知ってる?色々なスポーツのルール・トリビア ~ホッケー女子日本代表“さくらジャパン”編~

  • ホッケーさくらジャパン
  • 皆さんにもっとたくさんのスポーツの魅力を伝えたいということで、いろいろなスポーツのあまり知られていないルールやトリビアを紹介しているこちらのコーナー。今回は、7月からロンドンで開幕するホッケーワールドカップに出場するホッケー女子日本代表の“さくらジャパン”について、ご紹介します。

  • 日本ホッケー協会の強化本部副本部長をつとめる、中村真理さんにお話を聞きました!

  • 中村真理さん

■“さくらジャパン“のチームの愛称の由来は?

中村さん:
「2007年、北京オリンピックに向けて愛称を募集。全国から寄せられた651通、493種類の案から"親しまれ、愛され、気品と優しさを持つチームになれ”などの願いを込め、日本を代表する花”さくら”の名にちなみ”さくらジャパン”に決定しました。」

■さくらジャパンのチームの特長は?

「全員攻撃、全員守備というのは、チームとして徹底しています。ディフェンスだから守るだけではなく、攻撃のサポートもするなど、普段の練習から意識しています。あとは、組織的な守備です。相手の攻撃パターンを封じるために、チーム内で細かいルールや約束事を決めています。
現時点で、はっきりとした強み、弱みというのは言えませんが、2020年に向けて、色々な選手を試しながら、個々の能力、技術を鍛えている状況です。」

■アンソニー・ファリー監督は、どんな人?

  • アンソニー・ファリー監督
  • 「分析力に長けている人です。相手チームを分析した上で、日本が戦えるポイントをうまく導いています。また、組織力を重視していて、約束事も細かく決めています。 2017年5月からさくらジャパンの監督に就任してもらいました。カナダ男子チームを指揮経験もあり、当時、世界ランキングが低かったチームだったが、リオ大会の出場に導きました。」

  • アンソニー・ファリー監督
  • アンソニー・ファリー監督

■女子ホッケーのユニフォームの特長は?どうしてノースリーブとスカート?

  • 「昔は、上は襟付きのポロシャツで、下はスカートというのがホッケーの伝統的なスタイルでした。その後、プレー中の動きやすさも考慮され、ノースリーブやワンピース型のスタイルに変わっていきました。」
    こちらは、7月に開催されるホッケーワールドカップでもさくらジャパンが着用する2018年度のオフィシャルユニフォームです。今回も“さくら”をテーマにしたデザインです。

  • さくらジャパン ユニフォーム

■最後に

ホッケー女子日本代表“さくらジャパン”のキャプテン、内藤夏紀選手にもお話を聞きました。

  • キャプテン 内藤夏紀選手ホッケー女子 日本代表 さくらジャパン
  • ・チームの雰囲気は?
    「監督、スタッフがとてもフレンドリーなので、何でも話しあえるような雰囲気です。監督との信頼関係もよいですね。監督は自分のやりたいことをはっきり示してくれます。練習以外では、とてもいたずら好きな方でお茶目な一面もあります(笑)」

    ・ホッケーの魅力はどのようなところ?
    「ボールスピードがほかのスポーツと比べて速いので、スピーディーなゲーム展開はホッケーの魅力だと思います。あとはペナルティーコーナーというホッケー特有のセットプレーも面白いです。サッカーでいうコーナーキックやPKのようなイメージで、攻撃・守備のパターンがいろいろあります。攻撃側、守備側の駆け引きも見ていて面白いですし、ペナルティーコーナーは得点もうまれやすいです。」

    ・ホッケーならではの、苦労するところなど、“ホッケーあるある”について教えて
    「屋外スポーツあるあるかもしれませんが、夏の日焼け対策は苦労しますね(笑)。
    ウエアの形に黒く焼けてしまうので。」

    ・最後にこれからの意気込みをお願いします。
    「7月にはロンドンで開催されるワールドカップに出場します。2020年を見据えて、さくらジャパンの強みである走力と組織力を武器に勝ちにこだわって頑張りますので、応援よろしくお願いします。」

ミズノは日本ホッケー協会のオフィシャルサプライヤーです。これからもホッケー男子日本代表の「サムライジャパン」、女子日本代表「さくらジャパン」をサポートしていきます!