ミズノ大阪本社が30周年を迎えました!

ミズノ大阪本社(大阪市住之江区)

ミズノ大阪本社は、2022年4月に30周年を迎えました。現在の場所に移るまでは、大阪は千里・淀屋橋・鷺洲に事業所がありましたが、それらを統合すべく現在の住之江区に建設されました。当時はまだ現在の最寄り駅であるコスモスクエア駅は存在せず、5km以上離れた弁天町駅からチャーターバスで通勤していたそうですよ。朝の時間は特に混むので、出勤時間を9時、9時半、10時の3段階に分けて調整していました。

弁天町駅、ミズノ大阪本社間の当時の時刻表

ところで、ミズノ社員は大阪本社のことを「MC」と呼びます。何の略でしょうか?ミズノコーポレーション(Mizuno Corporation)?ミズノカンパニー(Mizuno Company)?いいえ、答えは「ミズノクリスタ」です。実は、ミズノ大阪本社は「ミズノクリスタ」という名前がつけられているのです。
外観がクリスタルであり、規則正しい原子配列を持つ結晶のような構造のビルであることから、クリスタルとミズノを結び付けて命名されたそうです。本社1階には、スポーツ文化新世紀への熱い心を込めて制作されたクリスタルオブジェ「炎」が展示されています。

  • クリスタルオブジェ「炎」

  • 土台部分には「炎」の字

ここからはミズノ大阪本社の昔と今を比較してみましょう。
30年前ということは、バブル経済がまだ尾を引いている時代ですね。社内にラウンジがあったり、カフェがあったり、夜の営業もしていたそうですよ。今では見られない光景です。

ミズノ大阪本社31階フィールドカフェ「スタディオン」(現在は既に閉店)

ミズノ大阪本社完成の際には竣工披露パーティーが行われました。得意先や販促先、約3,000名を招待したそうです。

1992年3月に行われた大阪新本社竣工披露パーティー

うってかわって、現在の様子。こちらは最近リニューアルされた執務フロアです。コロナ禍で一気にオンライン会議やテレワークが主流になり、集団ではなく個人で業務をすることが増えました。それに伴い、個別の集中スペースが大拡充!色々なタイプの執務スペースがあります。

フロア中央にはカフェスペースがあったり、ミズノ株式会社116年の歴史が飾られていたりします。昨年閉店になったミズノ淀屋橋店から引き揚げてきたお宝もちらほら。ミズノならではの雰囲気を感じながら、資料作成や打ち合わせも進められて、社員にはとても好評のスペースです!

時代の変遷に伴い、社内の様子も変わってきています。大阪本社30周年。残していくもの、変えていくもの。様々あるとは思いますが、10年後、20年後、どんな風に変化を遂げるのか楽しみです!