ランニング初心者、マラソンランナーは必見! “ヒールストライク走法”とは?
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全3回シリーズで、「フォアフット(前足部)」、「ミッドフット(中足部)」、「ヒールストライク(かかと部)」、3つの走り方それぞれの特長について紹介!
前回はTVドラマでも話題の「ミッドフット走法」を取り上げました。第2回目となる今回は、“ヒールストライク走法”について紹介します!
■ヒールストライク走法とは?
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ヒール(かかと部分)から着地をする走り方のことを指します。日本のランナーで一番多いのが、このヒールストライクと言われています。
ヒールストライク走法の特長は、接地した後、地面からの反発力を利用しながら、前への推進力を得て走ることができるところです。
ただ、ヒールストライク走法はシューズの機能に頼りすぎた走りになってしまいがちです。衝撃吸収や前方への推進力をシューズが助けてくれるので、身体への負担が少ない分、走るための筋力を鍛える効果は低いと言われています。
マラソンでの自己記録更新やトレーニングが目的の方は、長い距離をゆっくり走るロングジョグや高い強度のトレーニングを行ったあとのリカバリーのときにオススメです。
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ミズノランニングのラインナップでは、「WAVE RIDER 26」がヒールストライク走法に適したシューズです。フルマラソン完走を目標に掲げているランナーには、特にオススメです!
■ちなみに
以前、『“ドロップ”の違いを見極めて、ランニングシューズを選ぼう!』という記事でも紹介したように、ドロップ(=つま先とかかとのソールの厚さの差)が高い、低いによってそれぞれの走り方に適したシューズは違います。
さあいよいよ、マラソンシーズン突入です。トレーニング効果を意識した練習をして、自己ベスト更新に向けてしっかり準備していきましょう!