
2021年の東京や2022年の陸上世界選手権では女子4×100mリレーで日本チームのメンバーとして出場した兒玉芽生選手。2022年には100mで日本歴代2位の記録となる11秒24を叩き出すなど、日本女子短距離走を引っ張っていく存在といえる兒玉選手に陸上短距離走に対する「CRAZY LOVE」な話をうかがいました。
1%の可能性でも挑戦したくなる短距離走のワクワク感

24時間365日、頭のどこかに陸上競技がある
短距離走へのCRAZY LOVEなエピソードがあればぜひ教えてください。
わかりにくい答えかもしれませんけど、とにかくいつも陸上のことを考えてます。やっぱり好きなんでしょうね。プライベートで友達と旅行に行っても、ちょっと空いた時間にパソコンでフォーム解析に結果を見たり、寝る前にイメージトレーニングしたり。
本当に四六時中、短距離走のことが頭から離れないんですね。
友達と旅行した時は、さすがに忘れようと思っていたんですが、友達が寝て1人になった時なんか気になっちゃって。「ちょっと体幹トレ1分だけして寝よう」って、そっと布団から出て筋トレしたこともあります。だいぶヤバいですよね(笑)
人々がスポーツに魅了されるのはなぜだと思いますか?
スポーツに取り組む姿を通じて、その選手たちの人生を垣間見られるからじゃないでしょうか。しかもきれいなところだけじゃなくて、泥臭い部分も垣間見えますよね。特に今は過去の動画も簡単に見られますから。 あと、スポーツに取り組む側として感じるのは、ずっと勝ち続けている選手はもちろんですが、いろいろな困難を乗りこえて勝利をつかみ取った選手も人々を沸かせる力が大きいな、って感じています。
撮影場所:イノベーションセンター MIZUNO ENGINE