お役立ち情報 ウエア

ミズノの機能性素材について

代表的な機能素材の種類

  • BRETH THERMO (ブレスサーモ)
    ブレスサーモは人体から発散する水蒸気が繊維に吸着することで発熱。吸湿力にも優れ、ウエア内をドライにキープアンダーウエア、ダウンジャケット、トレーニングウエア、アクセサリー、寝具で展開しています。
  • Thermobrid
    ブレスサーモと繊維のようにしなやかなマイクロカーボンファイバーヒーターを背部に搭載。アウターで展開しています。
  • DRY VECTOR (ドライベクター)
    ドライベクターは汗だけでなく、湿気も吸収して衣服内湿度の上昇を抑制し素早く乾く、吸湿速乾性に優れた素材アンダーウエア、トレーニングウエア、アクセサリーで展開しています。
  • ICE TOUCH (アイスタッチ)
    アイスタッチは汗と体熱を素早く逃す、吸汗速乾性をともなう夏の涼感素材。
    アンダーウエア、トレーニングウエア、アクセサリー、寝具で展開しています。
  • SOLAR CUT (ソーラーカット)
    ソーラーカットは太陽光をカットし熱を伝えにくくする素材。また太陽光に含まれる赤外線、紫外線の光の透過を抑制 コンプレッション系アンダー、トレーニングウエア、アクセサリーで展開しています。
  • Dryscience (ドライサイエンス)
    ドライサイエンスは速乾性と共に、衣服と肌のべたつきを抑えるため汗を裏面から表面に移動しやすいようにした吸汗速乾のサラサラ素材 アンダーウエア、トレーニングウエアで展開しています。
  • DRYACCEL (ドライアクセル)
    ドライアクセルは肌に汗が残りにくく、べたつきを軽減して衣服内環境を快適に保つ瞬間汗処理素材 アンダーウエア、トレーニングウエア、アクセサリーで展開しています。
  • BIO GEAR (バイオギア)
    バイオギアはスポーツ時の筋肉のムダな振動を抑えることで身体(筋肉)への負担を軽減し、筋肉や関節などを適正な動作に導くコンプレッションインナー シャツ、タイツ、サポーター、ソックスで展開しています。
  • MOVE CLOTH
    通気性を考慮したストレッチ素材でつっぱり感を軽減、スムーズで安定感のある動きを可能にします。トレーニングウエアで展開しています。
  • BERGTECH EX (ベルグテックEX)
    ベルグテックEXは100洗耐久撥水加工、耐水圧約30,000mm以上。ワンランク上の防水・透湿力を持つ高性能素材 レインスーツ、アクセサリーなどで展開しています。
  • BERGTECH (ベルグテック)
    ベルグテックは100洗耐久撥水加工、耐水圧約10,000mm以上、透過性約10,000g/m2-24h。防水・透湿力を持つ高性能素材 アウター、レインスーツ、トレーニングウエア、アクセサリーで展開しています。
  • Techfill (テックフィル)
    テックフィルは空気を多く含む独自の繊維形状で高い保温性を実現。繊維の内部まで水が浸透しにくく雨や汗で濡れた際も保温性の低下を抑制 アウター、トレーニングウエアで展開しています。
  • TECHSHIELD (テックシールド)
    テックシールドは肌あたりの良いストレッチ素材と、表地の間に防風フィルムを挟みこんだ素材。体の熱を奪い寒さの要因となる外気をシャットアウト アウター、トレーニングウエアで展開しています。
  • TECHVENT (テックベント)
    “小さな通気口”がウエア内の通気を促し、体をクールダウン。優れたストレッチ性でツッパリ感も軽減。風も動きもリリースする高通気素材 トレーニングウエアなどで展開しています。
  • GORE-TEX
    高い防水性を長く保持しながら、湿気や熱を放出し、暖かい環境下での激しい運動中の快適性を向上させた素材 シューズ、レインスーツで展開しています。
  • Hyd[AgTiO2]
    花粉、ハウスダスト、汗、ニオイ、不衛生タンパク質を分解する素材 日常系アパレル、アクセサリーで展開しています。

耐水と撥水の違いについて

防水は「耐水」と「撥水(はっ水)」に分かれます。

耐水とは…水を通りにくくしたもの

●一般的に「耐水」といわれるものは、水が生地の隙間から浸入しないように、その隙間をうめることで水を防ぐようにしたものです。
●「撥水加工」のものに比べて、外からの水は入りにくいのですが、逆に体内から出る水蒸気も通りにくいため、長時間運動を続けると 蒸れを感じるものもあります。

 

外からの水滴は通さず、身体から出る水蒸気を外に排出できる加工を施した素材が透湿防水素材です、透湿度合いの大、小でいろんなタイプが販売されています。
※透湿…人体から発散される蒸気(汗)をウエア外部に放出し、蒸れを防ぎます。

 

撥水とは…水をはじきやすくしたもの

●一般的に「撥水」といわれるものは、生地についた水をはじいてウエア自身を湿らさないことで水を防ぐようにしたものです。

●「撥水」の生地は隙間をうめたものではなく、生地に水が落ちた瞬間のはじきやすさなので、多量の水にさらされたり、水がついた状態が長く続くと生地の隙間から水がしみてきます。

 

水の浸入を防ぐと言う点では「耐水」には劣りますが、通気性があり、水をはじくため水性の汚れもつきにくいと言う利点もあります。

※両方の機能を兼ね備えた商品もありますが、それぞれの特徴をよく理解して用途にあった商品を選ぶようにしてください。

撥水効果がなくなってきたら

●撥水効果は使用していくうちにだんだんと衰えていきます。
●洗濯やウエアを着用している時に生じる擦れなどで、撥水剤自体が脱落し、効果が低くなるということもあります。
●汚れや洗剤が生地の表面に残り、水を弾かなくなってしまう場合も多く見受けられます。

 

撥水効果が衰えてきた場合、クリーニング店での撥水の再加工も出来ますが、ご家庭ではまず丁寧に洗濯をし、しっかりと表面の汚れを落としましょう。洗濯の際には洗剤が残らないように、充分にすすぎを行なってください。
乾燥後、仕上げに市販の撥水スプレーを噴霧し、その後、低温でアイロンがけをすると、より撥水効果が回復します。

 

<注意>

撥水スプレーを噴霧する時は、必ず屋外でご使用ください。
スプレー剤を吸い込まないように充分注意しましょう。
撥水スプレーの注意書に従って、正しい取扱いが大切です。
シミが残ることがありますので、目立たない部分で試してから行なって下さい。

紫外線カットについて

●紫外線をカットし、日焼けからお肌を守るウエア
…紫外線散乱剤、紫外線吸収剤を繊維に練りこむか、生地に後加工した商品をいい、加工や原糸でUVカット性を向上させたものです。
●衣類や傘などではオーストラリアやニュージーランドの検査基準に基づくUPF表示が一般的です。
※UPFは「ウルトラバイオレットプロテクションファクター」の略です。

 

<例>
UPF-30…夏の太陽光の下で、皮膚が赤くなりはじめる時間を約30倍引き伸ばすことができます。
UPF-50 …夏の太陽光の下で、皮膚が赤くなりはじめる時間を約50倍以上引き伸ばすことができます。