ウォーキングシューズは長時間歩いても疲れにくいって本当?初めての方へ向けたシューズの選び方もご紹介

ウォーキングシューズは長時間歩いても疲れにくいって本当?初めての方へ向けたシューズの選び方もご紹介

ビジネスシューズや日常履きのスニーカーで足の疲れにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
ウォーキングシューズであれば疲れにくそうなイメージもあるかと思いますが、他のシューズと比較してどのような違いがあるのでしょうか?

この記事ではウォーキングシューズとその他のシューズとの違い、歩くことに特化した機能性、ご自身に合ったシューズの選び方などを紹介させていただきます。

ウォーキングシューズ イメージ画像

ウォーキングシューズについて、「歩くことに適したシューズ」というイメージを持っている方は多いと思いますが、実際の機能や設計にはどのような特長があるのでしょうか。

①ウォーキングシューズとは

ウォーキングシューズとは「歩行をサポートするための機能が搭載されたシューズ」です。歩行時の安定性を高めたり、地面に着地した時の衝撃を分散したりすることで、足への負担を軽減してくれます。主に3つの特長があります。

(1)安定したアウトソール(靴底)

ウォーキングシューズはアウトソール(靴底)が硬く基本的に安定性が高いシューズです。歩く際には地面にかかとから着地するため、かかと付近のぐらつきを抑えるものが多いです。

(2)耐久性のある素材

ウォーキングシューズのアッパー(靴の上部分)は耐久性のある素材が多く、アウトソールにもすり減りにくい素材が使われています。長時間歩くことを想定されて作られているので、他のシューズよりも耐久性が高い傾向にあります。

(3)歩行動作をサポートする設計が盛り込まれている

歩行の一連の動作として「つま先で蹴り出し、かかとから着地」します。ウォーキングシューズではつま先の強い蹴り出しと着地の際のかかとの衝撃分散を実現することで、足運びをスムーズにする設計になっているものが多いです。

②スニーカーとの違い

ウォーキングシューズはより安全で快適な歩行を目的とした設計になっています。一方で、スニーカーはファッション性を重視したものが多く、特にアウトソールの形状は平らになっているものが多いです。その為ウォーキングシューズの方が歩くことへのサポート機能が充実しているものが多い傾向です。

③ランニングシューズとの違い

ランニングとウォーキングは似たような動作と思われがちですが、大きな違いがあります。

●ウォーキング:歩行時に必ず左右どちらかの足が地面についている。また、かかとでの接地・つま先での蹴り出しが強い。
●ランニング:両足とも空中に浮いている瞬間があり、両足が宙に浮く分かかと全体で接地し、つま先ではなく、母趾の裏全体で蹴り出す。

このような動作の違いから、ウォーキングシューズとランニングシューズでは重要視される機能が異なっています。ウォーキングシューズは足裏全体へのサポートが重要視されており、一方でランニングシューズは跳ねる動作をした時の衝撃の分散が重要視されています。

ウォーキングシューズ 階段を登るイメージ画像

ウォーキングシューズは長時間歩くことに適していますが、それだけでなく多くの日常シーンでもご愛用いただけます。

①足への負担軽減

かかとやつま先の設計により、スニーカー・ランニングシューズよりも歩行サポートが高いものが多いです。その為、長時間歩いた際に足への負担が軽減されやすい傾向にあります。

②高い耐久性

ランニングシューズよりもアウトソールが厚く、耐久性の高い素材を使用しているので、比較的長い期間履き続けることができます。

③幅広い着用シーン

ランニングシューズと比較するとデザインの幅が広くカジュアルシーンからビジネスシーンまで様々なシーンで着用いただけます。

ウォーキングシューズ 男女が並んで歩くイメージ画像

そもそもウォーキングシューズを購入したことがないという方に向けて、選び方をご紹介させていただきます。

①シチュエーションに合わせた機能で選ぶ

長い距離をウォーキングする場合は歩行のサポート機能が充実しているものを選びましょう。一方で普段使いの短い距離であれば脱ぎ履きがしやすいものを選びましょう。

②デザインやカラーで選ぶ

カジュアルに履くならおしゃれなデザインやカラーで選び、ビジネスで使うのならフォーマルなデザインのものを選びましょう。最近ではビジネスとカジュアル両方のシーンで使えるデザインやカラーも数多く販売されています。

③足のサイズに合ったものを選ぶ

足への負担を軽減するには、ご自身の足のサイズにフィットしていることが重要です。サイズ選びについては、以下のポイントを抑えましょう。

● 足の甲はきつくないか
● 足指の曲がる位置と靴の曲がる位置があっているか
● つま先に靴があたっていないか
● くるぶしが靴のふちにあたらないか
● かかとが靴にフィットするか
● アーチライン(土踏まずの盛り上がり)がフィットするか

シューズを履いて地面にかかとをトントンと軽く打ちましょう。かかとがフィットしている状態でつま先に1cmほど余裕があるのがちょうど良いサイズです。それ以外にも足の幅や甲が窮屈ではないかも確認しましょう。

④足のサイズの測り方

ご自身の足のサイズを把握していると、フィットするシューズを選びやすくなります。足のサイズには「足長」「足幅」「足囲」の3つがあります。

● 足長:親指の先からかかとまでの長さ。一般的に表記される靴のサイズ。
● 足幅:親指根元の一番骨が出ている部分から小指根元の一番骨が出ている部分の長さ。
● 足囲:親指根元と小指根元の一番骨が出っ張っているところを結んだ足の周囲の長さ。

以下ミズノのページから、足のサイズを計測するシートをダウンロードできます。印刷してぜひ足のサイズを測ってみてください。

関連リンク:サイズ選びのご注意点

ウォーキングシューズ LD40Ⅵのイメージ

ウォーキングの為の機能を盛り込んだミズノのロングセラー商品です。シリーズ6代目となる「LD40Ⅵ」は前作からのアップデートポイントがいくつかあり、より歩きやすいシューズとなっています。

①ビジネスシーンでも使える

ウォーキングはもちろんのこと、ビジネスシーンでも履けるデザインとなっています。また、オブリークラストと呼ばれるつま先がフラットになったデザインも登場し、更に幅広いシーンで履けるデザインとなっています。

②安定感があるのにやわらかい「ミズノウエーブ」

ミズノのウォーキングシューズに搭載されている「ミズノウエーブ」は、かかと部分にあるミズノ独自の波形プレートです。着地時には体重の1.5倍の力が足にかかると言われていますが、ミズノウエーブではその衝撃を分散しながら、足のグラつきも抑えることができます。

ウォーキングシューズは安定性を出すために硬い素材をかかと部分に搭載することが多いですが、ミズノウエーブは柔らかさもありながら、「クッション性」と「安定性」という相反する性質を両立させているので、歩行の際に膝や腰をサポートしてくれます。

③蒸れにくい構造

シューズ内の湿度と温度の上昇を抑える通気システム「ミズノインタークール」をソールに搭載し、ムレを抑え爽やかな履き心地を保ってくれます。

また、男性と女性では歩く時の足を動かす動作(ストローク)が違うため、それぞれに合わせてアウトソールのラバーの形状を変えるなどの設計の違いがあります。

  • LD40 VI(ウォーキング)[メンズ]商品画像

    LD40 VI(ウォーキング)[メンズ]

  • LD40 VI(ウォーキング)[ユニセックス/ウィメンズ]商品画像

    LD40 VI(ウォーキング)[ユニセックス/ウィメンズ]

ウォーキングシューズ LD40 VI イメージ画像

いかがだったでしょうか。ウォーキングシューズは歩くことへ特化した様々な機能を搭載しているだけでなく、様々なデザインの種類があり幅広いシーンでご愛用いただけるシューズです。長時間歩いた際に足の疲労感を感じられる方や、ウォーキングシューズをまだ履かれたことがない方はこの記事を参考にご自身にあったウォーキングシューズを選んでみてはいかがでしょうか。