冬の防寒着は、ダウンを超えた温かさを持つ素材『テックフィルブレスサーモ』で決まり！

1.ダウンを超えた素材『テックフィルブレスサーモ』とは。

ようやく気温が下がり、風の冷たさを感じる季節となりました。皆さん、この冬のアウターはもう決まりましたか？ミズノは今季、新たな素材『テックフィルブレスサーモ』を開発しました。
今回は、“ダウンを超える温かさを持つ素材” ^※1『テックフィルブレスサーモ』の機能性と、おすすめアイテムについてご紹介します。

※1 　ミズノ調べ 　20℃65%RH環境下において、KESサーモラボⅡにて20×20cmの試料の保温性を比較
試料サイズ：20cm×20cm
充填物：テックフィルブレスサーモ綿、ダウン（650FP、ダウン90%/フェザー10%　gray duck down）

2.気候に左右されにくい保温力。洗濯しても膨らみキープ

冬に重宝する素材である『ダウン』は、なんといっても温かさに特長がありますが、濡れると保温力が下がってしまうことが弱点です。新素材『テックフィルブレスサーモ』は、保温性に優れた中綿素材で、薄い不織布を何層にも重ねた構造で、柔らかさと膨らみがあり、デッドエアと呼ばれる動かない空気を多くため込むことで、ダウンを超える温かさ^※1を実現しました。

（左から）通常のダウン、『テックフィルブレスサーモ』綿（イメージ）

さらに、今回、ミズノ独自の吸湿発熱素材『ブレスサーモ』に疎水加工を施したことで、“湿気は吸いながらも、水は吸いにくい”素材の開発に成功しました。
この疎水加工した『ブレスサーモ』を、水を吸いにくい性質のあるポリエステルと混ぜることで、湿潤状態でも保温性の低下を抑制します。悪天候時や、アクティブスポーツなどシーンを選ばず快適に過ごせるように設計されています。

通常のブレス原綿と、疎水加工したブレス原綿の比較動画

また、水濡れに強いので、繰り返し洗濯をしても膨らみをキープすることも、大きな特長の一つなんです。

3.おすすめアイテムご紹介

そんな『テックフィルブレスサーモ』を採用したおすすめアイテムはこちら。

テックフィルブレスサーモインサレーテッドコート

中綿に『テックフィルブレスサーモ』を採用したカジュアルコート。
両胸、両脇と左そでにファスナー付きポケットを配置し、表側には防風性、ストレッチ性に優れた素材を採用しています。体の動きに配慮した設計でワンランク上の着心地がポイントです。
ユニセックス展開で、カラーはブラックのみです。

ミズノプロ　テックフィルブレスサーモグラウンドコート

野球部の冬の練習にぴったりなグラウンドコートです。
脇ポケットに加え、内ポケット付きで、ポケット内には起毛素材を採用しています。首の後ろのMizuno Proロゴもポイントです。ユニセックス展開で、カラーはブラック、ディープネイビーの2色です。

テックフィルブレスサーモ掛け布団EX

『テックフィルブレスサーモ』を搭載した、毛布一体型の掛け布団です。
これ一枚で吸湿発熱や保温性能を備えた、あったかアイテムです。また、温かいだけでなく、洗濯機で丸洗いも可能。軽くて、柔らかなさわり心地もうれしいポイントです。
こちらは、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」にて予約を受け付けし、今季分は完売となりました。来季は一般発売も予定していますので、ご期待ください！

4.開発者メッセージ

今回、新素材デビューの際にミズノのイノベーションセンター「ミズノエンジン」にてメディア向け発表会を実施しました。多くのメディアが集まる中で、開発に携わったグローバルアパレルプロダクト本部・櫻井からはこのような話がありました。

櫻井：「今回特にフォーカスしたのは、単に温かいだけでなく、気候の変動にも対応するような素材の提案を増やしていきたい、ということでした。
約30年前、気候に左右されにくい保温素材として開発されたミズノ独自の『ブレスサーモ』に、今回疎水加工を施すことに成功したことで、濡れても保温力が下がりにくい素材『テックフィルブレスサーモ』が誕生しました。これまで中綿では難しかった柔らかさと強度のバランスを追求したことで、繰り返し洗濯も可能で、お手入れもしやすい素材です。
ぜひ、多くの人にこの温かさを体感いただきたいです！」

メディア発表会で説明するグローバルアパレルプロダクト本部部長・松岡

左から松岡と、開発担当・櫻井

5.おわりに

いかがでしたでしょうか？ 皆さんもぜひ、この冬は『テックフィルブレスサーモ』を使ったアイテムを着て、その温かさを体感してみてください！

テックフィルブレスサーモ