アナリスト業務経験者だから作れた、スタッフ向けバックパックを紹介!(前編)

野球界にもデータ化の流れがきています。ただがむしゃらに練習をするのではなく、さまざまなデータを活用し、戦略的にプレーをする時代になりました。プロ野球選手がピッチング練習のとき、1球ごとにタブレットを確認している様子を目にしたことがある人も多いのでは?その横には大体アナリストと呼ばれる分析スタッフがいます。

最近では高校の野球部にもデータ班が存在し、自チームや相手チームの分析を進めています。アナリストたちは、タブレットやたくさんの情報が詰まった資料をいつも持ち歩き、必要なときにすぐに出せる準備をしているのです。

そんな荷物の多いアナリストの皆さんのサポートになるバックパックを2024年6月に発売します。今回のミズノマガジンでは野球バッグ企画担当の篠原にインタビュー。機能紹介はもちろんのこと、強すぎるこだわりもご紹介します!

バッグ企画担当の篠原

バッグ企画担当の篠原

実は、篠原は学生時代に研究活動の一環としてアナリスト業務の経験があり、プロ野球チームのキャンプにも帯同していた経歴の持ち主です。
商品を企画する上で大切にしているのは、「時代の変化を捉えること」、「現場の意見を聞くこと」、そして「自分にしかできない商品を作ること」。数年前はなかったのに今あるものを考えたとき、データ化やアナリストの存在が思い浮かびました。自身がアナリスト業務を経験したことも相まって、今回の商品を企画検討し始めました。誰でもできるものではなく、“篠原だから”作れたもの。今回のバックパックは、まさにアナリストの経験がある”篠原だから”実現できた商品です。
現役アナリストにヒアリングも行いながら、ミズノのバッグ企画チームのさまざまなノウハウを掛け合わせて完成しました!

MPマルチバックパック

MPマルチバックパック

まずはデザインから見ていきましょう。デザインと一言でいっても侮るなかれ。ふんだんに詰まったこだわりをご紹介します!

全体のデザイン

とてもシンプルです。野球のミズノプロといえば、黒×金のイメージをお持ちかもしれませんが、こちらはロゴも黒×黒です。というのも、移動の際はジャージではなく、スーツを着る人も多いことを考慮して、あえてシンプルに!

サイドのデザイン

サイドには、六角形が不規則に集まり、その中に何やら意味ありげな数字が書かれている…。これこそが篠原のこだわりが詰まったデザインです。

アナリストが分析するであろう選手たちのスタッツ(成績を数値化したもの)を、ヘキサゴン(六角形)で。そして、同じプレーは二度とない、という野球をはじめとしたチームスポーツの非再現性を、そのヘキサゴンを不規則に集めることで表現しています。
そして数字は…、何の数字か分かる人はいますか?野球オタクならピンと来るかも!?実は、主要なNPB歴代シーズン最多記録です!日本の野球界で最高の数字、それに向かって日々頑張る選手たちをデータでサポートするスタッフのためのバッグであることを表現しました。
それぞれの数字が誰の何の記録を指しているのか、気になる人は調べてみてくださいね。篠原に聞くと、とびっきりの笑顔で語りだしてくれます。(笑)

背面のデザイン

誰にも見えないかもしれない背面のデザイン。実は野球のグラウンドになっています。このデザインは今までの野球用バックパックには搭載しているものもあるので、お手持ちのものがどうか?一度見てみてください♪遊び心ですね。

ファスナーにもこだわり

ファスナーは全てフック状になっており、指を引っ掛けてすぐに開けられます。選手からの急な要望にも、モタモタすることなく必要なものを必要なときに取り出せるのです!

上部にはフックも

フェンスなどにバックパックを掛けられるように、フック付きです。大きい荷物はどこかに引っ掛けて、ボディバッグだけで動きたいときや、選手のアップのお手伝いをするときなどにも使えそうです。

さて、ここからは本題の収納力を見ていきたいところなのですが…、長くなってしまうので今回は一旦ここまでです。そんなに長くなるほどたくさん機能があるのか?!ふふふ。後編に乞うご期待!!