ダウンジャケットは自宅で洗える? 自分で洗う時の手順を紹介

ダウンジャケットは自宅で洗える? 自分で洗う時の手順を紹介

冬場に寒さ対策で活躍するダウンジャケット。汚れたときに、どのようにケアしたらいいのか迷ってしまいますよね。クリーニングはコストがかかるし、家で手軽に洗えないかな…と考えている人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、洗えるダウンジャケットの見分け方や洗濯方法、洗濯時の注意点などを詳しく解説。洗える防寒ウエアとしてミズノが販売している「テックフィル」も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

ダウンジャケットが洗濯できるかどうかは、タグに記載されている洗濯表示を確認して見分けます。

①洗濯機で洗える表示

桶に数字が書かれた表示になっていると、洗濯機で洗えます。

  • 洗濯機で洗える表示マーク
  • 洗濯機で洗える表示マーク
  • 洗濯機で洗える表示マーク

桶の中の数字は液温の上限を、桶の下に引かれた線は水流の強さを表します。下線がなければ通常の洗濯が可能ですが、1本線なら弱い水流、2本線なら非常に弱い水流に設定しなければなりません。。

②手洗いでの洗濯ができる表示

桶の中に手を入れる表示があると洗濯機は使えませんが、手洗いが可能です。

  • 手洗いでの洗濯ができる表示マーク

手洗いでは、液温の上限は40℃とされている点に注意しましょう。

③家庭での洗濯ができない表示

桶にバツ印がついた表示になっているダウンジャケットは、水洗いできません。

  • 家庭での洗濯ができない表示マーク

はじめからドライクリーニングに出しましょう。

洗濯機から洗濯物を出す女性の写真

ここでは洗濯機洗いができるダウンジャケットを、実際に洗うときの手順を紹介します。

Step 1. ダウンジャケットに破れや傷がないかを確認する

ダウンジャケットに破れや傷があると、洗濯の衝撃で破れが広がり、ダウンが飛び出てしまう可能性があります。

Step 2. とくに汚れている部分は予洗いする

洗濯機で洗う場合でも、とくに汚れが目立つ部分は先に予洗いをしておきましょう。水を含ませたスポンジに洗剤の原液をつけ、汚れている箇所をたたき洗いします。ひどく汚れている部分には、洗剤を直接塗布しておくとよいでしょう。

なお洗剤は、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を選ぶのがおすすめです。

Step 3. 洗濯ネットに入れる

ダウンジャケットは、型崩れを防ぐために洗濯ネットに入れて洗います。ネットは小さめを選んだほうが、ダウンジャケットが浮きにくくなります。

Step 4. 洗濯表示に合わせた強さのコースで洗う

洗濯機に規定量の洗剤を入れ、洗濯表示に合わせた強さのコースにセットして洗います。洗濯機によって表示は異なりますが「ドライコース」「おしゃれ着洗いコース」「手洗いコース」などが、比較的水流が弱くダウンジャケットに適しています。

ダウンジャケット内の羽毛が片寄ってしまわないよう、脱水は1分以内におさめるのがポイントです。

Step 5. 部屋干しや陰干しをする

脱水が終わったら、シワ防止のためすぐに洗濯機から出して干しましょう。ダウンが片寄らないよう形を整えて太めのハンガーに干し、室内や日陰に干します。

7割ほど乾いた時点で、手のひらで軽くたたいたり揉んだりすると、ダウンの片寄りを防ぎやすくなります。

続いて手洗い表示がされているダウンジャケットを洗う手順を紹介します。

Step 1. ・洗濯槽・湯船などに水を入れる

ダウンの大きさにあった洗濯桶に、洗濯表示に記載されているよりも低い温度の水を入れます。ちょうどいい大きさの桶がなければ、洗濯槽や湯船を活用しましょう。

Step 2. やさしく押し洗いする

汚れが目立つ袖や襟などは、水と洗剤を含ませたスポンジを使って先に予洗いしておきます。適量の洗剤を水にまぜ、ダウンジャケットを浸したら、力は込めずに40回程度やさしく押し洗いしてください。もみ洗いすると生地を傷めてしまうので気をつけましょう。

Step 3. 水を入れ替えてすすぐ

2〜3回水を替えながら、同じように押し洗いですすぎます。

Step 4. 大きめのタオルで包んで脱水する

すすぎ終わったら水を捨て、軽く押しながらたまっている水分を出していきます。このとき強く絞ってしまうと、中のダウンに影響がでるためNGです。

大きめのバスタオルなどを敷いた上にダウンを置いて、タオルで包んで水分を抜いていきます。

Step 5. 形を整えながら陰干しする

形を整え大きめのハンガーにかけ、室内や日陰で陰干しします。7割ほど乾いたときに、手で挟むようにして軽くたたいたり揉んだりすると、ダウンの片寄りを防ぎきれいに仕上がりやすくなります。

ダウンジャケットを自宅で洗濯するときの、よくある失敗例や注意点を紹介します。

①ダウンの片寄りや中綿の縮みに注意する

洗濯するときにもみ洗いやつかみ洗いをしてしまうと、ダウンが片寄ったり中の綿のサイズが小さくなったりしてしまう恐れがあります。

ダウンジャケットの保温性が高いのは、中のダウンや綿が空気の層をつくるためです。綿が縮んだりダウンが片寄ったりすると、保温性が落ちてしまうため注意しましょう。

②シミや色むらができてしまった

自宅で洗濯すると、シミや色落ち、色むらなどがおこる場合があります。皮脂や汗、キルティングの縫い目の汚れなどをきれいに落とし切れていなかった、洗剤が強すぎたなどいろいろな原因が考えられます。

シミは洗い直すことで解決できる場合もありますが、色落ちや色むらは元には戻せないかもしれません。ダウンジャケットを洗うときには、丁寧に予洗いをおこなうこと、適切な洗剤を選ぶことを心掛けましょう。

ダウンジャケットを干している写真

ダウンジャケットは、シーズンが終わってしまう前に汚れを落とすのはもちろん、シーズンがはじまり初めて着用する前にも洗濯することをおすすめします。長く収納されていたダウンジャケットはボリュームが少なくなっていることが多く、また防虫剤などのニオイがついているケースがあるためです。

洗濯できるタイプであれば、汚れが気になるときにはいつでも気軽に洗えます。近年中は薄着でダウンを着る、スポーツ時に薄手のダウンを羽織る人も増えています。汗が気になったときにいつでも気軽に洗えるよう、ダウンジャケットを購入するときは洗濯表示をチェックして、洗えるタイプを選ぶのがおすすめです。

ダウンのように暖かく、もっと気軽に洗えるウインターウエアを探しているなら、ミズノの「テックフィル」がおすすめです。

①ケアがしやすい洗える「テックフィル

テックフィルは「ぬれると機能が低下する」「気軽に洗えない」といったダウンの弱点を克服した、ミズノ独自の保温素材。ぬれても保温性が低下しにくいため、冬場のスポーツ時や外出時にぴったりです。自宅での洗濯も簡単なうえ、ポリエステル繊維なのですぐに乾いてふくらみが戻るのもメリットです。

②高い保温性

ポリエステル繊維の内部は空洞になっているので、多くの空気を保持できます。さらにポリエステル繊維をらせん状にすることで「逃げない空気の層」をつくりふくらみを確保。高い保温性を実現しました。

③高いコストパーフォンス

暖かさとイージーケアを両立した高機能な商品であるにもかかわらず、比較的お求めやすい価格で提供しています。ジャケットだけでなく、コートやパンツなどラインナップも豊富です。

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またミズノではダウンコートも取り扱っております。真冬にお勧めの高機能ダウンコートになりますので、ぜひチェックしましょう。

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