試合に出られなくても全員が甲子園を楽しめるドリームカップ決勝ラウンド
2024年11月30日、12月1日に「ミスを怒らず、みんなで助け合う」学童野球大会、ミズノベースボールドリームカップジュニアトーナメント2024全国大会ファイナルステージ決勝ラウンド(以下、ドリームカップ)が開催されました。今年は、1日目はあじさいスタジアム北神戸、2日目は阪神甲子園球場での開催でした。

1.親子でキャッチボール
今年から新しく、準決勝の試合の合間に親子キャッチボールの時間ができました!今年のドリームカップに参加した全1,057チームから参加者を募り、少しでも甲子園を感じてもらおうという企画です。
2023年大会までは、ベスト8出場チーム、エキシビションマッチに選ばれた2チームのみが甲子園に立てるチャンスがありましたが、今年はプレーまではいわずとも全参加チームが甲子園のグラウンドに足を踏み入れるチャンスです!
良い天気だったので、緑の芝生がなんともキレイ。子どもたちのみならず、パパママも笑顔いっぱいで楽しんでいました!
2.エキシビション
今年のエキシビションは、1日目のあじさいスタジアム北神戸で敗退してしまった4チームにも甲子園の土を踏んでもらえるよう、1チーム15分間甲子園のグラウンドでプレーをしてもらいました!各チーム、ノックやベースランニングをするなど、甲子園でのプレーに目を輝かせて野球を楽しんでいました。
最後にはグラウンドの真ん中で円陣を組む姿も。

15分間が終わり、帰る際に子どもたちの嬉しそうな笑顔が溢れると同時に、チームスタッフの大人たちの中には涙ぐむ方も。子どもたちにとって夢の場所であることはもちろんですが、親や大人たちにとっても特別な場所なんですね。
3.T-岡田さん登場
大会終了後の閉会式には、T-岡田さん(元オリックス・バファローズ)が登場!優勝旗の授与や記念撮影などをしていただきました。
そして、今季をもって引退を発表されたT-岡田さんに、優勝したTMジュニア(愛知県)の選手からサプライズで花束をお渡し。T-岡田さんにも笑顔が見えて、素敵な時間でした。

4.最後に
この決勝ラウンドをもって、今年もドリームカップ2024が終了しました。ご参加いただいた全てのチームの皆さん、ありがとうございました!毎年少しずつアップデートしながら歩んでいるこのドリームカップ。私たちはこの大会を通して、ただ試合のみをするのではなく、改めて子どもたちに野球の楽しさを伝えていくことの重要性を再認識しています。
少しでも野球に興味がある子どもたちは、ぜひドリームカップに出場してみてください!ユニフォームが揃っていなくても、用具を持っていなくても気軽に出場できるのがこのドリームカップです。
純粋に野球の楽しさを感じ、野球を好きになる子どもたちがもっともっと増えることを祈っています。
