前新せよ。

CONCEPT

「当たりまえ」の尊さや支えてくれる人たちの大切さに気付けた。
大抵のことなら冷静に向き合えるマインドも手に入れた。
だから、次へ行く。
ちょうどいい風が自分の分の中に吹いている。

その風に身をまかせて、前に進む

新しい自分は、挑戦の先にしかいない。

悔しくてがむしゃらに腕を振り続けたシャドーピッチング。
気合いでやり抜いた体幹トレーニング。最後まで走り切った外周ラン。
心が折れそうになった練習の数々は、冗談を言いながらも共に前に進める仲間達がいたから乗り越えられた。
さぁ、ひと冬越えた俺たちの新しい風を吹かせよう。
小さなカラダで、大きな夢を描く。

今はまだ、河川敷グラウンドの柵を超えるのがやっとだけど、いつか、デッカい球場のスタンドに放り込めるくらいのスラッガーになりたい。
だから、いっぱい練習して、いっぱいご飯も食べるんだ。
ボクの未来は「前進あるのみ」なんだ。
グラウンドは、心を大きくする学校だ。

少年野球というステージは、子供たちを成長させるチャンスであふれている。
失敗から学ぶこと。成功体験から得られるもの。監督から教わる数々。
この貴重な成長期を、親として全力で応援したい。
すべての少年少女たちに、新しい風が吹きますように。
ダイアモンドに、前向きな風が吹く。

ちょっとだけ辛いことがあった日も、キャッチボールをはじめると、気持ちが軽やかになるから不思議。
きっと、ユニフォームに袖を通した瞬間から、私のなかに前向きな風が吹いているのかも。
さぁ、元気よくポジティブに、今年の私をプレイボールしよう。
 
いくつになっても、情熱だけは球児のまま。

怪我が増えた。肩だって、あの頃のようにシャンシャンとは動いてくれない。
だけど、野球を好きな気持ちだけは、年々アップデートされていく気がする。
カッコ悪いくらいに全力でプレイすることが、いちばん自分でいられる時間だとこの歳になって気がついた。
無心に白球を追いかける。ただそれだけで、心はずっと健康でいられる。