最強芸人チームに挑戦!淀川寛平マラソンにミズノ陸上部が出場しました。

「淀川寛平マラソン(以下、寛平マラソン)」は、2013年に吉本興業創業100周年・産経新聞社創刊80周年の記念事業としてスタートしたイベントです。前回で記念すべき第10回を迎え、今回が第11回目の開催となりました。
大会は二日間に渡って行われました。実施種目はハーフマラソン、10キロ、中学生3キロ、小学生3キロといった一般的な種目から、『ふたり一緒にゴールすること』が条件のペア5キロ、3歳から参加できるウォーキング、仲間とともに楽しめる駅伝など、老若男女すべての人が参加できる大会となっています。さらには、タレントの間寛平さんや大勢の吉本芸人が集結し、レースを盛り上げたりお笑いライブを実施するなど、「ラン」と「お笑い」が融合した楽しさ満点のイベントです。

当日の様子。芸人の皆さんがスタートから盛り上げてくれました。

当日の様子。芸人の皆さんがスタートから盛り上げてくれました。

ミズノには拠点のある各地で「部活動」があり、全国合わせて20を超える部活動があります。スポーツをやっていた社員も多く、運動部がやはり盛んですが、茶道部や軽音楽部などの文化部も定期的に活動しています。
そのなかでも大阪本社の陸上部は総勢40名以上の大所帯。短距離、長距離、フィールド、マラソン、ダイエット(!?)など、本格的に取り組む”ガチ”から”ユル”まで、それぞれが思い思いに陸上競技と向き合っている部活です。
今回の寛平マラソンの駅伝部門に出場したミズノチームは、そんな陸上部に所属するミズノの社員によって構成されています。出場のきっかけは、「前回優勝したお笑い芸人最強チームが、優勝チームには新車の高級車を贈呈する!?」との記事を目にしたこと。これに火が付いたキャプテンが、なんとしても優勝を勝ち取るべく、陸上部の中でも長距離の実績をもつメンバーを招集。ミズノ陸上部最速の駅伝チームが結成されました。

出場が決まり、取材を受ける駅伝チームのメンバー

出場が決まり、取材を受ける駅伝チームのメンバー

今回出場した選手たちですが、普段は駅伝やロードレースで使用されるレーシングシューズの企画、設計業務や、シューズに使う素材の研究業務を行っています。自身もランナーとして培ってきた経験を活かしながら、ミズノのレーシングシューズ開発の第一線を担っているのです。
2017年頃の厚底シューズの誕生以降、レーシングシューズの開発競争は激化しており、世の中の注目度も高まっています。そんな市場の変化への対応策として、ミズノの主力レーシングシューズには、短距離スパイクの発想から生まれたミズノ独自の機能『SMOOTH SPEED ASSIST(スムーズスピードアシスト)』を搭載しています。スムーズなフォアフット走法をアシストする機能で、効率的でより負担の少ない走りをサポートします。さらに「WAVE REBELLION(ウエーブリベリオン)」シリーズは、『SMOOTH SPEED ASSIST』※1に加えて、ミズノ独自の高いクッション性と反発性を発揮するミッドソール素材『MIZUNO ENERZY LITE+(ミズノエナジーライトプラス)』※2を組み合わせることで、地面からの反発を効率良く伝えるとともに、フォアフット走法の際のふくらはぎ周辺の筋肉の負荷を軽減します。
そんな「WAVE REBELLION」シリーズの中でもフルマラソン2時間30分内のタイムを目指す、エリートレベルのランナーに向けたトップモデル「WAVE REBELLION PRO 2」(2023年12月22日発売)を、優勝のために急遽用意。自分たちが開発に携わったミズノ最速のシューズを装備して、勝負への準備は整いました。

※1 下腿三頭筋の伸張性収縮の一般的な指標とされる「足関節底屈トルクの負の仕事」を、社外被験者を用いた実験により測定。レースペース走行時(時速16~20km)にスムーズスピードアシスト機能搭載商品と、非搭載商品(自社)間での「足関節底屈トルクの負の仕事」の値を比較し、搭載品において値が低減されることを確認。
※2 設計などにより、効果や感じ方が異なります。反発性は鉛直方向に圧縮したときの比較になります。

WAVE REBELLION PRO 2

WAVE REBELLION PRO 2

そして迎えた寛平マラソン当日。駅伝は2023年12月17日最終日の最終競技で、147チームが参加する大レースとなり、間寛平さんをはじめとする芸人さんたちの大号令でレースはスタートしました。
他チームは実業団レベルで今も走り込んでいる方から学生まで参加しており、かなりハイレベルな展開でしたが、ミズノチームの1区担当が1位集団に最後まで食らいつき、6位でタスキをつなぎ先頭の役割を果たします。2区で開始早々に芸人最強チームを抜き4位まで順位を上げると、先日のチーム結成の取材時には姿を見せなかったチーム最速の「秘密兵器」が、3区で2位まで順位を押し上げました。実はミズノチーム、大会前にタイム選考レースを実施しており、その結果を見て戦略的に「3区で順位を上げる」ために配置されていたのです。采配が見事にはまった後は、4区担当が最年少ながら期待に応えてメダル圏内でアンカーにつなぐと、最後はキャプテンがさすがの走りで3位を守り切り、見事銅メダルを勝ち取りました!残念ながら高級車獲得とはなりませんでしたが、宣言通りに芸人最強チームに勝利することができました。
レース後には「コロナもありチームで活動する機会が少なくなっていた中、久々にチームの一体感を感じながら、ライバルもいる熱い戦いができて楽しかった。この体験がこれからの商品開発にもいきると思う」と話しており、メンバー全員にとって充実の大会となりました。

レースに挑んだ選手たち

レースに挑んだ選手たち

今回イベントに参加して改めて、ランニングは誰でもできて、楽しいスポーツであることを感じることができました。寛平マラソンもすでに次回の予定が決まっており、2024年12月14日(土)、12月15日(日)の2日間で開催されるそうです。ランニングをされている方もそうでない方も楽しめるイベントですので、次回は皆さんも参加してみてください!そして、ミズノチームの彼らがつくるミズノの最新シューズにもぜひご注目ください。

WAVE REBELLION(ウエーブリベリオン)シリーズ
特設サイト