トランスフォースフレーム

打球時に変位が大きいフレーム中央から下部にかけ、剛性を高めたフレーム断面を採用。打球時のエネルギーをダイレクトにシャトルに伝えることを目指したミズノ独自のフレーム設計。

インパクトの直前に手首の回内運動が起こり、ラケットがねじれの方向に回転する。シャトルに力を伝える際に重要なこの「ねじれ」の力を、最大限にシャトルへ伝えるフレームジョイント部の独自設計。

比重の高い異素材を図の青い部分に採用し、フレームの重量分布をラケット中心に集約。
慣性モーメントを下げることで、スイング時の回転速度が上がり、より強いスマッシュが可能に。

ジョイント付近まで刻まれた溝で、振り抜き感と面安定性を向上。

軽いシャフトを開発する上での課題は、柔らかくなりすぎることと、しなりと復元性が安定せず、スイングエネルギーのロスにつながること。ミズノは、炭素繊維と樹脂の複合性をナノレベルで上げることでこの課題を解決。軽量化と耐衝撃性、並びに剛性の向上を実現した。