冬インナーのおすすめを紹介!メンズ・レディースに役立つ選び方も解説
目次
冬インナーを選ぶ際は、「保温性・素材の種類・機能性・デザイン」をチェックしましょう。幅広い観点で機能や着心地などをチェックしておけば、自分の好みや利用シーンに合わせてインナーを選べるようになります。利用シーンについては、「本格的に登山をする機会が多いため高い保温効果を持つインナーを使いたい」「スーツの下に着る機会が多いためかさばらない薄手のインナーがほしい」というように、具体にイメージすることがおすすめです。
本記事では、ミズノがおすすめする冬インナーや具体的な選び方、インナーと組み合わせやすいウエアなどを解説します。
1.ミズノがおすすめする冬インナーを紹介!
ミズノがおすすめする冬インナーは、以下の2種類です。
- ブレスサーモ
- 着るドラント
ブレスサーモ
写真は 【吸湿発熱】ブレスサーモアンダーウエア 薄手 for Daily Vネック9分袖シャツ
ブレスサーモインナーとは、ミズノ独⾃の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を搭載したインナーです。ブレスサーモでは、水蒸気が繊維表面に吸着し運動エネルギーが熱エネルギーへ変換される際に生じる「吸着熱」を利用し発熱しています。
使用されている原綿は、ウールやダウンなどの「約3倍」、綿の「約30倍」です。
※ブレスサーモ原綿、製品によって含有量が異なります。
さらに、体から発散される水蒸気を吸収して発熱し、インナーの繊維の間に取り込んで保温するため、温かさが長持ちします。
ブレスサーモのインナーは、4種類のモデルから選べます。
- 厚手:ブレスサーモ原綿の量を増やして、発熱⼒をアップさせています。雪⼭の登⼭や雪作業、寒い家での節電対策におすすめです。
- 中厚:肌⾯に撥⽔ポリエステルを使用することで、⽣地の肌離れの向上を追求しています。汗冷えを抑制できるため、スキーやスノーボード、軽登⼭などで汗をかくシーンにおすすめです。
- 中厚ソフト:柔らかな肌触りが特徴です。寒い日の外出だけでなく、オフィスや自宅といった室内で冷えを感じるシーンでもおすすめです。
- 薄手:薄⼿なのでスタイルを選ばず着⽤でき、軽やかな着⼼地。通勤や通学といった⽇常のさまざまなシーンで活躍します。
厚さが異なるため、上記で示したように利用シーンに合わせて選べる点が魅力です。
着るドラント
写真は 【耐久消臭/抗菌防臭】着るドラントクイックドライアンダーVネック半袖シャツ
着るドラントは、汗の不快なニオイを消臭することを追求したインナーです。ポリウレタン糸自体に消臭機能を持たせているため、一般的な消臭試験の10倍である100回の洗濯を繰り返しても、消臭効果が持続します(※)。消臭試験では、120分経過しても90%以上の減少率を維持できました。
※ミズノ調べ
さらに、生地自体にも抗菌防臭加工を施しているため、菌の増殖を抑制することで嫌なニオイを抑えます。「消臭効果+ニオイの元となる菌の抑制」という2つの効果で、徹底的に消臭できるでしょう。吸汗速乾性も持っているため、汗をかいてもすぐに乾いて、サラサラの着心地のまま着用できます。
スッキリとしたVネック形状のインナーもあるため、シャツにひびくことなく、オフィスやテレワークといったビジネスシーンでも使えるでしょう。スポーツ技術を活かしたストレッチ素材を採用しているため伸縮性が高く、少しアクティブな外出時の着用にもおすすめです。
2.メンズ・レディース向け!冬インナーの選び方
メンズ・レディース向けの冬インナーを選ぶ際は、以下の選び方のポイントを押さえましょう。
- 「保温性」をチェックする
- 「素材の種類」をチェックする
- 「機能性」をチェックする
- 「デザイン」をチェックする
「保温性」をチェックする
保温性を持つインナーなら、体の熱が外へ逃げにくくなるため、暖かさをキープしやすいでしょう。
具体的には、以下のような特徴のインナーを選ぶとよいでしょう。
- 生地が厚手になっている:生地が厚手であれば、体から発生した熱が外へ逃げにくいため、保温効果の向上が期待できます。
- 裏起毛素材を使っている:裏毛の繊維を起こして一定の長さにカットした素材のことです。繊維が立っているため暖かい空気を掴みやすく、生地自体も厚手なため、保温効果の向上が期待できます。
ミズノの製品であれば、上記で解説したブレスサーモのように「厚手・中厚・中厚ソフト・薄手」の4段階の保温性から、好みにマッチしたインナーを選べます。
「素材の種類」をチェックする
冬インナーの素材は、大きく「天然繊維・化学繊維」の2つに分かれます。それぞれで保温性や着心地などが異なるため、自分の好みに合わせて選びましょう。
【天然繊維】
天然由来の素材を使った繊維のことです。天然繊維は、さらに以下2種類に分けられます。
- 植物繊維
植物から採取できる天然繊維のことです。主にコットン(綿)やリネン(麻)が該当します。とくにコットンは、柔らかな肌触りが特徴の繊維です。繊維の中が空洞となっているため、暖かい空気を掴んで保温効果の向上が期待できるでしょう。ただしコットンは保水性が高いため、登山のように多くの汗をかくシーンで着ると、汗冷えする可能性があるため注意しましょう。 - 動物繊維
動物から採取できる天然繊維のことです。主にウールやシルク(絹)が該当します。とくにシルクは、他の繊維と比較しても滑らかな肌触りを持っているといわれています。
【化学繊維】
石油などから人工的に作り出した繊維のことです。ポリエステルやポリウレタン、ナイロン、アクリルなどが該当します。繊維が強く丈夫な素材が多いため、長持ちしやすいでしょう。
とくにポリエステルのように乾きやすい素材であれば、汗をかいても水分をすぐ発散できるため、不快感を軽減できます。また、ポリウレタンのように伸縮性のある素材であれば動きやすいため、冬に外で体を動かす作業や仕事を行う場合でも使いやすいでしょう。
「機能性」をチェックする
上記の保温性や吸湿発熱性に加え、他にも以下のような機能性をチェックすることがおすすめです。
| 機能性 | 概要 |
| 耐久消臭力 | 洗濯を繰り返した際における「消臭力の持続性」を表した機能です。ミズノの「着るドラント」では、ポリウレタン糸自体に消臭機能を持たせることで、100回洗濯後も消臭力を持続させています(※)。※ミズノ調べ |
| 消臭力 | 発生した不快な汗のニオイを消臭する力があれば、汗をかいてもそのニオイが気にならなくなります。 |
| 抗菌防臭力 | 生地自体に抗菌防臭加工を施すことで、菌の増殖を抑制することで嫌なニオイを抑えます。上記の消臭力も備えていれば、「発生したニオイの除去+菌の増殖の抑制」という2つの効果で、さらに軽減できるでしょう。 |
| 吸汗速乾性 | 汗をかいてもすぐに乾き、サラサラの着心地を実現します。 |
| ストレッチ性 | ストレッチ性が高く動きに合わせて伸縮する冬インナーであれば、日常生活やスポーツ、登山など、さまざまなシーンで着用できます。 |
| 通気性 | 通気性があるインナーなら、汗で蒸れた空気を溜め込まないため、不快感を軽減して着用できるでしょう。 |
「デザイン」をチェックする
冬インナーには、カラーはもちろん、VネックやUネック、ハイネック、ノースリーブ、クルーネックといった形状にも幅広い種類があります。こうしたインナーのカラーや首周りの形は、普段の着こなしや自分の好みなどを踏まえて選ぶことがおすすめです。
例えば、襟ぐりが広い服を着用する女性であれば、深めのラウンドネック形状のデザインを施したインナーがよいでしょう。
3.利用シーンや好みなどを決めてスムーズに冬インナーを選ぼう!
上記で解説したように、冬インナーを選ぶ際は、保温性や素材の種類といったさまざまな観点でチェックすることがおすすめです。とはいえ、素材の種類や機能性などには細かい種類があるため、迷いやすいかもしれません。そのため、主に「利用シーン」「着用感」を踏まえてチェックするとよいでしょう。
具体的なイメージは以下の通りです。
- 本格的に登山をする機会が多いため、高い保温効果を持つ厳寒対応の厚手インナーを選ぶ
- スーツの下に着る機会が多いため、かさばらない薄手のインナーを選ぶ
- 繊維の肌触りが気になってしまうため、柔らかな着心地のコットンのインナーを選ぶ
4.インナーとの組み合わせがよいおすすめウエア
インナーを着る際は、他の冬物のウエアとデザインやメーカーを合わせることがおすすめです。とくに、機能性や着心地が気に入ったインナーと同じメーカーで他のアイテムを揃えれば、購入後に「思ったより保温性が低い」といったミスマッチが起きる可能性を下げられるでしょう。
ミズノでも、最初に紹介した「ブレスサーモインナー」「着るドラント」と組み合わせられるウエアがあるため、ぜひチェックしてください。例えば「真冬に仕事で外回りをする際に着用したい」ということであれば、厳寒対応の厚手のブレスサーモインナーとコンパクトダウンベストを組み合わせると、スーツでも暖かさを維持しながら活動できます。「外でスポーツを楽しみたい」ということなら、伸縮性を持つ着るドラントにウォーマージャケットを合わせるとよいでしょう。
5.自分の好みに合う理想の冬インナーを見つけて寒さを乗り切ろう!
ミズノがおすすめする冬インナーは、以下の2つです。
- ブレスサーモインナー
- 着るドラント
吸湿発熱素材や抗菌防臭加工といった独自の機能が搭載されているため、寒さが厳しい冬でも保温効果を持続させながら心地よく着用できます。
他にも冬インナーを選ぶのであれば、「保温性・素材の種類・機能性・デザイン」をチェックすることがおすすめです。幅広い観点からチェックすることで、自分の好みの着心地やデザインなどのインナーを見つけて、冬を暖かく過ごせるでしょう。