登山におすすめの服装を季節別に紹介!初心者向けに押さえるべきポイントを解説

登山におすすめの服装を季節別に紹介!初心者向けに押さえるべきポイントを解説
山の天気は変わりやすく、登山の際はこうした気候の変化に対応できる服装選びが重要です。

この記事では、公益社団法人日本山岳ガイド協会理事の手塚友惠さん監修のもと、初心者向けに必携ウエアや季節ごとの持ち物、服選びの基準を解説します。
  • 公益社団法人日本山岳ガイド協会理事 手塚友惠さんコメント
  • 手塚友惠(てづか ともえ)
    公益社団法人日本山岳ガイド協会理事

    2001年、日本山岳ガイド連盟(現・公益社団法人日本山岳ガイド協会)の認定ガイドとなる。2011年には震災対応PT統括、公益法人化、2012年からは国民の祝日「山の日」制定運動を担当、2020年に理事に就任。 また2016年の公益財団法人全国山の日協議会設立以来、理事・事務局長を務め、毎年8月11日に各地で開催される「山の日」全国大会の運営委員長を歴任。国民の祝日「山の日」の趣旨浸透活動に取り組む一方で、筑波大学の山岳科学センター非常勤講師、松本大学の信州山学マイスター養成プログラムコーディネーターに就いている。

登山の服装の必須ポイント!季節別と通年で紹介

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登山を安全に楽しむためには、「何を着るか」がとても重要です。

山では標高差による気温変化や急な天候の変化がつきもの。標高差があると汗冷えなどで体が冷たくなりやすく 、体調を崩す 恐れもあります。

ここでは、登山初心者がまず押さえておきたい、4つの必須ポイントを紹介します。

  • レインウエアは通年で必須
  • 汗冷えは一年中起きる!抑制するアンダーウエアが必須
  • 秋冬の登山は寒さ対策が必須
  • 3層の重ね着=レイヤリングが基本スタイル

季節別の服装サンプルをすぐに見たい方は以下のリンクからご覧ください。


▼春と夏の登山の服装例

▼秋冬の登山の服装例

レインウエアは通年で必須

登山経験者が必ず持ち歩くアイテムの一つが、レインウエアです。
山では、雨だけでなく足元の草つゆなど、思わぬタイミングで体が濡れるリスクがあります。
たとえ短時間でも服が濡れてしまうと、夏場でも一気に体温を奪われ、思わぬ体調不良につながることも。

レインウエア選びでは、防水性と透湿性(生地が水蒸気を外に逃がす性質のこと)が重要です。
なぜなら、汗でレインウエアの中が蒸れて衣類が濡れてしまうと、体温が低下する恐れがあるからです。

レインウエアの推奨スペック

登山用のレインウエアは、耐水圧20,000mm以上、透湿性約10,000g/m²-24h以上あるものが推奨されています。

レインウエアは「雨を防ぐ」だけでなく、「風を防ぐ」「寒さから身を守る」役割も担っています。そのため、晴れの予報の日でも必ずザックに入れておきたい装備です。

山の天気は予想以上に変わりやすいもの。どのシーズン、どの山でも必ず常備しましょう。

  • 公益社団法人日本山岳ガイド協会理事 手塚友惠さんコメント
  • あらかじめ当日の現地の天気予報を確認し、もし降雨の可能性があるようでしたら、レインウエアはザックの取り出しやすいところに収納しておきましょう。

    気圧や気温の急な変化によって、登山中に突風や局地的な雨に遭遇することもあり、体温を奪われて行動不能になるケースは少なくありません。

    山では「備えすぎ」ということはないので、つねに万全な状態を心がけましょう。

汗冷えは一年中起きる!抑制するアンダーウエアが必須

登山では標高が上がるほど、気温が下がりやすくなります。その一方で、上り坂などではどうしても汗をかきやすいもの。
気温が高い季節でも、汗をかいたシャツが乾かないまま標高の高い場所や風当たりの強い場所に行くと、急激に体温が奪われ「汗冷え」を起こします。
そこで重要なのが、汗をすばやく吸い上げ肌をドライに保つ「アンダーウエア(ベースレイヤー)」の存在です。

一般的なアンダーウエアの素材であるコットンなどは汗が乾きにくく、寒さ の原因になりやすいため、登山用の吸汗速乾素材を選ぶのがポイント。
登山に適したアンダーウエアだけでも、寒さから身を守る のに多いに役立ちます。
  • 公益社団法人日本山岳ガイド協会理事 手塚友惠さんコメント
  • シーズン・山域毎の寒暖や発汗を思い浮かべて、それぞれのアクティビティに適したアンダーウエアを使い分けましょう。

    初夏から初秋や、湿度の高いエリアでの行動には、汗を吸水拡散して素肌が乾いた状態に保つことができる素材のアンダーウエアを選んでください。

秋冬の登山は汗冷え対策+寒さ対策が必須

秋や冬の山では、もともと気温が低いうえに、日が陰ったり風が強く吹いたりすると体感温度がさらに下がります。
歩いているときは暑く感じても、立ち止まった瞬間に急に体が冷たくなりやすいのが この季節の特徴です。
そのため、寒い季節でも汗冷え対策が欠かせません。

秋冬は汗を逃がすだけでなく発熱性や保温力も備えたポリエステルやウール素材のアンダーウエアを選びましょう。

ポリエステルは速乾性が高い反面、発熱機能はないため、寒がりな方や気温の低い日はウールや化繊タイプの発熱系アンダーウエアとの重ね着もおすすめです。
なお、よくある「日常着の温かインナー」といったものは、レーヨンや綿を使用していることが多いです。
レーヨンや綿は乾きにくい素材で汗冷えの原因となるため、登山での着用はおすすめできません。
  • 公益社団法人日本山岳ガイド協会理事 手塚友惠さんコメント
  • 秋冬シーズンのアンダーウエア選びでは、透湿性だけでなく保温性も重視しましょう。
    夏用といわれる吸水性の高いアンダーウエアではむしろ寒さを感じることがあります。

    行動中と休憩中で寒暖差が大きくなりますし、風当たりによって体温を奪われることもありますから、吸汗速乾と発熱性のあるアンダーウエアを組み合わせておくと安心です。
    特に朝夕や標高の高い場所での保温(体温を保つこと)はとても重要です。

3層の重ね着=レイヤリングが基本スタイル

3層の重ね着=レイヤリングが基本スタイル
登山の服装は、どんな季節でも「レイヤリング(重ね着)」が基本。気温や天候の変化が激しい山の環境で、効率的に体温調節をするために欠かせない考え方です。

レイヤリングは、大きく分けて3層に分かれます。
レイヤー別・登山用服装の選び方
ベースレイヤー(肌着) ベースレイヤーとはアンダーウエアのこと。汗をすばやく吸収し、肌をドライに保つために欠かせません。体温維持のカギを握るため、もっとも重要なレイヤーです。
ミドルレイヤー(中間着) 体から逃げる熱をしっかり蓄え、必要なときに暖かさをキープ。フリースや薄手ダウンなどが代表的です。
アウターレイヤー(外側) 雨や風を防ぎつつ、内側の湿気をしっかり逃がす防水・透湿性がポイントです。レインウエアもここに分類されます。
各レイヤーごとに「役割」が異なるため、季節や天候、体質に合わせて組み合わせるのがコツ。

特に重要なのは、ベースレイヤー(アンダーウエア)です。

肌を快適な状態に保つことで汗冷えを防ぎ体温調節をスムーズに行えるため、どんな環境の山でも安全性が高まります。
  • 公益社団法人日本山岳ガイド協会理事 手塚友惠さんコメント
  • レイヤリングは、登山装備のなかでも基本中の基本です。
    各レイヤーそれぞれの役割と効果を理解し、機能性の高いウエアを上手に重ね着しましょう。
    ジッパーの開け締めなどによってこまめに体温調整をすることで、オーバーヒートと寒さに臨機応変に対応することができます。
    特に肌に直接ふれるベースレイヤーは、何より一番にこだわって選んでほしいですね。

レイヤー別!登山の服装の選び方

ここからは、登山の快適さと安全を左右する「3層レイヤリング」の選び方を、各レイヤーごとに詳しく解説します。

ベースレイヤーは通年で汗冷え防止できるものが◎

アウトドア市場向けのアンダーウエア

登山のレイヤリングでまず押さえておきたいのが、肌に直接ふれるベースレイヤー(アンダーウエア)です。

ベースレイヤーを選ぶ際に欠かせないのが吸汗速乾性。汗をかいてもすばやく吸収・発散し、肌をドライに保つことで、汗冷えによる体温低下や不快感を防いでくれます。
特に春夏の登山では、標高差や運動量で大量の汗をかきやすくなります。

ここで綿やレーヨン素材を選ぶと、汗が乾かず、不快感だけでなく、下山や休憩時に一気に体温を奪われるリスクもあります。

一方、秋冬の登山は、汗冷え防止に加えて「寒さ対策」も重要になります。
ポリエステルの速乾性に、発熱機能やウール混の保温性をプラスしたアンダーウエアを選ぶと、厳しい寒さでも体温をしっかりキープできます。

ミドルレイヤーは保温性が重要

ミドルレイヤーは保温性が重要

ミドルレイヤーは、ベースレイヤーで汗を逃がした後の体温をしっかり守る役割を担います。

山の気温は一日の中でも大きく変化し、特に標高が高くなるほど冷え込みも厳しくなります。
行動中は暑く感じていても、風が強い場所や休憩時には急に寒さを感じることが多く、そこで頼りになるのが保温力に優れたミドルレイヤーです。

代表的なのはフリースや薄手ダウン、化繊インサレーションなど。フリースは軽量で扱いやすく、通気性もあるため運動量の多いシーンにも適しています。
寒さが厳しい日は、ダウンや化繊綿入りのジャケットを重ねればさらに安心。登山では脱ぎ着しやすいデザインや、コンパクトに収納できるアイテムを選ぶと荷物もかさばりません。

ミドルレイヤーを上手に選ぶことで、行動中も休憩中も快適な暖かさをキープできます。

アウターレイヤーは防水性・防風性が重要

アウターレイヤーは、体の熱を閉じ込める役割があります。

登山中は気温や風の強さ、日陰の有無などで寒暖差が大きくなります。特に休憩時や山頂付近にいるときは体が冷たくなりやすいため 、保温性の高いアウターレイヤーが必要です。

代表的な素材は、防水透湿性に優れたゴアテックスなど。ゴアテックス素材のウエアは、雨や風をしっかり防ぎながら、体から出る湿気を外に逃がしてくれるため、歩行中でもムレにくく快適です。
また、風の影響が強い山や休憩時の寒さ を防ぐには、防風性が高いソフトシェルもおすすめ。軽量で脱ぎ着がしやすく、コンパクトに収納できるものを選ぶと便利です。
アウターレイヤーをしっかり用意しておくことで、歩いているときも休憩中も快適な温かさを保つことができます。

春と夏の登山の服装例

春夏の登山の服装例
ここからは、これまで紹介したレイヤリングのポイントを踏まえて、実際に春夏の登山でおすすめしたいコーディネート例を紹介します。
イラストを見ながら、ベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーの具体的なアイテム選びや着こなしをチェックしましょう。

春夏の登山で意識すべき4つのポイント|涼しさ・汗冷え対策・急な天候変化への備え

春と夏は気温が高いため油断しがちですが、標高が高い場所や風の強い稜線では寒さに注意が必要です。

春夏の登山で意識すべきポイント

  • ● 吸汗速乾性の高いアンダーウエアで汗冷えを防ぐ
  • ● 帽子やサングラスなどで日差し・紫外線対策を徹底する
  • ● レインウエアは必携!行動食は多めに持ち、急な天候変化に備える

汗冷え対策には吸汗速乾性の高いアンダーウエアが効果的です。
また紫外線対策として帽子は必須で、追加でサングラスやアームカバーがあってもいいでしょう。
そして急な天候変化に備えてレインウエアは必携。そして行動食としてドライフルーツ、塩分補給タブレットを多めに携帯するのがおすすめです。
また春は低山でも朝晩に霧が発生し、視界が悪くなるため、防水性の上着やヘッドライトもあるとよいでしょう。

春夏登山で必要な服装と持ち物リスト

ここでは、実際に持っていきたい服装と持ち物をリスト形式でまとめました。服装はレイヤーごとの特徴も添えているので、準備の参考にしてください。
春夏登山の服装リスト
レインウエア撥水性・防水性が高く、通気性やベンチレーション(換気口)付き。アウターレイヤーとして兼用できるものがベスト。
ベースレイヤー吸汗速乾性に優れた素材。汗冷えを防ぐポリエステル製が◎。
ミドルレイヤー薄手フリースやウインドシェルなど、保温性と通気性のバランスが良いもの。暑さ調節のため脱ぎ着しやすいデザインを選ぶ。
靴下吸湿速乾性+クッション性がある登山用ソックス。足のトラブル防止にもつながる。
帽子つば付きで通気性が良いもの。日差し・紫外線対策に加え、暑さ対策にも 役立つ。
サングラス紫外線カット率が高いもの。目の保護と快適性のために必須。
アームカバー日焼け防止&汗対策におすすめ。通気性のあるものを選ぶと快適。
手袋(薄手)岩場や日焼け対策。転倒時の手の保護にも。
春夏登山の持ち物リスト
水筒・ボトル1.0〜1.5L程度が目安。こまめな水分補給を意識。予備のドリンクもあると安心。
塩分補給タブレット発汗対策。長時間歩く場合は必ず持参。
行動食おにぎり、エナジーバー、ナッツ類、ドライフルーツなど手軽に食べられるもの。
レインカバーザック用のカバー。突然の雨から荷物を守る。
ヘッドライト霧や万が一の下山遅れに備えて必携。
日焼け止め高山では紫外線量が多く、日焼けリスクが高いので忘れずに。
救急セットばんそうこう、消毒液、テーピングなどの応急用品をまとめておく。
地図・コンパススマホの地図アプリと併用し、紙地図も持っておくと安心。
防寒着朝晩や休憩時用に、軽くてコンパクトなウインドシェルや薄手フリースがおすすめ。
バッテリー携帯の充電がなくなった場合の備え。
地形図の読み方、コンパスの使い方を習熟しておきましょう。
このリストをチェックしながら準備を進めれば、春夏の登山も安心して楽しめます。

通年使えるレインウエアでおすすめはミズノベルグテック

通年使えるレインウエアでおすすめはミズノベルグテック

登山では天候の急変に備え、通年使える高機能なレインウエアを着用しましょう。

登山用のレインウエアは激しい雨や強い風、長時間の着用など、過酷な状況にも対応する高い機能性を備えています。
その中でも、ミズノの「ベルグテック」シリーズは、季節を問わず使える一着として多くの登山者から高い評価を得ています。
特に「富士登山」や「屋久島トレッキング」といったハードな山行でも着用率ナンバー1の実績があり、初めての登山からベテランまでおすすめです。

機能面のポイントは以下のとおりです。

  • ● 100回洗濯しても機能が落ちにくい「100洗耐久撥水加工」
  • ● 耐水圧30,000mm以上、透湿性約16,000g/m²-24h
  • ● 40デニールナイロンリップストップを使用した3層構造

この高い防水性・透湿性・耐久性により、どんな山行でも快適に着用できます。

ベルグテックは、アウターレイヤーとして季節を問わず活躍し、突然の豪雨や長時間の着用にも体温調整しやすいベンチレーション機能も備えています。

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商品名 ベルグテックEX
ストームセイバーVI
ベルグテックEX
ストームセイバーVI
ベルグテック
アクアブロック
ゴアテックス
男女 メンズ ウィメンズ ユニセックス ユニセックス
シーン トレッキング~登山 トレッキング~登山 日常~キャンプ 多雨下での活動
防水性
※生地の耐水圧試験・製品のシャワーテスト(ミズノ方法で試験実施)
★★★
耐水圧30,000mm以上
★★★
耐水圧30,000mm以上
★★★
耐水圧15,000mm以上
★★★★
耐水圧30,000mm以上
ムレにくさ
※JIS-L1099 B-1法
★★
透湿性 約16,000g/m2-24h
★★
透湿性 約16,000g/m2-24h

透湿性 約10,000g/m2-24h
★★★
透湿性 30,000g/m2-24h
耐久撥水 100洗耐久撥水 100洗耐久撥水 20洗耐久撥水 20洗耐久撥水
縫い目仕様 防水性を高める内側
シームテープ
防水性を高める内側
シームテープ
防水性を高める内側
シームテープ
防水性を高める内側
シームテープ
ファスナー仕様 雨返し&フラップ付き 雨返し&フラップ付き 雨返し&フラップ付き 止水ファスナー仕様
サイズ展開 S-2XL、B体あり S-2XL、B体あり XS-2XL、LBB XS-XL
収納袋
フード内収納可能

フード内収納可能

フード内収納可能

フード内収納可能
販売形式 ジャケット&パンツ ジャケット&パンツ ジャケットのみ
参考:パンツ(B2JF0A01)
ジャケットのみ
参考:パンツ(B2JF2A10)

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春夏登山のアンダーウエアのおすすめはミズノカルエアー

春夏の登山では、アンダーウエア選びが快適さを大きく左右します。特に汗冷え対策は重要なポイントです。

ミズノの「カルエアーアンダー」は、汗冷えを抑えるために撥水加工ポリエステルと通常のポリエステルを組み合わせた独自の構造。
汗をかいてもすばやく拡散し、汗冷えを抑制するだけでなく肌にべたつきや不快感を残しません。
さらに、春夏だけでなく秋冬の登山でも、ベースレイヤーの下にカルエアーを重ねることで、汗冷えをより効果的に防ぐことができます。特に登りで汗をかいた後、風の強い稜線を歩くときや休憩時も快適です。

夏用アンダーウエアとして「接触冷感」タイプを選びがちですが、こうした素材の中には吸汗速乾性が十分でないものもあります。
実際には汗が乾きにくく、べたつきや汗冷えの原因になるケースも多いです。

大切なのは、ひんやり感よりも汗冷えをしっかり抑えてくれる吸汗速乾素材を選ぶことです。
ミズノ「カルエアーアンダー」は、春夏の登山はもちろん、オールシーズンの汗対策にも頼れる一着といえるでしょう。

秋冬の登山の服装例

秋冬の登山の服装例
ここからは、これまで解説してきたレイヤリングの考え方をもとに、秋冬の登山に適したコーディネート例を紹介します。
イラストも参考にしながら、実際の着こなしをイメージしてみてください。

秋冬の登山で意識すべきポイント

秋冬の登山の最大のリスクは、気温の低下と風による体温の低下です。
登りでかいた汗が冷えると一気に体温を奪うため、汗冷え・寒さ対策が重要になります。

秋冬の登山で意識すべきポイント

  • ● 登りでかいた汗が冷えるため、汗冷え・寒さ対策が必須
  • ● アンダーウエアは吸汗速乾性+発熱・保温性のある素材を選ぶ
  • ● グローブや厚手ソックス、帽子で寒さ対策 を万全に

特に休憩中や朝晩、標高が高い場所は冷え込みやすいため、吸汗速乾・保温性のあるベースレイヤー、調節可能なミドルレイヤー、防風・防水・透湿性を備えたアウターが必要です。

また、手足や耳などの末端部分は特に冷たくなりやすい ので、グローブや厚手ソックス、帽子も忘れずに準備しましょう。

秋冬登山で必要な服装と持ち物リスト

秋冬登山の服装リスト
レインウエア撥水力が高く高機能、暑さを逃がすベンチレーション機能があるもの。アウターレイヤーとして兼用も。
ベースレイヤー吸汗速乾+発熱・保温性を備えた素材。ブレスサーモやウール混など、汗冷え&寒さ対策に有効。
ミドルレイヤーフリース・ダウン・化繊中綿。暖かさを重視しつつ、脱ぎ着しやすく調節できるアイテム。気温や活動量で厚さを選ぶ。
靴下厚手のウールや登山用ソックス。足元の寒さ と靴ずれ防止のため、保温性とクッション性を重視。
帽子防寒性の高いビーニーや耳まで覆うタイプ。頭部からの熱逃げを防ぐ。
グローブ防風・防寒・保温性のあるもの。インナーグローブとの重ね着もおすすめ。
ネックウォーマー首元の寒さ を防ぐ。防風性と肌触りの良さを両立。
秋冬登山の持ち物リスト
水筒・ボトル0.7〜1Lが目安。冷たい水だけでなく、温かい飲み物用ボトルも◎
行動食高カロリー・小分けで食べやすいもの(チョコ、ナッツ、エナジーバー等)
レインカバーザック用のカバー。雨や雪、霧から荷物を守る。
ヘッドライト日が短い季節は必須。予備電池も準備。
防寒着休憩時や緊急時にさらに一枚。ダウンや中綿入りのジャケットなどコンパクトに収納できるもの。
救急セット絆創膏、テーピング、保温シート、ホッカイロなど寒さ対策も含めて準備。
地図・コンパス紙地図も必携。電子機器のバッテリー切れやトラブルに備える。
使い捨てカイロ末端の寒さ 対策に。貼るタイプ・貼らないタイプ両方があると便利。
バッテリー携帯の充電がなくなった場合の備え。
地形図の読み方、コンパスの使い方を習熟しておきましょう。

秋冬登山でおすすめのアンダーウエアはミズノブレスサーモ

  • 「プレミアホットインナー ブレスサーモ
    Activeモデル 厚手」によるデータ
    「プレミアホットインナー ブレスサーモ Activeモデル 厚手」によるデータ
秋冬の登山で頼れるアンダーウエアなら、ミズノの「プレミアホットインナーブレスサーモ」シリーズがおすすめです。

ブレスサーモは、体から出る水分を吸収して発熱するミズノ独自の機能素材。
着た瞬間からしっかり暖かさを感じられ、吸湿発熱効果による高い保温力と、登山で気になる汗冷えの両方を同時に防いでくれるのが特徴です。

特におすすめなのは、天然メリノウールをぜいたくにブレンドした「メリノウールモデル」。
ブレスサーモの発熱・保温性に加えて、メリノウールならではの高い調湿性や防臭性、やわらかな肌ざわりも魅力です。
汗をかいても蒸れにくく、長時間の登山でも快適な着心地が続きます。細くしなやかなウール繊維を使用しているため、チクチクしにくく、アンダーウエアとして直接肌に着てもストレスがありません。
また、汗をしっかり吸収しつつ発熱するので、寒さで体が思うように動かないシーンでもすばやく暖め、汗冷えによる体力の消耗も防ぎます。
綿やレーヨン混のアンダーウエアのように汗をため込んで汗冷えする 心配もありません。
ミズノのブレスサーモインナーは、発熱インナーのパイオニアとして多くの登山家にも愛用されている信頼の一枚。秋冬の山行にはぜひ1枚、持っておきたい必須アイテムです。

Activeモデル

メリノウール(Premium)モデル

その他の初心者登山に必要な持ち物のポイント

ここまでに紹介した服装アイテムも含めて、登山の必需品をおさらいしましょう。
初心者が迷わず準備できるよう、選び方のポイントとあわせて一覧にしました。記事の最後にサッとチェックできる「登山準備リスト」としてもご活用ください。
登山に必要な服装&持ち物リスト
持ち物選ぶポイント
登山靴足に合ったものを必ず試着。厚手の登山用靴下とあわせて選ぶと安心。
ザック日帰りは20〜30L、宿泊なら40L前後の容量が目安。肩・腰ベルトのフィット感が大事。
レインウエア防水・透湿・防風性が高く、ベンチレーション付きだとさらに快適。
ベースレイヤー吸汗速乾性や汗冷え防止機能があるもの。季節ごとに選ぶと効果的。
ミドルレイヤー保温性と調節のしやすさ重視。脱ぎ着しやすく、軽量・コンパクトなものが便利。
アウターレイヤー強風・雨・寒さ対策として。通年使える山用レインウエアを兼用するのもおすすめ。
靴下厚手でクッション性・保温性が高い登山用。靴ずれ予防や寒さ 対策に。
帽子春夏はつば広・通気性、秋冬は防寒性重視。暑さ対策 や日焼け対策として必須。
グローブ滑り止めや防寒タイプなど、シーズンやコースに合わせて用意を。
水筒・ボトル1L前後のものを複数本。飲みやすさ・持ち運びやすさもチェック。
行動食小分け・高カロリー・手軽に食べられるもの(おにぎり、エナジーバー、ナッツ等)。
地図・コンパススマホと紙地図の両方。電波がない場所でも安心できる備え。
ヘッドライト下山遅れや暗い場所でも必携。予備電池も忘れずに。
タオル汗拭きや防寒、応急処置にも使える速乾素材が便利。

登山靴は試着して足に合ったものを選ぶ

登山靴は山歩きの必需品です。足に合った登山靴を選ぶことで、疲労やケガのリスクを大きく減らせます。
ふだん履きのスニーカーやランニングシューズで登山をすると、滑りやすかったり、靴底が薄いために足裏が痛くなったり、長時間歩行で足を痛めるリスクが高まります。
また、岩場やぬかるみでは安定感がなく、思わぬ転倒やケガにつながることも。安全のためにも、登山には必ず専用の登山靴を用意しましょう。

靴下はクッション性があり厚手のものがおすすめ。店頭でしっかり試着し、厚手の登山用靴下と一緒にフィット感を確認しましょう。

ザックはサイズとフィット感が大事

登山に欠かせない装備のひとつがザック(リュック)。日帰り登山なら20〜30L、宿泊を伴う場合は40L前後が目安のサイズです。

荷物が増えるほど肩や腰への負担も大きくなるため、自分の体格に合ったサイズとフィット感を重視して選びましょう。
できればお店で実際に荷物を入れて背負い、ベルト調整を試してみるのがおすすめです。

フィットしていないザックを使うと、肩や腰が痛くなりやすい、長時間歩くうちにバランスを崩しやすい、荷物が揺れて疲れやすいといったデメリットがあります。
なお、短時間のハイキングや軽い登山なら、ふだん使いのリュックでも代用可能です。ですが、本格的な登山や荷物が多い場合は、必ず登山用ザックを準備しましょう。

水筒・行動食は飲みやすさと食べやすさ重視

登山中は、こまめな水分補給と効率的なエネルギー補給が大切です。

水筒は持ちやすく、飲みやすいものを選びましょう。500ml〜1Lのボトルを複数持つのもおすすめです。
暑い季節はスポーツドリンクや塩分補給タブレットも活用するとよいでしょう。
行動食は、手軽に食べられてエネルギー補給になる、おにぎり・ナッツ・チョコレート・エナジーバーなどが便利です。
小分けにしておけば、歩きながらでもすぐに口にできます。食べ慣れたものや好きな味を用意すると、疲れたときの気分転換にもなります。

コンパスや地図は携帯したいアイテム

スマートフォンの地図アプリは便利ですが、バッテリー不足や電波が届かないなど使えなくなることもあります。
そのため、紙の地図やコンパスも必ず携帯しておきましょう。

地図とコンパスがあれば、ルートを見失ったときや万が一の遭難時にも落ち着いて対応できます。予備のバッテリーやモバイルバッテリーも忘れずに。

その他帽子、グローブ、ヘッドライト、タオルなど

帽子は、登山中の熱中対策 や日焼け対策に欠かせません。

春夏は通気性が良く、つばが広いタイプがおすすめです。紫外線から顔や首を守ることができ、汗止めバンド付きなら快適さもアップします。

秋冬は耳まで覆えるビーニーや防寒性の高い帽子が適しています。

グローブは滑り止めや防寒機能があるものを選ぶと、岩場や転倒時に手をしっかり守ってくれます。
ヘッドライトは日没後や暗い登山道を歩くとき、両手が使えるので非常に便利。予備の電池もセットで持参しておきましょう。
また、タオルは汗拭きや寒いときの防寒、万が一の応急処置にも役立つ万能アイテムです。速乾性の素材やコンパクトに持ち歩けるタイプだと、荷物の邪魔になりません。
紫外線対策のサングラスや首元を守るネックウォーマー、いざというときの救急セットも、必要に応じて忘れずに用意しておくと心強いでしょう。

まとめ. 登山やアウトドアでは高機能な服装が大事

「どんな服を着るか」は、登山だけでなく、キャンプやハイキング、スキーなど、あらゆるアウトドアシーンの安全と快適さを大きく左右します。

特に天候や気温が変わりやすい山の環境では、高機能な服装や装備が身を守る最大のポイントです。

ミズノは長年にわたり、登山やアウトドア、スキーやマラソンなどさまざまなスポーツ分野でウエアを開発し続けてきました。

そこで培われたスポーツテクノロジーは、プロの登山家やアウトドア愛好家にも信頼され、多くの場面で選ばれています。

発熱・吸汗速乾・高い防水性や透湿性など、ミズノならではの機能が詰まったウエアは、初心者からベテランまで幅広くおすすめできる一着です。

「登山のためだけに本格的な服をそろえるのはハードルが高い」と感じる方も、ミズノの製品はアウトドアや日常の防寒、スポーツにも活用できる汎用性が魅力。

もし迷ったときは、信頼のあるミズノの高機能製品を選んでみてください。アウトドアの楽しさや安心感が、ぐっと広がるはずです。

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