AHEAD MIZUNO RUNNING MAGAZINE 06

FEEL THE ENERGY & THE ENERZY PART2

様々なジャンルで活躍するランナーが
MIZUNO ENERGYの優れた走行性能を体感!

PART 2

前回のAHEADに続き今回のAHEADは、各界で活躍する4人と南井編集長がMIZUNO ENERZY搭載プロダクトを履いて、その魅力を語る後編。今回はレイザーラモンRGさんと中村優さん、南井編集長が登場する。

レイザーラモンRG × THE MIZUNO ENERZY

ヒットソングに乗せて「〇〇あるある早く言いたい」と繰り返し歌い、最後にあるあるネタを言う「あるある言いたい」や、今話題になっている人物をコミカルに顔マネすることetc.の独自の芸風で多くのファンから支持を集めるレイザーラモンRGさん。芸能界屈指のスニーカーフリークとしても知られており、2014年には発起人として「スニーカー同好会」をスタートさせ、メンバーにはダイノジ・大地洋輔さん、グッドウォーキン・上田歩武さん、ネゴシックスさん、シソンヌ・長谷川忍さん、マテンロウ・アントニーさんらも名を連ね、開催されるイベントは毎回盛況を博してきた。またスニーカーのシルエット、カッコよさを強調させる独自の撮影方法である「キモ撮り」をインスタグラムで披露し、この「キモ撮り」は多くの追従者を生むなど、スニーカー業界においても確固たるポジションを築いている。
そんなレイザーラモンRGさんが履いたMIZUNO ENERZY搭載モデルは、THE MIZUNO ENERZY。MIZUNO ENERZYのコンセプトモデルであり、ラインアップされる3種類のマテリアルにおいて、従来素材との比較で反発性及び柔軟性が最も向上したMIZUNO ENERZY COREを内蔵するシューズだ。そのインパクトのあるデザインにソフトなクッション性と足裏を強く押し返す反発性を高次元で融合した1足で、ライフスタイルシーンからライトランニングetc.様々なアクティビティに対応するマルチパーパスなプロダクトとなっている。

このシューズに対する感想をレイザーラモンRGさんは「最初に見たときは『ホントに攻めてるシューズだなぁ、攻めすぎやろ(笑)』と思いました。最近のミズノはウエーブプロフェシーやrhrnなどデザイン的にアグレッシブなデザインのシューズも少なくなかったのですが、ここまでインパクトのあるデザインはなかったと思いますよ。いい意味で。
実際に履いてみると、自分はどちらかいうと体重があるほうなので、ミッドソールの素材がただ単にフワフワしたタイプは、足裏が沈み込み過ぎて向いていないんです。安定感がないと靴擦れしたりして。あとミッドソールが変形して横に広がるようなタイプもどちらかいうと苦手なんですが、このシューズはソールの中央部分に従来素材と比較して柔軟性が293%、反発性を56%向上させたMIZUNO ENERGY COREを配しつつ、外周をある程度の硬度のあるMIZUNO ENERZYで覆うことによって、衝撃が加わった際にも安定性を損なうことなく吸収し、その力を効率よくエネルギーに変換してくれるのがいいですね。ミッドソールが上のほうに巻き上げられて足が包み込まれるような感覚も気に入っています」とコメント。

さらに「インスタグラムでTHE MIZUNO ENERZYを履いて“キモ撮り”したときは、コメント欄が『○○に似てる!』みたいな感じでとても盛り上がって大喜利状態。このシューズのデザインのインパクトの大きさを証明していると思いますよ」と、そのときの反響の大きさを振り返っていた。
「今日から数日間、愛媛県のほうでロケなんですが、このシューズを履いていくつもりです。長時間歩いても本当に楽なシューズなので。ロケ先の人もこのシューズのデザインにはビックリするでしょうね(笑)」ということなので、テレビ番組のなかでTHE MIZUNO ENERZYを履いたレイザーラモンRGさんを見つけることができるかもしれない。

中村優 × WAVE RIDER 24

タレントで女優の中村優さんは、「無理をしない!」をモットーにランニングを楽しみ、ライフワークとして10年以上走り続けてきた。フルマラソンのエントリーは28回、ウルトラマラソンも5回(100km×2、82km×1、60km×2)完走。これまでに一度もDNF(途中棄権)していないというのも彼女の誇りだ。

日本全国のマラソン大会やランニングイベントからゲストランナーとしてたびたび招聘され、NHKの「ラン×スマ」では数多くの大会に参加し、レポーターも務めていた。これまでに数多くのランニングシューズを履いてきただけに、スポーツシューズの構造にも詳しい。そんな中村優さんのウエーブライダー24を履いて走った感想は「足入れした瞬間に、足を包むアッパーを始めとした足が触れているすべての面に柔らかさを感じられて気持ちがいい。以前のウエーブライダーは安定感抜群だけどもう少し硬いイメージでした。横幅もゆったりしている感じ。今までのウエーブライダーシリーズに比べ、クッションの質感がかなり柔らかくなっている気がします。

かかと部分の接地から母子球で踏み込む時に感じる柔らかさが心地良くて、これがこのシューズで1番好きなポイントです。着地時の衝撃をしっかりと吸収してくれるのがわかるし、沈み込みすぎずに程よい反発でスムーズに滑らかに走らせてくれる感じがしますね。ランニング初心者の女の子と1km8分前後というかなりゆっくりペースで走る機会があったのですが、地面との接地時間が増えても疲れない感じがしました。Km/6分前後で走った際もMIZUNO ENERZYの反発力が働いてくれ、軽快にどこまでも走れそうな気分になります」とポジティブな内容。
第17弾モデルから歴代のウエーブライダーを履いてきた彼女にとっても、MIZUNO ENERZYをミッドソールのヒール部分地面側に採用した今回のウエーブライダー24は、ワンランク上の走り心地だったようだ。
「これまでもウエーブライダーはフルマラソンを走るときに真っ先に履こうと思ったシューズのひとつでした」と語るように、彼女にとってお気に入りシューズだった従来のウエーブライダー同様、安心感のあるシューズであるというウエーブライダー24。「今回履いたブラックカラーは特にベーシックなデザインが引き立たされ、落ち着いたトーンの配色を採用しているので、カジュアルシーン、ランニングシーン問わず履けそうですね。これからもヘビーローテーションで活躍してくれる1足だと思います」とオススメしてくれた。

南井正弘 × WAVE SHADOW4

「ウエーブシャドウは、初代モデルが2017年に発表され、ドロップ(踵とつま先の高低差)を少なくすることにより中足部からの着地を促してくれた1足。個人的には初代モデルを履いたことがあり、当時のミズノのランニングシューズとしては珍しい少ないドロップが中足から前足部にかけて着地するランナーにピッタリな1足であること、ある程度の足裏感覚を提供してくれ、ペースも上げやすいスペックだったので、現状からのレベルアップを目指すランナーに最適なプロダクトであると思った。

一方でミズノウエーブが踵部分に採用されていたことに違和感を感じていたことは偽らざる事実であり、結局第2弾モデル、第3弾モデルを履くことはなく、類似したレベルのミズノシューズだと、ウエーブエアロ18などを履いていた。

そんな状況で登場したウエーブシャドウシリーズの第4弾モデルがウエーブシャドウ4。ミッドソールの地面側に新たにMIZUNO ENERGYを採用し、中足部から前足部にかけて発泡素材で構成されたミズノウエーブであるフォームウエーブを搭載。それにより走り心地は筆者が3年前に履いた初代ウエーブシャドウとは全くの別物に。実際に履いて走ってみると、MIZUNO ENERGYは着地時に従来よりもソフトなクッション感を提供しつつ、力強い反発性能も兼ね備えていることをまず感じる。またフォームウエーブはウエーブスカイ3で体験済みであったが、搭載位置が異なるので全く違う走行感覚。

中足部から着地した場合、スムーズに前足部の内側へと蹴りだしを促進してくれるので加速しやすい。あとソールユニットが柔らかくあまり厚くないので、脚力を効率よく路面に伝えられ、路面からのレスポンスもクイック。アッパーのフィット感も秀逸だ。このようにウエーブシャドウ4は全くの初心者に薦めるべきシューズではないが、走り始めてある程度の期間が経過し、脚力も備わった段階で次へのステップを目指すランナーで、着地位置が中足部よりも前ならば、ぜひともトライしてほしい1足だと思う。これまでにない加速感を体感することができるだろう」