大会最終日:5月26日(日)木下稜介が12アンダーで優勝!全英オープン出場権は木下稜介、高君宅、桂川有人が獲得

~全英への道~ミズノオープン最終日、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部はこの日も晴天に恵まれました。スコアが伸びるかと思われましたが、風の影響と厳しいピン位置のため、上位選手たちは思うようにスコアを伸ばせませんでした。

優勝争いは11アンダーの首位タイからスタートした木下稜介と今平周吾の2人を中心に展開。12番では12アンダーで並んでいましたが、その後スコアを落とさなかった木下が通算12アンダーで3年ぶりのツアー3勝目を飾りました。

18番ホールでパーをセーブしガッツポーズ!12アンダーで優勝を果たした木下稜介

18番ホールでパーをセーブしガッツポーズ!12アンダーで優勝を果たした木下稜介

優勝直後のインタビューでは、「本当に今日が初優勝かのように長い3年間でした。このミズノオープンで優勝することができたので、長かったですけどいい3年間だったなと今になって思えます」としみじみ語りました。さらに2回目となる全英オープンの出場権を獲得したことについては、「最初に全オープンを経験した時には、本当にすごい興奮して楽しかったです。その時は何とか予選を通るだけだったので、今度は予選を通るだけではなくて優勝を目指して、全力で調整して頑張っていきたいと思います」と力強く語りました。また、優勝スピーチでは「ミズノオープンは非常にご縁がある大会で、令和初となるアルバトロスをした大会」と過去の偉業を披露。相性の良い大会で今年はツアー優勝を達成しました。

ミズノオープンとは相性が良いと話す木下稜介

ミズノオープンとは相性が良いと話す木下稜介

10アンダーの2位は高君宅 (コ グンテク・韓国)、9アンダーの3位タイには、桂川有人、今平周吾、堀川未来夢が入りました。なお上位3人に与えられる全英オープンの出場権は、木下稜介、高君宅と、3位に並んだ選手の中でワールドゴルフランキングが最上位の桂川有人に決まりました。

全英オープンの出場権を獲得した高君宅、木下稜介、桂川有人

全英オープンの出場権を獲得した高君宅、木下稜介、桂川有人

ミズノブランドアンバサダーでは、小鯛竜也選手が最終日に3つスコアを伸ばし5アンダーの18位タイでホールアウト。「このコースは苦手だったが、今日はとてもいい形でまわれた。こういう形で自分が納得いくゴルフができるようにやっていければ成績も上がっていくように思う」と今後に向けての手応えをこの大会の最終日につかみました。ディフェンディングチャンピオンでミズノブランドアンバサダーの平田憲聖も5アンダーの18位タイでホールアウト。「バーディチャンスにつけながら、決められなかったことが多かった。パターがもう少し良かったらもっと伸ばせた」と最終日を振り返っていました。

5アンダーの18位タイで大会を終えた平田憲聖

5アンダーの18位タイで大会を終えた平田憲聖

ミズノブランドアンバサダーの選手では杉浦悠太と岩井亮磨が2アンダーの28位タイ、中山絹也がイーブンパーの38位タイ、石﨑真央が6オーバーの54位タイ、松田一将が8オーバーの59位タイで競技を終えました。

最終日の16番ホール(191ヤード)でホールインワンが出ました。金子駆大が7番アイアンで達成。賞金200万円を獲得しました。

大会3日目:5月25日(土)今平周吾と木下稜介が11アンダーで首位タイ!ミズノブランドアンバサダーの岩井亮磨が6アンダーの11位タイ

~全英への道~ミズノオープン3日目、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部は青空が広がりましたが、ときおり吹く強い風が選手を苦しめ、この日もスコアが伸び悩みました。難しいコンディションの中で、6つスコアを伸ばして11アンダーでトップに並んだのが2018年と2019年の賞金王である今平周吾。「ショットはそんなによくなかったが、いいパットが入ってくれた」と好調の要因を話してくれました。今平と同じ11アンダーには2日目に首位タイだった木下稜介も並んでいます。

11アンダーでトップに並んだ今平周吾

11アンダーでトップに並んだ今平周吾

2日目に続き11アンダーで首位をキープした木下稜介

2日目に続き11アンダーで首位をキープした木下稜介

10アンダーの3位にはショーン・ノリス、9アンダーの4位には池村寛世、8アンダーの5位タイには高君宅(コ グンテク・韓国)、比嘉一貴、幡地隆寛、桂川有人、堀川未来夢がつけています。

ミズノブランドアンバサダーの岩井亮磨は、4バーディ、3ボギーで1つスコアを伸ばし、6アンダーの11位タイと上位に狙える位置につけています。「3つボギーを打ってしまって苦しい展開だったが、後半にバーディが来て、アンダーで回ることができた」と3日目を振り返りました。明日最終日に向けては「まずは目の前の一打に集中したい。いっぱいフェアウェイに打って、いっぱいバーディパットを打って、いっぱい入れます」と力強く語ってくれました。

6アンダーの11位タイにつけた岩井亮磨

6アンダーの11位タイにつけた岩井亮磨

4バーディ、1ボギーと3つスコアを伸ばし5アンダーの13位タイまで順位を上げたのが、ミズノブランドアンバサダーの杉浦悠太です。「ショットは3日間の中で一番良かった。最終ホールで3パットをしてボギーを叩いてしまったのがもったいなかった」と3日目を振り返りました。最終日に向けては、「この3日間以上に攻めて、バーディをたくさん取れるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

5アンダーの13位タイまで順位を上げた杉浦悠太

5アンダーの13位タイまで順位を上げた杉浦悠太

ディフェンディングチャンピオンでミズノブランドアンバサダーの平田憲聖は4アンダーの17位タイにつけています。最終日に向けて「上位争いができるように、いい準備をしたい」と話しました。

4アンダーの17位タイにつけている平田憲聖

4アンダーの17位タイにつけている平田憲聖

他のミズノブランドアンバサダーの選手は、小鯛竜也と中山絹也が2アンダーの30位タイ、松田一将がイーブンパーの43位タイ、石﨑真央が6オーバーの61位タイで3日目を終えています。

大会2日目:5月24日(金)木下稜介と堀川未来夢が9アンダーで首位タイ!ミズノブランドアンバサダーの平田憲聖が6アンダーの5位タイ

~全英への道~ミズノオープン2日目、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部ならではの強い風が吹き、選手を苦しめました。スコアが伸び悩む中、6バーディ、ノーボギーの見事なプレーでスコアを6つ伸ばした木下稜介が、9アンダーで首位に並びました。「昨日とマネージメントを変えて、風に逆らわないようにした。ドローヒッターなので右風は得意だが、左風の時にどうしてもミスしてしまうことが多かった。左風にはフェードを打ったのがいいスコアにつながった」と好スコアの理由を語りました。木下と同じく9アンダーには、初日もトップだった堀川未来夢が並んでいます。

9アンダーで首位に並んだ木下稜介

9アンダーで首位に並んだ木下稜介

初日に続き首位タイの堀川未来夢

初日に続き首位タイの堀川未来夢

7アンダーの3位タイには、池村寛世と阿久津未来也がつけています。

予選ラウンドを終えてトップと3打差の6アンダーの5位タイにつけているのは、ディフェンディングチャンピオンでミズノブランドアンバサダーの平田憲聖です。「風が強く、ティーショットもあまりよくなくて、ラフからセカンドショットを打つことが多かった。後半ももったいないボギーを2つたたいてしまった。最後はバーディで上がれたので、決勝ラウンドに向け良い準備をしてのぞみたい」と話しました。平田プロと同じ6アンダー・5位タイには、2019年の本大会覇者・池田勇太と桂川有人が並んでいます。

トップと3打差の6アンダーの5位タイにつけている平田憲聖

トップと3打差の6アンダーの5位タイにつけている平田憲聖

ミズノブランドアンバサダーの岩井亮磨は、3バーディ、3ボギーで初日のスコアをキープし、5アンダーの8位タイと好位置につけています。8位タイには岩井を含めて11人の選手がおり、上位陣は混線模様です。

5アンダーの8位タイにつけているミズノブランドアンバサダーの岩井亮磨

5アンダーの8位タイにつけているミズノブランドアンバサダーの岩井亮磨

ミズノブランドアンバサダーの選手では、杉浦悠太が2アンダーの32位タイ、松田一将、石﨑真央、中山絹也が1アンダーの41位タイ、小鯛竜也がイーブンパーの53位タイで予選ラウンドを通過し決勝ラウンドに進出。大嶋港、時松隆光、手嶋多一、武藤俊憲、富本虎希、植木祥多、小林正則は予選落ちとなりました。

大会1日目:5月23日(木)堀川未来夢と阿久津未来也が8アンダーで首位タイ!ミズノブランドアンバサダーの平田憲聖と中山絹也が6アンダーの5位タイ

~全英への道~ミズノオープン初日、8アンダーでトップに並んだのはツアー4勝を誇る堀川未来夢。「調子が良いからこそセーフティを心掛けたら、ボギーフリーのスコアで回ることができた」と8バーディ、ノーボギー。無理に攻めてボギーを叩いてしまうことを避け、チャンスを待つ戦略が功を奏しました。同じく8バーディ、ノーボギーの8アンダーで阿久津未来也も首位に並んでいます。

8アンダー・首位タイの堀川未来夢

8アンダー・首位タイの堀川未来夢

8アンダー・首位タイの阿久津未来也

8アンダー・首位タイの阿久津未来也

7アンダーの3位タイには、宋永漢(韓国)と今平周吾がつけています。

ディフェンディングチャンピオンでミズノブランドアンバサダーの平田憲聖が6アンダーの5位タイと好スタートを切りました。「前半の8番と9番ホールが2.5mと3mくらいのパーパットが連続で残ったが、落ち着いてしっかりとパーセーブができてよかった」と流れを自ら引き寄せ、6バーディ、ノーボギーでラウンド。「今日はティショットも思い通りに打てていますし、焦ることなくプレーができている」と連覇に向けて好調です。

6アンダーの5位タイにつけた平田憲聖

6アンダーの5位タイにつけた平田憲聖

同じくミズノブランドアンバサダーの中山絹也は、7バーディ、1ボギーでラウンドし、6アンダーの5位タイ。「高校生くらいから10年ぐらいお世話になっているミズノさんなので、まだ初日終わったばかりで何も言えないですけど上位で戦いたいという気持ちは他の大会よりは強いですね」と中山選手。「いいスタートを切れたんですけど、とりあえず目の前の一打一打に集中して、上がってみていい位置にいられるように明日も頑張りたい」と意気込みを語りました。

6アンダーの5位タイにつけた中山絹也

6アンダーの5位タイにつけた中山絹也

平田、中山と同じ6アンダー・5位タイには、香妻陣一朗も並んでいます。

ミズノブランドアンバサダーの岩井亮磨が好調なスタートを切りました。5バーディ、ノーボギーと5アンダーの8位タイにつけています。トップと5打差の3アンダー以上に33名の選手がおり、上位陣は混線模様です。

ミズノブランドアンバサダーの他の選手の成績は下記通りです。

・武藤俊憲 1アンダー 47位タイ
・小鯛竜也 1アンダー 47位タイ
・大嶋港 1アンダー 47位タイ
・石﨑真央 イーブンパー 62位タイ
・手嶋多一 1オーバー 78位タイ
・杉浦悠太 2オーバー 95位タイ
・松田一将 2オーバー 95位タイ
・時松隆光 3オーバー 104位タイ
・小林正則 5オーバー 121位タイ
・植木祥多 5オーバー 121位タイ
・富本虎希 5オーバー 121位タイ