おしゃれな野球スパイク3選!選ぶ際のポイントやもっとおしゃれに楽しむコツを解説

野球を楽しんでプレーするには、上手くなるだけでなく「おしゃれなスパイクを使う」という点も大切です。好みのデザインのスパイクを履いて足元がおしゃれに映えるだけで、自然とモチベーションが高まり、もっとプレーを楽しめます。バットやユニフォーム、手袋など、他のアイテムとデザインの方向性を合わせると、統一感を持たせてよりおしゃれさを演出できます。
実際に選ぶ際は、デザインだけでなくサイズや重さ、歯のタイプなどもチェックすると、機能的にも使いやすいスパイクを購入できるでしょう。
本記事では、おしゃれな野球スパイクのおすすめ3選や選ぶ際のポイントなどを解説します。
おしゃれな野球スパイクを選ぶ際のポイント
おしゃれな野球スパイクを選ぶ際は、まず以下のポイントを押さえましょう。
- ユニフォームや他のアイテムとのバランスを考慮する
- 好きな選手のモデルを参考にする
- デザインや形にも着目する
ユニフォームや他のアイテムとのバランスを考慮する
野球では、スパイクだけでなくバットやユニフォーム、グラブ、ミット、手袋、バッグなど、多くのアイテムを使います。こうした別アイテムとの色の組み合わせやデザインバランスを考慮すると、よりおしゃれに野球を楽しめるでしょう。
例えば、ほぼ赤一色のスパイクを履くのであれば、グラブや手袋も同系統の色で揃えると、統一感が出ておしゃれに映えるかもしれません。あるいは、足元のみ差し色にするのもよいでしょう。ソールや靴紐など部位ごとで異なるカラーでデザインされたスパイクもあるので、他のアイテムとの色の組み合わせを楽しめます。
草野球のようにスパイクのデザインに細かい規定がないのであれば、チーム単位で色味を統一すると一体感が生まれるのでおすすめです。
好きな選手のモデルを参考にする
好きな選手が履いているスパイクを参考にすれば、野球へのモチベーションも上がり、より楽しんでプレーできます。
メーカーによっては、ブランドアンバサダー契約を交わしている選手がいるため、憧れのプレーヤーがどんなスパイクを履いているかチェックしてみるのもよいでしょう。ミズノであれば、伊藤大海投手や佐藤輝明選手、今永昇太投手などリーグや球団を問わず幅広い選手とアンバサダー契約を交わしています。
ミズノブランドアンバサダー契約選手については、以下のページをご覧ください。
デザインや形にも着目する
カラーだけでなく、スパイク全体のデザインや形もチェックしましょう。オリジナリティの高い形のスパイクは、おしゃれなだけでなく機能性にも優れています。
例えばミズノのライトレボシリーズは、従来と異なり「凹デザイン(ラインがへこんだデザイン)」で仕上げました。
(左から)ライトレボ旧モデル・新モデルを屈曲させたときのへこみ方の違い
ラインを凹ませることで、今までと異なるおしゃれなアッパーデザインを楽しめるだけでなく、足の屈曲に合わせ柔軟にスパイクが曲がるようにもなっています。
おしゃれさを追求したい人におすすめの野球スパイク
おしゃれさを重視したい人には、以下の野球スパイクがおすすめです。
- クッションレボエリート ワイド
- ミズノドミナント4
- クッションレボプロ MID TPU
クッションレボエリート ワイド

重さ: | 約315g(27cm片方) |
履き口のタイプ: | ローカット |
歯のタイプ: | 金具スパイク |
留め具のタイプ: | 紐 |
アッパーの素材: | 人工皮革 |
ソールの素材: | 樹脂底 |
P革加工: | 不可 |
「ブラック×ゴールド×ホワイト」「ホワイト×ゴールド×ブラック」「ホワイト×グレー×グリーン」といったカラーを選べるスパイクです。「ホワイト×ゴールド×ブラック」は「もっと楽しく、もっと自由に!」をテーマに作られた「MIZUNO NEO DIVERSITYシリーズ」のカラーリングで、野球をよりおしゃれに楽しみたい草野球プレーヤーにおすすめです。
負担軽減を追求したミッドソールもポイントです。柔らかさと反発性を兼ね備えた「MIZUNO ENERZY」を搭載することで、プレー中のエナジーロス低減も追求しています(※)。シュータン部分がV字カットされているため、足首とのフィット感も向上しています。
※設計などにより、効果や感じ方が異なります。
※反発性は鉛直方向に圧縮したときの比較になります。
ミズノドミナント4

重さ: | 約295g(27cm片方) |
履き口のタイプ: | ローカット |
歯のタイプ: | 金具スパイク |
留め具のタイプ: | 紐 |
アッパーの素材: | 人工皮革 |
ソールの素材: | 樹脂底 |
P革加工: | 不可 |
「ネイビー×ホワイト×レッド」カラーのスパイクです。北米で販売されているアイテムを逆輸入している「ミズノ USAコレクション」の商品で、アメリカ仕様のデザインが印象的です。
製品のミッドソールの前足部から後足部にかけてMIZUNO ENERZYを内蔵し、高い反発性を持ちつつ、柔らかな履き心地を実現しています。ミズノ直営店の限定モデルです。
クッションレボプロ MID TPU

重さ: | 約305g(27cm片方) |
履き口のタイプ: | ミドルカット |
歯のタイプ: | ポイントスパイク |
留め具のタイプ: | 紐 |
アッパーの素材: | 人工皮革 |
ソールの素材: | 樹脂底 |
P革加工: | 不可 |
「レッド×シルバー」「ホワイト×ブルー×レッド」から選べるスパイクです。レッドメインの配色であり、2024ミズノセレクションモデル限定カラーとして販売されています。
ポイントスパイクでありながら、金具スパイクと同じような強いグリップ力を持つ点が特徴です。素足感覚を追求しているため、プレー時の細やかな変化までこだわりたい人におすすめです。
他の道具とデザインを合わせてもっとおしゃれに野球を楽しもう!

先ほども解説したように、野球ではバットやグローブ、ユニフォーム、バッグ、手袋、防具など多くの道具を使います。そのため、「グラブと手袋を同系統の色で揃える」「差し色を入れて目立ちすぎないようおしゃれさを演出する」というように、他の道具のデザインも考慮してスパイクを選ぶと、よりおしゃれに野球を楽しめるでしょう。
同じメーカーのアイテム同士で揃えると、全体的な統一感を出しやすいのでおすすめです。ミズノでも、スパイクはもちろんバットやバッグ類、メンテナンス用品まで幅広いアイテムを取り扱っていますので、ぜひご確認ください。
スパイク選びでは必ずデザイン以外もチェックしよう
野球をおしゃれに楽しむには、確かにスパイクのデザインや形が大切です。とはいえ、デザインを重視しすぎて「履き心地が悪い」「足にフィットしにくい」となると、プレーに影響を与えかねません。
おしゃれさと機能性を両立できるよう、デザインだけでなく以下の項目も一緒にチェックしましょう。
- サイズ
- 重さ
- 歯のタイプ
- 素材
- 留め具の種類
- 履き口のタイプ
- 自分のポジション・プレースタイル
サイズ
足の実寸を図り、フィットするサイズのスパイクを選びましょう。あまり小さいと足を痛める原因になりますし、大きすぎるとブカブカで走りにくくなりプレーに支障をきたします。サイズについては、試し履きをしてつま先の余白部分を測り、1cmくらいスペースが余るとよいでしょう。
足の実寸については、「親指根本の骨の出っ張り」と「小指根本の骨の出っ張り」の2点を結んだ周径(足囲)を計測して求めましょう。

以下のページでは、スパイクサイズの目安表をまとめているため、ぜひ参考にしてください。
可能であれば、購入前に試し履きすると失敗しません。ミズノであれば、ご自宅にいながらミズノ公式オンラインで販売中のスパイクを無料で試し履きできます。複数のサイズで迷ったらまずは注文し、合わないシューズは無料で返品することが可能です。最長で2週間お持ちいただけるので、デザインも含めぜひじっくりとご検討ください。
重さ
野球では、走る・打つ・投げるといった動作が多いため、どんなシチュエーションでも軽やかに動けるよう、なるべく軽量モデルのスパイクを選びましょう。練習や試合で長時間履き続けても、足への負担を軽減できます。
ミズノでは、ミズノ定番史上最軽量クラスである約230gのライトレボエリート2ワイドを取り扱っています。走攻守で柔軟にプレーすることを想定したULソールを搭載しているため、どんな場面でも思い通りに動ける点が魅力です。
歯のタイプ
野球のスパイクには「金具スパイク・ポイントスパイク」の2種類があります。
金具スパイクでは、靴底に金属製の歯が付いています。歯を地面に突き刺すイメージで使えるため、グリップ力が強く地面をしっかり掴むことができるのが特徴です。ただし、金具が下から強く突き上げる感覚があるため、足への負担は大きくなります。
ポイントスパイクには、金具ではなく主に合成樹脂製の突起が付いています。金具のような突き上げが軽減されるため、足への負担を軽減し故障リスクを減らせる点が魅力です。うっかり金具を引っ掛けて怪我する心配もありません。
素材
スパイクの素材については、「アッパーの素材・ソールの素材」という2つの観点からチェックしましょう。
アッパーの素材
アッパーとは、スパイクの表面部分のことです。大きく「天然皮革・人工皮革」の2種類に分けられます。
天然皮革のアッパーは、履き心地が柔らかであり、使うほど足に馴染みやすい点が特徴です。ほぼ毎日練習する高校球児はもちろん、活動が多い草野球チームに所属している社会人にもぴったりでしょう。耐久性・耐水性はあまり高くないため、日頃のメンテナンスがより重要になります。
人工皮革のアッパーは、耐久性・耐水性に優れています。メンテナンスもしやすいため、毎日でも手軽に使いやすいでしょう。
ソールの素材
ソールとは、スパイクの靴底部分のことです。大きく「樹脂底・革底」の2種類に分けられます。
樹脂底のソールは、耐久性・耐水性に優れている点が特徴です。軽量感がありクッション性も高いため、使用頻度が高くても足への負担が溜まりにくいでしょう。
革底のソールは、使うほどに足へ馴染みやすい点が特徴です。「素足感覚でプレーしたい」というように、履いたときの細かい感覚を大事にしたい人におすすめです。ただし、現在は樹脂底よりも数が少ないため、希望のメーカーでは取り扱っていない可能性もあるため注意してください。
なお、ミズノの「ミズノオリジナルシミュレーション」では、デザインやソールの種類など、ご自身のこだわりにマッチした1品をご注文いただけます。おしゃれさと機能性にこだわりたい方は、ぜひご活用ください。
留め具の種類
留め具は、「紐タイプ・ベルトタイプ」の2種類に分けられます。
紐タイプは、結び方で履き心地を微調整できます。些細な違和感を減らし、快適な状態でプレーしたい方におすすめです。ただし、着脱に若干時間がかかるため、「アップで履いたトレーニングシューズから履き替える」といった際は注意しましょう。
ベルトタイプであれば、手軽に着脱できます。とくに小学校低学年くらいの場合は、上手く靴紐を結べないことも多いため、ベルトタイプを使うとよいでしょう。ただし、砂や埃が付着すると粘着力が落ちるため、毎回の掃除を忘れないようにしてください。
履き口のタイプ
履き口のタイプは「ローカット・ミドルカット」が主流です。
ローカットとは、「くるぶしより下」に位置しているタイプの履き口です。足首を動かしやすいため、柔軟に走ったり投げたりできます。さまざまな動作が多い野球にぴったりです。ただし、砂や土埃がスパイクの中に侵入しやすいため注意してください。
ミドルカットとは、「くるぶし周辺」に位置しているタイプの履き口です。足首を一部覆っているため、砂や土埃が侵入しにくく、お手入れの手間を減らせます。プレー中の接触による足首の怪我も防ぎやすい点が特徴です。
自分のポジション・プレースタイル
野球のスパイクには、ポジション別で作られた製品もあります。例えばミズノの「スピードレボプロ MID」は、投手向けに設計されたスパイクです。地面からの反発を大きく得られるようソールが設計されています。
また、野手用の革底スパイクにも対応可能です。他にも「走塁に力を入れたいので軽量モデルを使う」というような選択もできます。
このように、自分のポジションやプレースタイルを意識すると、数多くのスパイクから一番マッチしたものを選べるでしょう。
おしゃれな野球スパイクを購入する際の注意点

おしゃれな野球スパイクを購入する際は、以下の点に注意しましょう。
- チームや大会などのルールを確認する
- デザインによっては汚れが目立つ可能性もある
- P革加工の対応ができるかを確認する
チームや大会・グラウンドなどのルールを確認する
所属している連盟や参加チームなどによっては、スパイクのデザインにルールを設けているため、事前に確認しましょう。
例えば高校生の場合、高野連が「表面のカラーはブラックあるいはホワイト一色のみ」と指定しています。そのため、自由におしゃれなデザインのスパイクを使うのは難しいでしょう。
参照:公益財団法人日本高等学校野球連盟|2024 年度高校野球用具の使用制限
※2025年6月2日時点
一方で社会人の草野球の場合、基本的に指定はありません。ただし、チームによっては意識的にビジュアルを統一していることもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
また、人工芝の公営グラウンドなどでは金具スパイクの使用が禁止されているケースもあります。各グラウンドのホームページなどで金具スパイクの使用可否を事前に確認しておきましょう。
このように金具スパイクは使用が限られる場合があるので、ポイントスパイクも持っておくとよいでしょう。
P革加工の対応ができるかを確認する
P革加工とは、スパイクのつま先を補強する加工のことで、スパイクを長持ちさせられます。右投げなら右足・左投げなら左足へ取り付けることが一般的です。とくに投手は軸足を地面に擦る動作を頻繁に行うので、加工しておくとよいでしょう。
このP革加工は、スパイクのモデルによっては対応していないため、事前に確認してください。
※今回紹介したミズノの3つの製品はP革加工に対応しておりません。
デザインによっては汚れが目立つ可能性もある
白などのデザインでは、付着した泥や土埃が目立ちやすいため注意しましょう。いつまでもおしゃれなスパイクを使い続けられるよう、こまめにお手入れすることが大切です。
いつまでもおしゃれなスパイクを使うために!お手入れや保管のコツ

上記のように、デザインによってはスパイクの汚れが目立ちやすくなります。せっかくデザイン重視で選んだのであれば、日頃のお手入れや保管にも気を遣って、おしゃれに長持ちさせましょう。
基本的なお手入れ方法
スパイクの基本的なお手入れ方法は、天然皮革・人工皮革、ともに同じです。
- スパイクの紐を解いたら、インソールを取り外します。
- 布にスーパークリーナーを乗せて、引っ張るイメージで紐を掃除します。
- インソールとアッパー部分もスーパークリーナーで掃除します。
- 最後に風通しのよい日陰で干して完了です。
アッパーが人工皮革の場合は、水を含ませた布で拭いてもOKです。
雨などで濡れた場合のお手入れ方法
雨や汗で濡れたとしても、水での丸洗いや天日干しはNGです。皮革が縮んだり硬くなったりしてしまい、スパイクの寿命を縮めます。
まず、水を含ませた布で泥を除去して乾いた布で拭いてください。その後に、上記の手順で洗えばOKです。
保管方法
スパイクは、内側に乾燥剤シューズドライヤーやシューズキーパーを入れたうえで、風通しのよい日陰で干しましょう。天日干ししたり高温多湿な場所に置いたりすると、スパイクの縮みや硬化の原因となります。
おしゃれなスパイクを選んでもっと野球を楽しもう!
野球を楽しむには、自分好みのおしゃれなスパイクを選ぶことが大切です。足元がお気に入りのデザインで覆われていると、自然とモチベーションが高まり、より楽しんでプレーできます。スパイクだけでなく、ユニフォームやバッグ、グラブといった他のアイテムともデザインやカラーの方向性を揃えておくと、統一感が出ておしゃれさを演出できるでしょう。
上記で紹介した保管のコツも意識しながら、自分好みのおしゃれなスパイクをなるべく長く使い続けてください。
おすすめのおしゃれなスパイク
今回紹介したおしゃれな野球スパイクは、以下の3つです。自分好みのデザインの一足を見つけて、もっと野球を楽しみましょう。
クッションレボエリート ワイド

ミズノドミナント4

クッションレボプロ MID TPU
