「歩く」に寄り添うミズノのライフスタイル・ウォーキングシューズには、お客様の手に届くまでに多くの担当者の想いが込められています。今回は、開発・企画担当者が語る、機能性へのこだわりや開発の舞台裏をお届けします。
目次
1.「WAVE EVOKE SWITCHシリーズ」 についてどんな背景で生まれた商品でしょうか?
(企画担当)
年々厳しさを増す夏の暑さを受けて、「涼しく歩けるシューズが欲しい」というお客様の声が高まっていました。「WAVE EVOKE SWITCH」はそうしたニーズに応えるために生まれた、アウトドアカジュアル系のサンダルシューズです。
コロナ禍を経てアウトドア市場が活性化した2024年の春、サンダルスタイルのシューズというコンセプトで発売がスタートしました。ミズノとして新たなカテゴリーへの挑戦であり、機能性とファッション性を両立させたこだわりの一足です。
2.デザイン性にこだわりがあるということですね!詳しく教えてください。
アッパーのデザインはグルカサンダルをイメージソースとし、側面などに意図的なすき間を設けた開放的な構造。見た目にも涼しげで、夏の足元に自然に馴染みます。
2026年春夏に新しく発売した「WAVE EVOKE SWITCH SUEDE」は、ベースモデルのアウトドア的な雰囲気から一歩進み、都会的でアーバンなシーンにも馴染むような洗練された雰囲気にこだわりました。
素材には、しなやかなスエード調人工皮革を採用。扱いやすさも兼ね備えています。シューレースは従来のストッパーパーツから通常のスニーカーライクな丸紐に変更し、よりクリーンな印象に。ミズノのRBロゴマークもプリントではなく刺繍で仕上げられており、細部にまで上質感が宿っています。
3.デザインに加えて、かかとパーツの設計も“SWITCH”の特徴ですよね!
まさに、このシューズの最大の特徴が、商品名にも込められた「SWITCH(スウィッチ)」機能です。かかとパーツを面ファスナーで着脱するだけで、シューズスタイルとサンダルスタイルを好みやシーンに合わせて自由に切り替えることができます。
かかとパーツを付けたまま履けば、スニーカーのようにしっかりとしたフィット感で歩け、外せばつっかけ感覚でさっと履けるサンダルスタイルに。一足で二通りの使い方ができる利便性は、夏のお出かけを格段に快適にしてくれます。
4.確かにすごく便利ですが、開発面では苦労があったのではないでしょうか?
かかとパーツが取り外せる構造は便利な反面、シューズスタイルで着用したときにフィット感の確保が難しいという課題がありました。かかとをしっかり固定できないと、歩行時のブレや脱げやすさにつながるからです。
「WAVE EVOKE SWITCHシリーズ」では、かかとパーツを面ファスナー調整できる仕様にしたことで、お客様それぞれの足に合わせたフィット感の微調整が可能に。また、かかとパーツを外した状態でも、アッパーのフィット感がしっかり確保できるよう設計されており、サンダルスタイルでも安心感ある歩き心地を追求しました。
5.企画者自身も履かれているとのことですが、どんな楽しみ方をしていますか?
「WAVE EVOKE SWITCH SUEDE」のホワイトとブラックというシンプルなカラー設計は、実はソックスコーディネートを楽しむための仕掛けでもあります。トーナルカラーだからこそ、シューズのすきまからカラーソックスが映え、足元の差し色として存在感を発揮するかなと。
また、個人的には、夏の暑い日に履くホワイトカラーがおすすめ。涼しげな見た目で、足元から夏のスタイリングを爽やかに演出してくれます。
裸足履きにも対応した素材感と、開放的なアッパーデザインで通気性も確保。歩行機能をしっかり持ちながら、おしゃれに履いていただけます。私自身にとっても、夏の定番シューズとして、幅広いシーンで活躍してくれる一足です。

