B-WAY株式会社
ラケットスポーツと健康をコーディネートする専門店。小売店・メーカーとのパートナーシップでバドミントン業界を盛り上げたい
1989年のオープン以来、ラケットスポーツと健康をコーディネートする専門店として地域に愛されてきた「BWAY」。現在京都を中心に店舗を展開するほか、ネットショップの運営にも力を入れています。そんなB-WAY株式会社の代表取締役・山本秀樹さんに、地域密着のバドミントンショップとしての運営のモットー、小売店同士のパートナーシップやメーカーとの協力関係の強化に向けた思いなど伺いました。学生時代はバドミントン選手として活躍していたと伺いました。
B級とおっしゃるには素晴らしい成績ですが…
家業には戻らなかったのですか?
京都国体後は鉄工所も手伝いながら、店舗運営と選手指導の三足の草鞋で活動していました。昼間は鉄工所で働き、夜はバドミントン練習会を回り、夜中の2時や3時までラケットのストリンギングをする、そんな毎日です。
ところがバブルが弾けて鉄工所の仕事が減り、追い打ちをかけるように親父が病気で倒れてしまって。1年3か月入院し、亡くなりました。私は鉄工所に関しては素人で何もわかりませんから。10人ほどいた職人さんの再就職先をすべて調整し、気づけばショップだけが残っていたというわけです。
大変な状況下でショップに専念することになったのですね。それが現在は京都を中心とした店舗になっています。 運営のモットーをお願いします。
開業以来、健康スポーツ、生涯スポーツとしてバドミントンを楽しむ人たちに向けた展開をしてきました。大切にしてきたのは、「ラケットスポーツと健康をコーディネートする専門店」として地域の皆様のご期待に応えること。
あと「公(おおやけ)」の意識ですね。地域にショップを開いた時点で、そのお店は自分のものではなく、ラケットスポーツを楽しまれている皆さんのものです。現時点で、当店全体で2万人以上のお客様がいらっしゃいます。その方々のためにショップを継続させなければなりません。
独立する社員を送り出す際も同じような言葉をかけます。「地域の人たちにかわいがってもらえるお店をつくりなさい」「お店は自分のものではなく、地域のもの、公共のものだ」と。
最後に、メーカーに期待することをお聞かせください。
健康スポーツ、生涯スポーツの視点で見ると、ラケットスポーツは取り組みやすい競技のひとつだと思っています。空調の利いた室内の環境で楽しめるわけですから。
小売店同士だけでなく、メーカーと小売店も対等の関係で協力し合い、バドミントン業界を盛り上げる方法を一緒に考えていきたいですね。メーカーと小売店が力を合わせれば、ラケットスポーツの市場をさらに拡大させることは可能だと思っています。
B-WAY株式会社
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