アスリート新入社員対談「失敗を恐れずに挑戦!」

ミズノ入社おめでとうございます。今日から二人はミズノ株式会社コンペティションスポーツ事業部に所属し、兒玉芽生さんはミズノトラッククラブ、白井璃緒さんはミズノスイムチームで、仕事として競技活動を行っていきます。そのスタートの日、桜も散らずに2人の門出を祝ってくれていました。今日が初対面の二人、トップアスリート同士、お互いの印象から聞きました。

兒玉芽生:今日会うことを聞いていたので、事前に調べてました。私は未だ世界大会に出場したといってもリレー種目でしか出ていないですが、(白井さんは)個人でしっかり戦えているので凄いなと。体つきも目つきも一流のアスリートだなと感じました。

白井璃緒:会議室に入った時に、‟絶対この人だ“と。言葉遣いとかで、戦っている感じの子だ(笑)、というのが印象です。

入社式で水野社長からの訓示が有りましたが、どんな言葉が印象に残りました?

白井:『失敗を恐れない』という言葉です。陸上もそうだと思いますが、その時は一本しかないので、スタートしてからも賭けに出ていくという感じがスポーツだと思うので。恐れずに突っ走っていくというのが大事なのかなと思いました。

兒玉:私の競技も100分の1秒で勝敗が決まるので、やっぱり怖さはあるんですけど、覚悟決めていかないと結果が出ないということも有るので、同感できます。

今日から社会人、実感はまだわかないかもしれませんが、学生時代から変えようと思っていることはありますか?競技の事でもそれ以外でも何でも、教えてもらえますか?

兒玉:学生の時は結果出なくても自分だけの責任だったので、モチベーション上がらない時もありました。これからは憧れていたミズノトラッククラブの一員として戦うということになるので、今まで以上に責任感を持って、結果を出すこと、走ることを今まで以上に追求していかないといけないなと、そこを変えようと思っています。

白井:わがままで甘えん坊の性格を直していきたい(笑)。水泳では、今までは好きで泳いでいたのが、これからは泳ぐことでお金が発生していると考えると、一回一回の練習を無駄にできないですし、速く泳がなきゃ・・・と、真剣に水泳に取り組んでいこうと思います。

二人ともとてもまじめに答えてくれました。ミズノでは競技以外でどのような仕事をしてみたいか聞いてみました。

白井:自分が着るウエア、水着だったりジャージだったりの開発に関わりたいです。水着であればレース用、練習用とありますが、一番泳ぎやすい素材を考えて提案していきたいです。

兒玉:これまでずっと使ってきたミズノのスパイクやウエアのデザインに興味を持っているので、デザイン面でこれまでにない斬新な商品を作ってみたいと思います。

スポーツの中でも注目度の高い競技で活躍する2人、お互いの競技をどう見ているか聞いてみました。

兒玉:小さい頃水泳はやっていてんですけれど、持久系が本当に苦手で、陸上でも100mとか200mしか走れません。持久もスピードもと考えたら水泳はきついんだろうなと思います。

白井:水泳やっていると持久力はつくので持久走は得意です。でも100mとなると筋肉が重すぎて無理です。11秒台で走り切るというのは考えられません。小学校の時の徒競走は速かったんですが、大学でウエイトトレーニングを始めて100mは遅くなってしまいました。

最後に二人が今興味を持っていることを聞いたところ、揃って「スキンケアに気を使っています」という事でした。普段の練習や試合ではあまりケアできず、肌に負担をかけているというのはアスリート共通の悩みのようです。少しでも肌を良い状態に保てるように栄養のある食べ物を摂るようにしているという、今どきの答えが返ってきました。

ミズノ所属の最初の試合として、白井選手は4月28日からの日本選手権、兒玉選手は4月15日からの日本学生個人選手権大会に出場します。お互い試合や練習の都合がつけば、直接応援に行って刺激を受けたいという事ですが、しばらくは無料通信アプリなどでやり取りすることになりそうです。

競技の枠を超えて切磋琢磨する2人に注目していただき、これから応援をぜひよろしくお願いします。