大好評の大阪・関西万博!
大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニフォームに迫る!
1.そもそも「万博」とは?
開幕以来、日に日に注目度が増している大阪・関西万博ですが、そもそも「万博」がどのようなものか知らない方も多いのではないでしょうか?
「万博」とは「万国博覧会」の略称で、「国際博覧会」とも呼ばれます。世界中から多くの人や物が集まり、地球規模のさまざまな課題解決に向け、知識や技術などを共有する場です。第1回は1851年にロンドンで開催されました。日本として公式に参加したのは1873年の「ウィーン万博」です。1970年に日本で最初に開催された、「大阪万博」は日本の高度経済成長を象徴する一大イベントとなりました。
「万博」では新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。
エレベーター(1853年ニューヨーク万博)、電話(1876年フィラデルフィア万博)、ファミリーレストラン、ワイヤレステレホン、電気自動車、動く歩道(1970年大阪万博)、ICチップ入り入場券、AED(2005年愛知万博)など、今では当たり前となっているものが、「万博」をきっかけに世界に広がった実績があるそうです。すごいですね!
2.「大阪・関西万博」とは?
2025大阪・関西万博は、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」以来、20年ぶりの日本開催となります。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」。
コンセプトは「-People’s Living Lab-未来社会の実験場」で、以下3つの項目が掲げられています。
➀展示をみるだけでなく、世界80億人がアイデアを交換し、未来社会を「共創」(co-create)。
➁万博開催前から、世界中の課題やソリューションを共有できるオンラインプラットフォームを立ち上げ。
➂人類共通の課題解決に向け、先端技術など世界の英知を集め、新たなアイデアを創造・発信する場に。
開催期間は2025年4月13日から10月13日までの184日間で、開催場所は大阪の夢洲(ゆめしま)となっています。実はミズノの大阪本社は夢洲の一つ手前のコスモスクエア駅にあります。上層階からは大屋根リングを見ることもできるんです!

ミズノ大阪本社から見た万博会場
3.「いのちの遊び場 クラゲ館」とは?
「いのちの遊び場 クラゲ館」は、8つあるシグネチャーパビリオンの一つで、テーマは「いのちを高める」。音楽家で数学研究者、STEAM※1教育家の中島さち子さんがプロデュースしています。
館の名前であるクラゲは、いのちや創造性にとって大事な “揺らぎのある遊び”の象徴。そして創造性には、砂場や森の中で遊ぶような、“揺らぎのある遊び”(余白)が大切であり、時に言葉にならない説明できないもの、五感や身体性にこそ大事なものがあるという考えが込められています。
ミズノはこの「いのちの遊び場 クラゲ館」のコンセプトに共感し、ブロンズパートナーとして協賛しています。
※1 科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学び
4.「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニフォームに込めた企画者の思い
クラゲ館のユニフォームは個性的でミズノが通常作成するスポーツアパレルなどとは一線を画します。そのユニフォームの企画を担ったグローバルアパレルプロダクト本部の豊田にユニフォームに込めた思いを聞きました。

企画担当の豊田。ユニフォームは大阪本社内「ミズノスポートロジーギャラリー」に展示中
Q1.最初にクラゲ館のユニフォーム担当に指名された時の気持ちは?
驚きました。一方で、世界の人たちに見ていただけるユニフォームに携われると思うと、非常にやりがいがあると感じました。
Q2.ユニフォームのコンセプトは?
“揺らぎのある遊び”をさまざまな着こなしで表現できるように、チュニックやTシャツの裾にクラゲをイメージしたカッティングを採用しました。そのまま着るだけではなく、結ぶ、まとめる、などアレンジを加えられるようになっています。
また、アテンダントが着用するチュニックは41名に41柄作成しました。スポーツユニフォームで培った少ロット生産のノウハウを生かし、一人一人が異なるグラフィックを着用できるように作製し、多様性を表現しています。
Q3.特長や最もこだわったポイントは?
会期が4月~10月と暑さを伴う時期に開催されます。汗をかいても高通気の『ドライエアロフロー※2』の生地で快適性を保ちつつ、適度な透け感でクラゲの透明感をさりげなく表現しました。
※2 水の保水量を抑える「疎水:撥水糸」と水を吸い込む「吸水糸」を組み合わせた構造により、汗の膜ができにくく、通気性を保つ生地設計になっており、汗が気化する時に、身体から熱を奪う作用によって放熱性を高め、クーリング機能を発揮する素材。
Q4.最も苦労した点は?
チュニックやTシャツの裾部分のゆらぎの表現が大変でした。ほつれないようにするためには縫製してしまうのがいいが、縫製してしまうと固さが出てゆらぎ感が薄れてしまう。縫製せずに強度を保ちながらゆらぎ感を出すために試作を重ねました。試作には工場のメンバーにもアイデアを出していただき、無事完成しました。
Q5.商品が完成し、実際にクラゲ館のスタッフが着用しているところを見た時の感想は?
スタッフが着用するまでは、期待よりも不安の方が大きかったです。スタッフたちが自分で着こなしをアレンジし、お互いに顔を合わせて笑顔になった瞬間を見て、心の中で「よかった!」という安堵とともに充実感でいっぱいでした。
Q6.最後に、万博に来場される方にアピールをどうぞ!
各国の特長や思いが込められているユニフォームを見るだけでも、その違いに驚きと発見があります。現地に行くと、自分の想像以上にワクワク感と充実感がありました。ぜひ、会場に足を運んでいただき楽しんでいただければと思います。
5.最後に
大阪・関西万博では国内27、海外57、計84ものパビリオンがあります。また、大屋根リングからの景色を見たり、さまざまな国の食事を味わうのも楽しみの一つですね。見たいパビリオンを確実に回るためには、公式ホームページなどを確認しながら作戦を練り、事前予約をするのが効率的です。
これだけの規模で一度に最新技術や海外の文化に触れる機会はなかなかないと思います。皆さんもぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
その際にはぜひクラゲ館にもお立ち寄りいただき、企画者の熱い思いの詰まった、個性的なユニフォームをチェックしてみてください!
ユニフォームのイメージモデルは、ミズノブランドアンバサダーで、
2021年東京オリンピック空手女子形銀メダリストの清水希容(しみずきよう)さん
世界を舞台に活躍する彼女から未来を切り開く力強さを伝えます

