汗をかいても快適! おすすめメンズインナー4選!具体的な選び方も解説

汗を拭いている男性

汗かきで悩む人は、メンズインナーを選ぶ際に「消臭機能によって汗のニオイを抑制できるか?」「汗を早く乾かせる性能を持っているか?」「たくさん汗をかくほど暑い日でも清涼感を得ながら着用できるか?」といったポイントを意識しましょう。

さらに、汗対策に関わる機能だけでなく、着心地や素材の種類などもチェックすると、より自分の好みにマッチしたインナーを選べるでしょう。

本記事では、汗をかいても使いやすいメンズインナーの選び方やおすすめ商品、日頃から取り組める汗対策などを解説します。

服を選ぶ男性

汗をかいても使いやすいメンズインナーの選び方としては、主に以下が挙げられます。

  1. 吸汗速乾性を持っているか?
  2. 脇汗対策が施されているか?
  3. 汗をかいてもインナーが透けにくいか?
  4. 高い消臭効果が期待できるか?
  5. 清涼感を得られる工夫が施されているか?

吸汗速乾性を持っているか?

人より汗をかきやすい人は、まず吸汗速乾性の有無をチェックしましょう。吸汗速乾性を搭載したインナーは汗を吸収し速く乾かせるため、不快なペタペタ感が気にならず、心地よく着用できます。とくに、汗の量が増える真夏でも快適に着用できるというのは魅力的です。

脇汗対策が施されているか?

「脇汗パッドが付いている」というように、脇汗対策が施されているインナーを着用すれば汗ジミになりにくいでしょう。
とくにメンズインナーは、ワイシャツの下に着る機会もあります。その際に脇汗が汗ジミとなってワイシャツに到達すると、ビジネスシーンで見た目を損なってしまうかもしれません。そのため汗かきの人は、脇汗対策の有無も確認しましょう。

汗をかいてもインナーが透けにくいか?

汗の量が多い場合や、インナーの上に着用するトップスなども含め、インナーの透けにくさもチェックしましょう。素肌や下着が透けてしまいそうなときは、「透けにくいカラーを選ぶ」「適度な厚みのインナーを選ぶ」などを意識することがおすすめです。

高い消臭効果が期待できるか?

大量の汗をかくと、どうしても汗のニオイが気になるでしょう。なるべく汗のニオイを抑制するために、インナーの消臭効果をチェックすることがおすすめです。具体的には「耐久消臭力があるため繰り返し洗濯しても消臭効果が持続する」「生地自体に施された抗菌防臭加工によって、繊維上にある汗のニオイの元となる菌の増殖を抑制することで嫌な汗のニオイを抑えられる」といった機能性が搭載されているインナーを選ぶとよいでしょう。

清涼感を得られる工夫が施されているか?

清涼感を得られる工夫が施されたインナーであれば、たくさん汗をかくほど暑い日でも、気持ちよく着用できるでしょう。
清涼感を得るための機能として、例えば「接触冷感機能」が挙げられます。接触冷感機能とは、衣服を着用した際に清涼感を得られる機能のことです。インナーに特殊な素材を使うことで、触れた瞬間に体の熱を奪い外へ発散できます。汗かきの人にとっては、体をクールダウンできるというのは魅力的でしょう。

ミズノがおすすめする、汗をかいても快適に使えるメンズインナーは以下の4つです。

  1. カルエアー
  2. アイスタッチ
  3. 着るドラント
  4. ブレスサーモ(冬物)

カルエアー

【汗処理/通気】カルエアーアンダークルーネック半袖シャツー

写真は 【汗処理/通気】カルエアーアンダークルーネック半袖シャツー

カルエアーについて詳しくはこちら

「カルエアー」は、トップアスリートも使用しているミズノ独自の高通気性・汗処理素材「ドライエアロフロー」を採用したメンズインナーです。自社従来品と比較して、放熱性は「105%」、通気性は「400%」アップしています(※)。

スポーツウエアで使われているフラットな縫い目を採用しているため、肌あたりが良く不快感を軽減できます。脇汗パッドが搭載されているため、汗かきの人でも汗ジミを抑制できるでしょう。日常的な外出はもちろん、アウトドアやウォーキング、夏フェス、スポーツ観戦など、熱気で汗をかきやすい場面でも快適に着用できます。

※ユニチカガーメンテック調べ 自社従来品(C2JA1177 綿60%・ポリエステル40%製品)比較
※放熱性:生地が標準状態において、KES法準拠にて測定
※通気性:生地が標準状態において、JIS法準拠にて測定
※製品によって誤差がございます。

アイスタッチ

【接触冷感】ミズノプレミアクールインナー アイスタッチVネック半袖シャツ

写真は 【接触冷感】ミズノプレミアクールインナー アイスタッチVネック半袖シャツ

アイスタッチについて詳しくはこちら

「アイスタッチ」は、触った瞬間に体の熱を奪って清涼感が感じられるメンズインナーです。特殊な糸を採用したことで、自社従来品と比較し冷感度を「190%」アップしています。

冷感度は衝撃の約190%!

吸汗速乾性があるため、汗をかいてもすぐ乾きサラサラな着心地のまま使えます。脇汗パッドも搭載されているため、「汗かきなので汗ジミが気になる」という人も清潔感を得られるでしょう。汗のニオイだけでなく、加齢臭も抑制(※)できます。※首と脇に消臭テープを使用。

着るドラント

【耐久消臭/抗菌防臭】着るドラントクイックドライアンダーVネックノースリーブシャツ

写真は 【耐久消臭/抗菌防臭】着るドラントクイックドライアンダーVネックノースリーブシャツ

着るドラントについて詳しくはこちら

「着るドラント」は、耐久消臭力を持つメンズインナーです。素材であるポリウレタン糸自体に消臭機能を持たせているため、100回洗濯(※ミズノ調べ)しても消臭効果が持続します。

100回洗濯後も消臭機能は持続!

生地自体に抗菌防臭加工を施しているため、繊維上にある汗のニオイの元となる菌の増殖を抑制し、嫌な汗のニオイを抑えられます。汗かきの人にとって、繰り返し使い続けても汗のニオイを気にせず快適に着用できるというのは魅力的です。

また、ベースの消臭力も高く、120分経過した段階でも汗のニオイ(アンモニア)の減少率は90%以上を維持しています。

消臭実験

ブレスサーモ(冬物)

【吸湿発熱】ブレスサーモアンダーウエア 薄手 for Daily Vネック9分袖シャツ

写真は 【吸湿発熱】ブレスサーモアンダーウエア 薄手 for Daily Vネック9分袖シャツ

ブレスサーモ(冬物)について詳しくはこちら

「ブレスサーモ(冬物)」は、体から発生する水分を吸収して発熱する保温素材を使った冬物インナーです。水蒸気が繊維表面に吸着される際、運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて発生する「吸着熱」という現象を利用し作られています。

水分子を吸収しやすい作りのため、汗や水蒸気といった蒸れの原因を軽減しやすい点も魅力です。汗かきの人は冬も汗に悩まされやすいため、ブレスサーモのように、蒸れや汗のニオイを軽減できるインナーを選ぶとよいでしょう。

インナーの種類

上記では「汗をかいた際の快適さ」を軸に、メンズインナーの選び方やおすすめ商品を解説しました。他にも以下のポイントをチェックすると、好みにマッチしたメンズインナーを選べます。

  1. 着心地
  2. 素材の種類
  3. デザイン

着心地

好みにマッチした着心地のインナーであれば、日常生活やスポーツなど、さまざまなシーンで快適に着用できます。とくに、汗の量が多いとインナーがべたつきやすいため、着心地の悪さに悩まされるかもしれません。

そのため以下のようなイメージで、自分にマッチした着心地のインナーを選びましょう。

  1. 暑がりなので、清涼感を得ながら着るために接触冷感機能を搭載したインナーを選ぶ
  2. 汗をかいてもサラサラな着心地を維持したいので、吸汗速乾性を搭載したインナーを選ぶ
  3. スポーツをする際に着るので、体の動きに合わせて伸縮しやすいインナーを選ぶ
  4. あまりフィットしすぎると肌触りが気になるため、ゆとりがあるインナーを選ぶ

素材の種類

インナーの種類は、ウールやコットンなどの「天然繊維」と、ポリエステルなどを使った「化学繊維」の2つに分けられます。どの繊維を使うかによってインナーの使い心地が変わるため、購入前にチェックしましょう。

汗かきの人であれば、以下いずれかの素材を使ったインナーがおすすめです。いずれも汗が乾きやすく通気性もあるため、快適に使えるでしょう。

【ポリエステル】
汗をかいても早く乾く点が特徴です。耐久性が高くシワになりにくいため、汗を落とすために繰り返し洗濯する場合でも長持ちするでしょう。

【コットン】
吸湿性が高く、汗で蒸れにくい点が特徴です。洗濯を繰り返しても長く着用できるでしょう。天然の柔らかな素材のため、インナーを着用した際の肌触りにまでこだわりたい人におすすめです。

デザイン

デザインについては、カラーだけでなく、首周りの形状や袖の長さにも着目しましょう。形状や袖の長さによって、適切な着用シーンが異なります。例えば「汗をかいた際にワイシャツの第一ボタンを外すので襟元から見えにくいVネックを選ぶ」「Tシャツの下に着ることが多いので面積が少ないノースリーブタイプを選ぶ」といったイメージです。

デオドラントをする男性

上記のように、汗対策におすすめの機能が搭載されているインナーを着用し、「汗のニオイを抑える」「速く乾かせるようにする」「ワイシャツに汗が染みないようにする」などを意識することで、汗をかいても快適に過ごせるでしょう。

加えて、日頃から汗対策に取り組むこともおすすめです。インナーを着用するだけでなく汗対策にも取り組むことで、汗のニオイや汗ジミなどの悩みをさらに軽減できるでしょう。

日常的に取り組める汗対策として、例えば以下が挙げられます。

  1. こまめに汗を拭き取る
  2. 保冷剤や濡らしたタオルなどを体に当てて冷やす
  3. 制汗剤や汗拭きシートなどの汗対策グッズを活用する
  4. 生地が薄いサマースーツを着る

上記を含めた汗対策の詳しい内容については、以下の記事で解説しています。

関連記事:どうする?夏場の汗対策!スーツ着用時のポイントやインナーの選び方もご紹介

会話をする男性

汗で悩む人は、以下のポイントを踏まえて快適に着用できるメンズインナーを選ぶことがおすすめです。

  1. 吸汗速乾性を持っているか?
  2. 接触冷感機能があるか?
  3. 高い消臭効果が期待できるか?
  4. 脇汗対策が施されているか?
  5. 汗をかいても透けにくいか?

適切なインナーを選べれば、汗のニオイを抑制することができたり不快なペタペタ感が気にならなくなったりするため、心地よく着用して1日を過ごせるでしょう。また、日常的に汗対策に取り組んでおくと、さらに汗の悩みを軽減できるためおすすめです。