで、いろいろなスポーツのあまり知られていないトリビアを紹介していきます! 今回は、氷の上で行われるアイスホッケーではなく、主に人工芝で行われる「ホッケー」についてです!
■ホッケーとは?
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1チーム11人(ゴールキーパー1人とフィールドプレーヤー10人)の2チームで得点を競います。
男女とも、競技フィールドは横が55m、縦が91.4mの長方形で、サッカーコートよりもひとまわり小さいサイズです。ゴール前に「サークル」と呼ばれるシューティングゾーンがあり、その中からシュートされたボールが入れば得点となります。試合時間は各15分の4クオーター制 (計60分) で実施されます。選手の交代が何度でも自由にできるので、そのタイミングが重要です。オフサイドがないため、得点が動きやすく、パスのボールスピードも早いため、スピーディーな試合展開がホッケーの魅力です。
■スティックはいくらくらいするの?
ジュニア用が1万円くらいからあり、一般的には平均で2万円前後です。トップ選手が使用するものは5~6万円くらいになります。買い替える頻度は選手によりますが、人工芝でプレーすれば、1年に1回くらいです。グランド状況によってはスティックも削れやすくなるため、その分消耗も早くなります。スティックの大きさは約90cmです。天然芝でのホッケーは木製のものが使用されていましたが、現在はカーボン製のモデルが主流です。
■どんなボールを使ってるの?
ボールはプラスティック製、大きさは野球の硬球ほどで、硬さは硬球よりも硬いです。
(ボール:円周が224mm以上235mm以下、重さが156g以上163g以下)
トップ選手がシュートしたときのボールスピードは時速150km以上にもなります。
■アイスホッケーのように、防具などはするの?
フィールドプレーヤーはレガース(すねあて)を着用します。
ゴールキーパーは強いシュートを防ぐため、ヘルメット、レガード、プロテクター、肘パッドなどの防具を着用し身体を守ります。
■どんなシューズを履いてるの?
基本的に選手はホッケー専用のシューズを履いています。中には、サッカーのトレーニングシューズを履いている選手もいます。
■最後に
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ホッケー男子日本代表「サムライジャパン」のストライカー、田中健太選手にもお話を聞きました!
「ホッケーの魅力は、スピーディーな試合展開です。シュートの迫力はすごいですし、意外とルールもわかりやすいので、観ていて楽しんでいただけると思います!
2020年は、男子日本代表チームは48年ぶりの出場となります。2020年に向けて、メンバーに選ばれるようにがんばります!」
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今回の取材は、ホッケー男子日本代表チームマネージャーの山堀貴彦さんにご協力いただきました。 ミズノは日本ホッケー協会のオフィシャルサプライヤーです。これからもホッケー男子日本代表の「サムライジャパン」、女子日本代表「さくらジャパン」をサポートしていきます。