守備職人・宮本慎也氏と
こだわりの内野手グラブを
共同開発。
球史に残る守備職人・宮本慎也氏と
ミズノが構想する、こだわりの内野手グラブが誕生。
テーマは、内野手が捕球しやすい
新たな型を生み出すこと。
現役時代、東京ヤクルトスワローズで
伝説的な内野手として名を馳せた宮本氏の
経験知がつまったこのグラブは
きみの守備に大きなヒントをくれるだろう。
守備の極意が、グラブになった。
※Mizuno Pro・Global Elite共通コンセプト
-
“捕球面は広く使うこと”土手部の改良で、幅広く捕れる
ミズノ王道の奥行きある基本型をベースに
土手部の形状と土手紐の配置を改良。
捕球面を広く使えて様々な打球を処理しやすい。
-
“4本指は板のように使うこと”ボールをポケットに導く指部設計
小指の長さを通常より長く設計し、
人差し指の形状をストレートに。
板のように開いて捕球面とボールがしっかりと対面。
指部が立つことでボールをポケットに導きやすい。
-
“グラブの曲線に手を沿わせること”手にぴったりとフィットする手口設計
手口の形状を手の曲線に沿った
フィット感ある設計に。
操作性を高め、繊細な動作が可能に。
STORY グラブ工場で製造の現場を体感するところからスタート。 企画の立ち上げから、数回にわたる試作・試用を重ねて
内野MM型は誕生した。
名手・宮本氏がこのモデルにこめたこだわりに迫る。
- まず今回グラブの開発に携わってみて
率直にいかがでしたか? - 現役の時は自分のグラブにいろいろと注文を聞いて頂いてましたが、実際に売り出すものをつくるとなると難しかったですね。不安もありましたが、ミズノを使う名手の方々が数多くいるなかで、僕に声をかけてくれたことは光栄に思います。
- 市販のグラブを作る上で、
どんなところが難しく感じましたか? - 実は最初にさせてもらったのは「値段を抑えたい」という話だったんです。普段、中学生を教えていることもあって。けれどいいものをつくるにはそれなりのコストが必要だということがわかった。値段に見合うものを作ろう、と気を引き締めましたね。
- ありがとうございます。
では今回のグラブを詳しくみていきましょう。まず指の部分。
立ち気味の形状を希望されました。どんな理由がありますか? - 内野手はゴロを取らなくてはいけないので、ボールが入って来やすいようにグラブの間口を広くしたいというのが第一。それから捕球面をできるだけ広くしたかった。真ん中の一番捕りやすい位置から多少ずれても安定して捕球できることが大切です。指先が丸まると、そのぶん捕球面が狭くなってしまいます。また、指先が広がっているからといってふにゃふにゃしてしまうと扱いづらいので、硬めの芯をいれて4本の指が板のように動かせるようにしています。
- なるほど。続いて手口の部分。
フィット感を重要視されていましたね。 - 最初、ベロの部分をマジックテープにできないかと提案したんです。フィット感を調整できるようにという狙いでしたが今回は難しいということで。グラブは普通、リラックスして手を動かせるように少し浅めに手を入れるのですが、その状態で引っ張ったときに、少しずれるくらいを目指しました。これくらいが、手がリラックスして使えてボールのおさまりも良くなる、ベストなフィット感なんです。
- 続いてウェブについて。
今回新しいウェブ形状を一緒に
開発させていただきました。
こちらの意図と、ウェブに求めることについて教えてください。 - ウェブの付け根と先端が硬すぎたり、ウェブを付け根でとめる紐がガチガチすぎると、ウェブがつっかえたり浮いてしまってグラブ全体の動きを妨げてしまいます。なのでまず、ウェブを紐でとめる箇所は少なめにしました。かといって強い打球に負けないように、やわらかくも一定のコシは求めています。今回ウェブは、オリジナルで開発したものを含めて3種類用意していますが、それぞれウェブのしなやかさには違いがあるので、好みの硬さのものをみつけてほしいと思います。
- 最後に、このグラブはどんなプレーヤーに
手にとってほしいとお考えですか? - 道具に、それから守備に興味を持っている人であれば、レベルにかかわらず誰にでも手にとってほしいと思います。「どうしたら自分のグラブがもっと扱いやすくなるか」これは誰もが最初にできることです。このグラブにこめたこだわりはあくまで私の好み。ここからさらに、使う人が自分の好みを取り入れて、より使いやすいグラブへと育てていってほしいと思います。
SPEC
王道の3D形状を
元にした基本型
小指の長さを通常よりも長く設定し、人差し指をストレートな形状にすることで、よりボールが入ってきやすい形状へと導く。
幅広く使える受球面
土手部をシャープに設計し、土手紐の配置を工夫。様々な打球に対しての、様々な捕球に対応できる。
フィット感を高め、
操作をサポートする
手口設計
プレーを邪魔せず、操作性の高い手口設計。
ボールにしっかりと
対面する指部設計
小指の長さを通常よりも長く設定し、人差し指をストレートな形状にすることで、よりボールが入ってきやすい形状へと導く。
王道の3D形状を
元にした基本型
小指の長さを通常よりも長く設定し、人差し指をストレートな形状にすることで、よりボールが入ってきやすい形状へと導く。
幅広く使える受球面
土手部をシャープに設計し、土手紐の配置を工夫。様々な打球に対しての、様々な捕球に対応できる。
親指付け根の
特殊補強紐構造
毎日のハードな練習に対し、最も破けが起こりやすいポイントへ補強を実施。
MizunoPro LINE UP
-
-
Mizuno Pro CRAFTED Edition 内野MM型
-
最高峰のミズノプロ仕様で、 宮本氏のこだわりを より高次元で実現。
-
-
-
プレキシーキップレザー
-
プロが愛用するクラフトマン厳選レザー。 キップに求められる上質なタッチ感、コシを持ちあわせています。
-
-
-
最高峰のミズノプロ仕様で、宮本氏のこだわりをより高次元で実現。
-
-
-
-
プレキシーキップレザー
-
プロが愛用するクラフトマン厳選レザー。
キップに求められる上質なタッチ感、コシを持ちあわせています。
-
Global Elite LINE UP
-
-
宮本氏のこだわりをGE最高峰の軽量感・操作性とともに実現。
-
-
-
-
クオプロリティエリートレザー
-
プロモデルで実績の多いプレキシーエリートレザーの特徴を踏襲して開発された、しなやかで柔らかな新皮革。
-