開発ストーリーミズノがランドセルをつくる理由｜ジュニア・キッズ

グローバルイクイップメントプロダクト部
バッグ・手袋企画生産課

土屋雅道

はじまった未知の挑戦。

ミズノはスポーツ分野以外の商品開発にも積極的に挑戦していこうとしている時期でした。とは言え、ランドセルに関する知見はゼロ。何から始めていいかもわからず、いろいろな方にお話を聞きに行ったり、ミズノらしさについて考えました。

ランドセルにもスポーツのチカラを。

多くのメーカーがランドセルを発売している中で、ミズノらしいランドセルって何だろう。そう考えたときに、やはりスポーツにこだわるべきというのが私の答えでした。好きなスポーツのエッセンスがランドセルに取り入れられていると、背負ったり眺めたりするたびに勇気が出たり、前向きに小学校生活も楽しめる。そしてスポーツをもっと好きになってくれる。
そんな思いから生まれたのが野球のグラブ革を使ったグラブレザーモデル。使い込むほどにフィットし、愛着が湧いてきます。表面はランドセル用の加工をしていますが、かぶせの下部には実際のグラブそのままの質感を残した革を施しており、野球ファンにはうれしいポイントです。

グラブレザーモデル

こどもたちの安全で笑顔あふれる未来のために

プロダクトとしてほぼ完成していると言っていいランドセル。その素材やデザインを変えるのは大変な挑戦でした。こどもたちが毎日使うものなので、絶対に万が一のことがあってはいけません。安全性や耐久性を何度も検証し、改良に改良を重ねてオリジナルのランドセルが完成に至ったのです。
こどもたちの安全を守ることは絶対に妥協できません。特にサイドにあるフックを、吊り下げたものが強い荷重で引っ張られたときフックごと外れるように設計することをは欠かせません。また暗い道でも存在にいち早く気付いてもらえるよう4面に再帰反射材を採用。事故等の危険を抑制する対策を施しています。

こどもたちの負担を少しでも軽くしたい！
という想いから生まれた新ランドセル。

一般的に、ランドセルが重すぎてこどもたちの負担になっているという問題は以前から指摘されてきました。しかし、６年間使い続けるための耐久性を考えると単純に素材を薄くしたり軽くしたりするわけにはいきません。ランドセルという概念を一から見直す思いでつくったのが、エレメンタリーバッグです。野球バッグにも使われるタフな素材を採用した上で、肩ストラップのクッションを左右に分割し、より荷重を分散。また自由に動かせる分、肩の複雑な動きにフィットしやすい構造を実現しました。ミズノが培ってきたスポーツテクノロジーを駆使して、背負ったときにいかに軽く感じてもらえるかにフォーカスしたのです。

子どもたちの挑戦を支えるために、
ミズノができること。

ミズノという会社にはとにかく挑戦してみようという気風があります。その気風に背中を押されて、私も失敗を恐れることなく新しい挑戦を続けられました。タブレットを用いた授業などこどもたちを取り巻く学習環境が変わる中で、今後ランドセルはどうあるべきか。ミズノらしく新しい答えを出し続けていきたいと思います。またこどもたちにも、ミズノのランドセルを背負って、スポーツ、勉強、いろんなことに挑戦する小学校生活を過ごしてもらえるとうれしいですね。

エレメンタリーバッグ

B3JR4002□□
09 ブラック
重量：約1,180g
¥34,100 (本体価格¥31,000)ONLINE SHOP 取扱店舗リスト
エレメンタリーバッグライト

B3JR4003□□
09 ブラック
重量：約700g
¥26,400 (本体価格：¥24,000）ONLINE SHOP 取扱店舗リスト
ミズノ×フィットちゃん®
コラボランドセル軽量モデル

B3JR4001□□
09 ブラック
91 ブラック×ブルー
重量：約1,100g
¥75,900(本体:¥69,000)ONLINE SHOP 取扱店舗リスト
ミズノ×フィットちゃん®
コラボランドセル

C3JR2001□□
09 ブラック×ブルー
27 ブルー
重量：約1,260g
¥73,700(本体:¥67,000)ONLINE SHOP 取扱店舗リスト
グラブレザーモデル

C3JR0021□□
91ブラック×ブルー
97ブラック×ゴールド
重量：約1,480g
¥97,900(本体:¥89,000)ONLINE SHOP 取扱店舗リスト