【2023年最新版】自転車専門店と共同企画した「ロードバイク専用ブレスサーモ」とは?

秋が深まり、朝晩の寒さが肌にしみる季節になってきました。今年で30周年を迎えた独自の吸湿発熱素材『ブレスサーモ』は、これまでもさまざまなシーンで着る人を温めてきました。そして、2022年に初めて、スポーツ自転車専門店「ワイズロード」と共同企画したロードバイク専用の「ブレスサーモアンダーウエア ワイズロードオリジナルモデル」を発売しました。今年はアンダーウエアに加えて、新たにグローブとインナーキャップが登場しています。ワイズロードさんの知見がたくさん生かされたというこのシリーズ。発売の経緯や、おすすめポイントなどをワイズロード・根本バイヤーと小林バイヤーに聞きました!
※この記事は2022年10月31日に公開された記事を再編集しています

2021年初め頃に、まずは定番品の『ブレスサーモ』アンダーウエアから展開しようと始まった2社の取り組み。しかし実際に販売してみるとなかなかうまくいかなかったそう。「もっとこういう形だったら、自転車ユーザーにとって良いのに」というワイズロードさんからのアドバイスもあり、オリジナル品を作ろうということになりました。企画にあたって、何よりこだわったのはサイズ感。「自転車に乗る人はフィット感にこだわりをもっている。少しでもゆとりがあると、そこから熱が逃げてしまう。実際に自転車に乗る姿勢をとったりして、とにかくタイトな着用感を目指しました」。そう語るのは根本バイヤー(自転車歴17年)。ワイズロードさんの熱い思いに応えるべく、何度もサンプルを作成し、ようやく両社納得のいく商品が出来上がりました。

左からミズノ営業担当・金井さん、平山さん、ワイズロード・根本バイヤ-、小林バイヤー

「ブレスサーモアンダーウエア ワイズロードオリジナルモデル」はハイネック仕様。走行時に風が入りにくく、衣服内の温かい空気を逃がさない工夫がされています。また通常のアンダーと比較して後ろ丈を長くすることで、前傾姿勢をとってもウエアがずり上がりにくくなっています。そこにミズノ独自の人間工学に基づいた『ダイナモーションフィット』設計を加えることで、より動きやすいアンダーウエアに仕上がっています。

着用イメージ:Mサイズを着用

自転車ユーザーにとって、汗冷えは大敵。この商品では汗冷えを抑制するために、肌に触れる面に撥水ポリエステルを使用しています。そうすることで汗が外へ移行し、肌に汗が残りにくくなるので汗冷えを抑制、温かさを持続させます。またスキーやスノーボードなど、冬のアクティブシーンでも対応するレベルの『ブレスサーモ』を含有しているので、厳しい寒さの中でも温かさを実感できます。根本バイヤーは「自転車ユーザーの中には体脂肪率が低く寒がりの方も多くいらっしゃいます。これから寒くなるので、その方たちの反応が楽しみです。」と自信をのぞかせていました。

今年はアンダーウエアに加えて、新たに「ブレスサーモグローブ ワイズロードオリジナルモデル」と「ブレスサーモインナーキャップ ワイズロードオリジナルモデル」を発売しました。いずれもワイズロードさんとミズノのこだわりがつまったアイテムになっています。グローブは手の甲に防風性、透湿性を備えたゴアテックス社のWINDSTOPPER®を採用、手の平にパッドを3か所配置し、親指から人差し指にかけて一部合皮を使用したロードバイク専用のオリジナル仕様です。装着したままスマートフォンなどを操作できるタッチパネル対応も、うれしいポイントですね。また、インナーキャップはストレッチ性のある裏起毛素材を採用していて、肌触りもよく、頭にフィットします。また、頭と耳を一緒に覆うことができる設計で、冬のロードにもおすすめです。どちらのアイテムも『ブレスサーモ』を採用しているので、アンダーウエアと一緒に着用すれば、より温かさを実感できます。

ミズノ、ワイズロード両社が「もうこれ以上のものはない!」というところまでこだわって完成した今回の商品。ぜひ多くの方に手に取ってほしいと皆さんは口をそろえます。最後に、スポーツ自転車の良さについて尋ねたところ、「自転車は基本的に自分のペースで走れますから、自分の心と体と対話する気分になれて、とてもリフレッシュできるんです。」と小林バイヤー(自転車歴16年)は話してくれました。皆さんもこの冬は「ブレスサーモアンダーウエア ワイズロードオリジナルモデル」を着て、スポーツ自転車に挑戦してみてはいかがですか?

ワイズロード本社にて。左からミズノ営業担当・金井さん、ワイズロード・根本バイヤー