30年間変わらない価値。「WAVE RIDER」進化の軌跡
1.「WAVE RIDER」のコンセプト
「WAVE RIDER」は1997年のデビュー以来、ミズノのランニング事業の中核を担うモデルとして世界中のランナーの足元を支えています。はやりすたりの激しいランニングシューズ市場で長く支持される理由の一つが、このモデルのコンセプトである“スムーズなライド感”です。30年間、毎年アップデートを積み重ねてきましたが、接地から蹴り出しまで、スムーズに体重移動ができるという価値は、変わることなく受け継がれてきました。
では、その価値はどのように生まれ、進化してきたのでしょうか。
その根幹となるテクノロジーが『MIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)』です。ミッドソールに波の形状をしたプレート『WAVE PLATE(ウエーブプレート)』を組み込むことで、縦方向にはクッション性の向上、横方向にはブレを抑え、安定性の向上につながります。「WAVE RIDER」の初代モデルで初めてこの構造が採用され、それ以降、全モデルに搭載を続けています。
このクッション性と安定性という二律背反を両立させる構造は、ランニングシューズのみならず、バレーボール、サッカースパイクなどの競技系シューズから、ウォーキングなどのライフスタイル系シューズまで幅広く活用されるミズノの基幹機能へと発展しました。

ミズノシューズの基幹機能『MIZUNO WAVE』は「WAVE RIDER」初代モデルで初搭載
2.ライド感を生んだ転換期
-初代「WAVE RIDER」の企画者に当時の話を聞きました。-
「WAVE RIDER」は1997年に発売しました。初代「WAVE RIDER」はグローバル統一モデルとして位置づけられ、新機能の『MIZUNO WAVE』を初めて搭載したモデルです。
最初のモデルは市場で期待した反応を得られたという訳ではありませんでした。そこで、フィッティング、軽さ、クッションというランナーにとっての基本性能の改良を重ね、「WAVE RIDER 2」を翌年発売しました。このモデルが「ランナーズワールド」のエディターズチョイス賞を受賞し、風向きが変わりました。
その後、「WAVE RIDER 8」では、今の「WAVE RIDER」の特長となるライド感を高める機能を投入しました。このアイデアは車両産業から着想を得ました。 ランニング時の着地から蹴り出しまでの体重移動で生じる減速や加速を抑えることで、ライド感(走り心地)の向上を実現しました。今の「WAVE RIDER」の代名詞となるライド感は、このモデルで確立されました。
そして、いくつかの転換期を経て、今年30周年を迎えられたことをうれしく思います。「WAVE RIDER」の価値はシンプルです。「スムーズな走り心地」「毎年進化すること」「ランナーの信頼を裏切らないこと」です。 長く続けるというだけでは、ランナーの支持を得るのも難しくなっている時代です。積み重ねた安心感の上に、ランナーがまだ体験したことのない価値と驚きを今後も提供し続けていきます。
3.シリーズ初の大刷新
-最新モデル企画者にその特長を聞きました-
記念すべき「WAVE RIDER 30」。「WAVE RIDER」の持つ本質価値であるスムーズな走り心地、具体的には、かかとからつま先までのスムーズな体重移動は守りつつ、過去にとらわれない新たな走行体験を提供するデイリートレーナーシューズを作ることをコンセプトにしました。
最大の特長は、シリーズ初となるフルレングスプレートの採用です。ミッドソール構造やスタックハイトの見直し、8ミリドロップへの変更など、ランナーに寄り添ったアップデートを施しました。
「WAVE RIDER」らしさを継承しながらも、全く新しい「WAVE RIDER」。これまで以上に走る楽しさを感じられる「WAVE RIDER」へと進化しました。ぜひ実際に体感してみてください。

シリーズ初のフルレングスプレート

トップとボトムで異なる素材を配置
4.定番カラーが登場
30周年を記念した限定カラーを先行発売し、多くのランナーから注目を集めている「WAVE RIDER 30」。2026年8月7日から定番カラーの予約受付を開始し、8月21日に全国のミズノランニング品取扱店で発売します。限定カラーとは異なるスポーティーなカラーリングをラインナップしています。ウイメンズモデルやスーパーワイドモデル、ゴアテックスモデルも展開し、幅広いランナーに対応します。ぜひ自分に合った一足を体感してみてください。
メンズ
メンズスーパーワイド
ウイメンズ
ウイメンズスーパーワイド
ユニセックス
ユニセックススーパーワイド
ゴアテックス
5.終わりに
30年間受け継いできた価値を守りながら進化を続ける「WAVE RIDER」。これからも世界中のランナーの足元を支える一足として、新たな歴史を刻んでいきます。