スタートアップ共創 ~ミズノとスクラムベンチャーズとの共催イベントを開催!~

昨年からミズノでは、スタートアップなどの企業との共創に積極的に取り組んでいます。2022年1月にスタートアップ企業に投資をするファンドを運営しているスクラムベンチャーズ社と契約し、さらに共創を加速させています。今までの共創事例の紹介とさらなる拡大に向けて、先日ミズノイノベーションセンターにて、ミズノとスクラムベンチャーズ共催イベント「ミズノが考える事業共創・スポーツ×テックの現在地とポテンシャル」を開催しました。イベントには、水野社長、スクラムベンチャーズ社宮田代表、元スピードスケート選手の清水宏保さんにご登壇いただき、トークセッションが繰り広げられました。

(左から)清水宏保さん、水野社長、宮田代表

BLAST BASEBALL

  • アメリカのスタートアップ企業「Blast Motion社」と協業し、日本で野球のスイング解析や分析を可能にする「BLAST BASEBALL」の日本での販売を開始しました。国内外でより良いスポーツ用品の提供、アスリートのサポートに努めてきたミズノと、テクノロジーを用いてアスリートの能力向上への貢献をめざすBlast Motion社の協業は、日本のスポーツ業界に新風を吹き込みました。

BLAST BASEBALL

LacttoRUN30

  • 慶応大学医学部初のスタートアップ企業「㈱グレースイメージング」と共創し、ミズノランニングステーションにて、ランナー向けLT(乳酸性閾値)計測サービス「LacttoRUN30」の提供を開始しました。LT(乳酸性閾値)を汗乳酸計測から判定し、ランナーの方に最適なマラソンペースやトレーニングメニューを提案できるようになりました。ランナーの方がよりランニングを楽しんでいただけるサービスとなります。

LacttoRUN30

他にも、スタートアップ共創によって、「MIZUNO NFT COLLECTION」の発売やRun-Edge社との協業などを行っています。

宮田代表より、スポーツ×テック(テクノロジー)の動向や、最新のスタートアップの紹介が行われました。宮田代表は「スポーツ×テックの市場は成長している」と言います。そんな中、水野社長がミズノの取り組みを紹介し、今後の意気込みを述べました。水野社長は「時代が変化し、事業も進化していくので、飛躍的な成長を目指し取り組んでいきたい」、宮田代表からは「1年前にミズノとの取り組みをスタートし、イノベーションセンターが設立され、これからオープンイノベーションを加速していくということで、今後さまざまな発表ができることを期待したい」とコメントをし、トークセッションは終わりました。

元スピードスケート選手の清水宏保さんは、札幌を中心に健康・介護を事業とする複数の会社を経営されています。元アスリートであり、セカンドキャリアとして経営者という道を進まれている清水さんと宮田代表は、ミズノの共創事例の紹介を交えてトークセッションを繰り広げました。
「データ収集」というキーワードに、スポーツのデータ収集することの大切さ、それによるコミュニケーションの活性化、さらに清水さんはアスリート目線から「選手はどうしても感覚で話してしまうが、データがあることで感覚ではなく、数値を見て話し合いすることができる」と言い、データを活用したスポーツ競技の変化について、宮田代表と意見を交わしました。
最後のパネルディスカッションでは、スタートアップへの出資について、日本のアスリートや企業が出資できる環境についての話が繰り広げられました。

ミズノは117年の間、スポーツに真摯に向き合い「ええもん」をつくるべく開発を進め、ノウハウや技術を蓄積してきました。そして、国内外へ事業・製品を展開しています。今まで培ってきた技術やノウハウを現在は、スポーツだけでなく、一般生活者領域や働く現場に展開を進めています。さらに、製品の開発だけにとどまらず、サービスや運動プログラムの開発にも取り組んでいます。
ミズノは、今までもこれからも「ええもん」をつくることにまい進し、誰もが楽しく体を動かすという理想の未来へ向かって、歩んでいきます。
「スポーツ」のミズノは、「スポーツ」のミズノでありながら、どのような新たな製品やサービスを生み出していくのか、楽しみにしていてください!

ミズノ スタートアップ共創ページ

※イベントでご紹介した共創実績、共創のお申し込みはこちらをご覧ください。