TECHNOLOGY -テクノロジー

0(ゼロ)から始まった高性能ラバー開発

“エネルギー効率の高さ”「エネルギー損失係数を抑える」
この“損失”を極力抑え、相手ボールのパワーにスイングのパワーをプラスして打ち返すラバー。
エネルギー効率の高さを追求したQシリーズ。

XL(クロスリンケージ)52/3

1000以上のサンプルと、3600回以上のテストから見出したこだわりの配合、最終的に採用された「XL(クロスリンケージ)52/3」
52番目の基本配合のパターン3。XL52/3は高いエネルギー効率を持っています。
成形する段階での焼き加減、接着方法などの配合以外のエネルギーロス要因も抑えることで、さらにエネルギー効率を高めています。
プレーヤーのスイングパワーをなるべくロスなくボールに伝達、またグリップ力も向上しつつ、安定した飛び出し角度を確保することが、Qシリーズのベースとなっています。

エネルギー効率(スピード+スピン)
エネルギー効率(スピード/スピン)

新たなスポンジ開発と形状NEW

アクセルアークスポンジ

アクセルアークスポンジ

ミズノが新たに独自開発したスポンジ「アクセルアークスポンジ」。
スポンジの気泡1つ1つをやや縦長に、やや大きく発泡させたことにより、”食い込みの良さ”と”反発力”の両立を実現。
原料配合・接着剤も緻密に見直し、ラバーの性能をシリーズ史上、最大限に引き出すスポンジが完成した。

ラバー特性を決めるトップシート設計

Qシリーズには、エネルギー損失を抑えた素材に加え、それぞれのプレースタイルに合わせる為に設計されたトップシート形状とスポンジ硬度があります。
(※打感には個人差があります)

  • Q3:トップシートの粒形状をやや高く、やや細く設計。
            粒を倒れこみやすくすることで、スピードとスピンのバランスがとれたタイプ。
  • Q:トップシートの粒形状をQ3よりもやや太くやや
            低く設計。よりスピンに特化したタイプ。
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Q SERIES 弾道比較イメージ

弾道比較イメージ

弾道比較イメージ

※ 比較イメージ図です。

Qシリーズ開発の原点ともなった徹底したデータ検証

素材となるラバーの組成から焼き入れ後の物質変化を考慮しつつ「良いラバーとは何なのか」を追求するため、日々トライアンドエラーを繰り返しながらトップシートの形状とスポンジ硬度の組み合わせが生み出すエネルギー効率の数値化に取り組んでいます。

合成曲線(マスターカーブ)
  • ※ ミズノ(株) 自社調べ

実際のボール接触時のラバー変形挙動

実際にテストラバーを用いたボールに及ぼすエネルギー損失と回転量への影響の有無を検証。

GF
Q シリーズ
  • ※ ミズノ(株) 自社調べ
  • ※ バズーカから発射したボール接触時からリリース後の反射角度及び回転量変化測定

MIZUNO TABLE TENNIS(Q series + GF series)RUBBER MATRIX / 製品マトリックス

製品マトリックス

もっと多くのプレーヤーと「喜び」と「興奮」を共有する為に、進化は止まらない。