専用の3D測定器で足の形や重心のかかり方を測定。
その計測データをもとに足の状態を分析します。

機器に加えて手でも測り、足の形やサイズを十分に理解。
専門のスタッフが靴選びのアドバイスを行います

完成した靴を実際に履き、幅などのフィット感を確認します。
まず座った状態で、次に立った状態で行います。

店内を歩いてみて、歩行バランスや違和感がないかを確認します。

靴の基本となる型紙を作成します。
着用時に感じる心地よさを数値化したものをベースに設計していきます。

吸放湿性に優れた天然皮革を一枚ずつ細かくチェックし、裁断。
人の足の複雑な曲線に、自然とフィットする形へ裁っていきます。

裁断された各パーツをひとつにし、アッパー(底部を除く上部のすべて)を作りあげていきます。
立体的な形へと縫い合わせるには高い技術を要するため、職人たちは細心の注意を払いながら作業を行います。

アッパーを機械にセットし、高さや中心位置をズレのないよう慎重に調整します。
一度温めて柔らかくし、冷却しながら人のかかとに近い丸みを成形。長年培った職人の技が必要とされます。

出来上がったアッパーをラスト (靴型) に被せて成形する、シューズづくりで最も大事な工程。
機械を使ってアッパーをラストに沿うように引き伸ばしたら、職人の手作業で中底板へと張り合わせていきます。
力加減ひとつでフィット感が左右される、熟練の技が光る作業です。

アッパーとソールをより強く接着させるために、研磨(バフがけ)をします。

アッパーとソールを接着する前に接着剤ののりをよくする下地づくりを行います。十分に乾いたら手作業で接着剤を塗り、
もう一度乾燥させ、アッパーとソールの接着位置を1足ずつ人の手で調節。最後に圧力をかけてしっかり接着します。

熟練の職人たちが、ひとつずつ厳しい目でチェック。
隅々まで検品し、問題がなければようやく完成です。