アクアフィットネス

MIZUNO アクアフィットネスとは
ミズノアクアプログラムについて詳しく知ろう!

MIZUNO アクアフィットネスとは

アメリカ水中運動指導の第一人者であるメアリー・サンダース博士が科学的なデータをもとに研究開発したプログラムを基に、ミズノ株式会社が同博士と共同で開発した画期的かつ体系的な"アクアフィットネス"プログラムです。
ミズノ株式会社が指導者認定制度を確立し、日本国内に普及しています。
このプログラムの特長は、アクアミットやその他の器具を使うことで水の特性を最大限に活かし、様々な年齢・性別・体力レベルにおいて、「集団」よりも「個人」にとって、効果的な筋力・持久力・呼吸循環機能の向上や安全で関節に負担の少ないエクササイズを可能にすることです。

メアリー・サンダース

Mary E. Sanders メアリー・サンダース

ニューヨーク生まれ
●FACSM(アメリカスポーツ医学会評議員)
●米・ネバダ州立大学医学校助教授(理学博士、Ph.D)
●MIZUNOアクアフィットネス・スーパーバイザー
●'93年 IDEA MEMBER OF THE YEAR賞受賞
●'97年 IDEA FITNESS INSTRUCTOR OF THE YEAR賞受賞
父親が医者だったこともあり、早くから「健康」に関心を持ち、大学でも医学関係のコースを修了。しかし、健常者をさらに健康にすることに関心が移り運動指導を志す。
大学卒業後、プールでのエクササイズ指導を通して、水中での直立姿勢による動作がアンバランスであることから、手にミットをつけたら!という発想がスタートする。常に、実際のレッスンで効果を検証し、又医療関係者・運動生理学者などから意見を聞き、大学で専門的なデータをとりながら、科学的な側面から仕上げを施した。
Maryは現在でもアメリカ赤十字の衛生安全専門医としてボランティア活動を行う傍ら、各国のインストラクター教育や執筆活動を精力的に行っている。

水の4つの特性
水の特性を大きく4つに分けてご紹介!

1.水圧は心臓の味方

1.水圧は心臓の味方

水圧は、標準的な体型の人で1,300kg程度にもなります。水深が深くなるほど水圧も大きくなるため、下半身から心臓へと戻る血液の循環がしぜんと良くなるのです。また、胸部にかかる水圧が適度な負荷となり呼吸筋を鍛えます。心肺機能をアップさせるのに、いっそう効果的です。

2.水の抵抗は筋力アップの味方

2.水の抵抗は筋力アップの味方

水の中で手を動かしてみてください。水があなたの手を押し戻そうとするのが感じられるはずです。それが抵抗です。この水の抵抗の不思議なところは、動きが速ければ速いほど大きな抵抗となり、ゆっくりと動かせば小さくなるということです。つまりそれは、体にかかる負荷を自分の意志で自由にコントロールできるということなのです。アクアエクササイズは人それぞれにふさわしい負荷とペースで運動を維持できる画期的なエクササイズです。

3.浮力は関節の味方

3.浮力は関節の味方

陸上でジャンプすると、着地の瞬間、膝には体重の2~3倍もの負荷がかかります。これに比べ水中では体重が陸上の10分の1程度(首までつかると)に減少するため、ジャンプ時の衝撃をほとんど受ける事がありません。アクアエクササイズがリハビリテーションとして安全で効果的なのはこのためです。また水に浮いているだけで、筋肉がリラックスし血液循環が良くなるため、極めて高いリラクゼーション効果を得られ、ストレス解消も期待できます。

4.水温は脂肪燃焼の味方

4.水温は脂肪燃焼の味方

人間の体は水の中ではたちまち体温を奪われてしまいます。それは水が空気に比べて熱を伝えやすいからです。しかし私たちの体はそれに対して、体内のエネルギー生産を高めることによって体温を上げ、維持しようとするのです。アクアエクササイズがシェイプアップ効果の高いエクササイズなのはこのためです。また、逆に運動によって上昇した体温を水が下げてくれるため、長時間のエクササイズが可能になります。

水中運動のメリット
水中での運動にはどのようなメリットがあるのかチェック!

  • 1.泳げない人でも楽しめます

    1.泳げない人でも楽しめます

    「プール」という場所の制限は受けますが、基本的には天候に左右されずに、一緒に運動する相手を必要とせず(長続きのコツは仲間・友達づくりですが)、好きな時に自分のペースで楽しめます。 顔を水中につける必要がないので、泳げない人には水に対する恐怖感が少ないのも特徴です。

  • 2.リラックスしてラクに運動が楽しめます

    2.リラックスしてラクに運動が楽しめます

    浮力が働くことにより、体重が軽くなり、無重力に似た状態の中で、陸上の運動に比べてより安全により効率よく運動の効果を得ることができます。

  • 3.個人のレベルに合わせた負荷の設定が可能です

    3.個人のレベルに合わせた負荷の設定が可能です

    水の抵抗が働くことにより動作のスピードが大きくなれば抵抗も大きくなり、動作のスピードが小さくなれば抵抗も小さくなります。さらには手足の使い方により水の抵抗を増減することができます。このようにして水の特性を利用して水中では個人のレベルに応じた負荷を設定することができます。

  • 4.生活習慣病の予防・改善に役立ちます

    4.生活習慣病の予防・改善に役立ちます

    無理のない運動強度で有酸素運動をすることにより、体脂肪を燃焼して肥満の解消が期待できるだけでなく、糖尿病や高血圧・高脂血症など生活習慣病の予防・改善に役立ちます。

  • 5.心肺機能が改善され、血液の循環がよくなります

    5.心肺機能が改善され、血液の循環がよくなります

    水圧がかかることで呼吸筋が鍛えられ、心臓のポンプ作用が強くなり心拍数がやや増加します。さらには血行がよくなることで体温調節機能が回復し、手足のうっ血やむくみ、肩こり・頭痛などが改善されます。

  • 6.骨を強くして若さを保つことができます

    6.骨を強くして若さを保つことができます

    腰・膝・足首などの関節に不安がある人でも無理なく運動ができることで骨粗鬆症の予防に効果的であることだけでなく、さらにはホルモンバランスを整え、女性特有の更年期障害を克服できます。

水中ウォーキングの魅力
水中運動のなかでも水中ウォーキングに焦点をあててご紹介!

  • 水中ウォーキングの魅力
  • 水中ウォーキングの魅力
  • 市民マラソン増加の影響で、最近はジョギングブームとなっていますが、走ることによる身体の各部位に与える衝撃が大きすぎることから、腰・膝・足首などへの関節の傷害が問題となっています。
    陸上でのウォーキングは、日常生活を行う上で最も基本的な動作の1つであり、ジョギングに比べて身体への負荷は軽いと言えますが、肥満のため陸上での運動が困難な人や関節に不安を抱えている人にとってはやはり気軽に取組める運動とは言えません。
    一方、水中ウォーキングは、水から受ける浮力により体重が軽くなることを利用して自分にあった負荷を自由に調整することができ、運動する人の身体的特徴・傷害の有無・運動レベル・年齢等を問わず健康づくりに役立つものと考えられます。

用具紹介と使い方
アクアフィットネスを行う際に必要な用具について学ぼう!

  • アクア水着

    アクア水着

    競泳用の水着は、なるべく水の抵抗を受けないよう、薄く小さい生地で身体に密着させますが、それとは違って、アクア専用水着は水中で上下左右に大きく動けるように、又、身体を冷やさないような足付きや、着脱しやすい前開き(ジッパー付)等の専用水着があります。お好きなスタイルを選んでください。

  • アクアミット

    アクアミット

    MIZUNOアクアミットは、立位でのアクアビクスをし易いように 研究開発されて作られました。まず、水中では浮力が働くため、関節への負担は軽減されますが、逆にバランスが取りにくいという事が起こるため、ともすれば水に流されるままになってしまいます。正しい姿勢を保ちながら、各自の手足を大きく動かせるように、ミットでしっかり水を押しながら身体・姿勢のバランスを取りましょう。また、アクアミットを開いて使う(指を開いてパーにする)と、大きく水をつかむ事ができるので、推進力が増し効果的に運動できます。

  • キャップ

    キャップ

    アクアビクスを行うときには、衛生上(水質保持の為)、必ずキャップを着用してください。また、アクアビクス運動中には体温が上昇しますので、しめつけ感のないメッシュ素材などのキャップをお勧めします。 ※ゴーグルは必要ありません。

  • アクアシューズ

    アクアシューズ

    アクアウォーキングシューズは、プールの中で行う水中ウォーキング用シューズとして開発されました。水中では浮力が働くため、つま先立ちになるなど陸上で歩く時のような動作が難しいですが、アクアウォーキングシューズを履くことで、かかとへの衝撃を保護しながらも、かかとで着地し、つま先で踏み込むといった動作をスムーズに行うことができます。水中での歩幅が広がるので、より身体を大きく動かすことができ効率的な運動にも繋がります。