『〜全英への道〜ミズノオープン』での劇的なツアー初優勝から2週間。ミズノワークショップカー(ツアーサービス)を訪れたミズノブランドアンバサダーの平田憲聖プロ(ELECOM)に話を聞きました。(取材日:23年6月6日)
前週のメジャー大会を挟み、初優勝の実感もようやく湧いてきたのでは?
平田:そうですね、でも正直いうと実感は全然湧いていないんです。確かに先週はものすごくたくさんの方から“おめでとう!”って言ってもらえましたし、周りは普段とまったく違う感じでしたけど、自分自身ではそこまで何かが変わったわけではないというか…。それよりも体調面とかに意識がいっているのが今ですね(笑)
平常心、いつも通り。22歳とは思えない落ちつきと冷静さが平田プロの持ち味であり、それがスコアマネジメントにおけるテーマにもなっているようです。『~全英への道~ミズノオープン』の最終日でも心がけたのは“いつも通り”のプレー。フロント9を4バーディー・ノーボギーで回りトップに並んでも何かが変わるわけではなかったと言います。淡々と目の前の一打を、いつも通りに。通算17アンダーまでスコアを伸ばしプレーオフを戦うことになっても、平常心を失うことは決してありませんでした。
平田:ミズノオープンの週は、第1ラウンドを終えた時点でいい週になるのではないかな?という思いが何となくあったんです。でも、優勝という意識はまったくなくて。ただ、あの週はとくにアイアンの方向性、距離感がよくて自信を持って打てている、そんな感覚がありました。
中学時代から使うミズノアイアンに絶大な信頼感
平田プロとミズノのゴルフクラブとの付き合いは中学生時代から。“とくにアイアンは他のブランドのクラブを試したことがない”というほど、ミズノアイアンは感覚に馴染み、プレースタイルの土台となっていると言います。
食いつく打感と飛距離性能に大きな進化を感じた
ST-X 230ドライバー
平田:まず、このドライバーの打感が好きですね。ボールの食いつき感が強くて、ボールがフェースに当たってから飛び出していくスピードが感覚的にちょうどいいというか、安心感が持てるんです。弾きがいい!というより一回しっかり食いついてから強く飛び出していく感じ。それなのに弾道データの数字ではボール初速が速く出ていますし、実際のラウンドでも5ヤードから最大10ヤードくらいは距離が伸びている気がする。テクノロジーの進化をものすごく感じています。
ワークショップカーでプレーヤーのサポートをしている、女部田真弘クラフトマンは、平田プロに『ST-X 230』がマッチした理由についてこう分析します。
「平田プロはもともと重心距離が短めのヘッドが好み。おそらく『ST-X 230』の挙動(フェース開閉)がしっくりと来たんだと思います。平田プロは自分の感覚を整理して我々に伝えてくれるタイプの選手。見た目などの要求も明確なので提案もしやすいですし、やりがいもありますね」
『ST-230』ドライバーは、平田プロだけでなく時松隆光(ST-X 230)、小鯛竜也(ST-X 230)、小林正則(ST-X 230)、武藤俊憲(ST-Z 230)、三島泰哉(ST-X 230)などブランドアンバサダーのほぼ全員がスイッチした、女部田クラフトマン曰く“当たりドライバー”。契約外選手からもテストしてみたい!使ってみたい!という声が週を追うごとに増えているそうです。
いざ、全英オープンへ。
平田プロの強みはミズノプロFLI-HI?
ツアー初優勝からわずか2週間。疲れもピークに達する中でインタビューに応じてくれた平田プロ。メジャーの舞台で“いつも通り”のプレーができ、いつも以上の成果が得られるよう、ミズノも引き続き全力でサポートしていきます。皆様も平田プロへの熱いご声援をよろしくお願い致します!