TVドラマでも注目の走り方、マラソンやランニングの“ミッドフット走法”とは?
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最近、TVドラマでも話題の“ミッドフット走法”。
ミッドフット走法とは、足の接地に注目した走り方のひとつで、ミッドフット(中足部)から足の裏全体で着地をする走り方のことを指します。一般的に接地の方法は、「フォアフット(前足部)」、「ミッドフット(中足部)」、「ヒールストライク(かかと部)」の3つに分類されると言われています。しかし、どの方法が自分にあっているのかは、ランナーそれぞれの目標や走る目的によって変わります。
そこで、全3回シリーズで、3つの走り方それぞれの特長について紹介します!
第1回目は、「ミッドフット走法」についてです!
■ミッドフット走法とは?
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ミッドフット(中足部)から足の裏全体で着地をする走り方のことを指します。
ミッドフット走法の特長としては、
①足の裏全体での衝撃吸収やひざの使い方により身体への負担が軽減されること
②体幹が安定し、身体全体を使った走りがしやすくなること
③ランニング中の上下動が少なくなるので、エネルギーロスを少なくすることができること
などがあげられます。
つまり、身体全体で衝撃を吸収し、身体全体で推進するため、スピードを出すことはもちろん、トレーニング効果が高まります。
ミッドフット走法を習得できると、最終的に他の走り方(ヒールストライク走法)と比べ、身体、筋肉への負担を減らすことができるので、ランニング上級者やサブ3を目指すスピードランナーには特に身に付けてほしい走り方です!
また、トレーニングに取り入れることで、身体機能の向上や、ランニングフォームの改善などの効果を得ることができると言われています。
ただ、ミッドフット走法の習得度合いによって、身体全体を使った走りで必要となる筋肉への負担は変わってきます。よって、ランニング初心者の方ほど、ミッドフット着地の正しいフォームを習得することが重要です。いきなり長い距離をミッドフット着地で走ることはせず、まずは短い距離から取り入れていきましょう!

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ちなみに、ミッドフット走法を身につけるためのトレーニング用シューズには、「WAVE SHADOW」がオススメです!