【ゴルフコースデビュー】知っておきたいルール、スコアカードの書き方
1.ゴルフコースの用語集
ゴルフ場デビューをする際、先輩ゴルファーの皆さんの会話についていけないことがしばしばあります。それは専門用語が多いことが影響しています。
そこで今回は、まずこれだけは知っておいてほしい用語を、イラストとともにご紹介していきます。
① ティーイングエリア
プレーヤーがプレーするホールをスタートするときに、その場所からプレーしなければならないエリア。
② ペナルティーエリア(以前の呼び名:ウォーターハザードやラテラルウォーターハザード)
コース上のすべての水域で、海、湖、池、川、溝、地上にある排水路、またはその他の水路(水がなかったとしても)を含む。イエローやレッドでマーキングされていて、カラーによって救済方法が異なります。
③ バンカー
バンカーとするために作られた砂のエリアで、芝や土が取り除かれてくぼみやとなっている場合が多い。
④ パッティンググリーン
プレーヤーがプレーしているホールのパッティングのために作られたエリアで、ボールを入れるためのカップが設置されています。
⑤ OB(アウトオブバウンズ)
コースの外側。白杭もしくは白線で表示されています。OBになった場合は、OBへ打った球が1打、そこに1罰打を加えた上で、次が3打目となります。
2.スコアカードの記入の仕方
プロは皆さん独自のスコアカードを持っていて、練習時にさまざまな情報をスコアカードに書いているそうです。
アマチュアの私たちは、最近ではキャディさんを付けず、カート走行のセルフプレースタイルのゴルフ場も増えたため、カート搭載のタブレッドにスコアを入力し、終わった後にマスター室などでプリントしてもらえたり、メールで受け取れるシステムもできてきました。
でもまずは自分のスコアを記録するのも大事なので、基本をご紹介します。
3.ゴルフ初心者豆知識
こんなことも知っているとプレーするのによいかもしれない、という豆知識を紹介します。
① 1人が使えるクラブの本数は何本?
回答:14本。14本以内であれば、ドライバー2本、パター2本でも構いません。
② 誤球をしてしまったらどうなる?
回答:2罰打を加え、自分の球でプレーします。誤球しないように、プレー前にみんなで自分の球を確認したり、識別のマークを付けるようにしましょう。
③ 球を捜すことができる時間は?
回答:球を捜し始めてから3分以内。それ以上かかった場合は、紛失球となり、最後に球を打った場所に戻り、1罰打でプレーを再開します。※ローカルルールがある場合そちらに準じる。
④ 6インチプレースとは何?
回答:悪天候などにより、採用されることが多く、地面のぬかるみなど悪いライ(ゴルフボールがある場所や立ち位置の状態のこと)から6インチ(約15cm)以内なら球を拾い上げてプレース(ボールを手で地上に置くこと)することができるローカルルールです。
⑤ バンカーでアドレスするときにクラブヘッドを砂に付けてよいか?
回答:砂に付けることはできない。違反は2罰打になります。
(アドレス:ボールを打つための構え方)
⑥ グリーン上の球を拾い上げるときに、球の横にマークしてもよいか?
回答:球のすぐ近くなら、後ろだけでなく、前や横でもマークはできます。
⑦ グリーン上での打つ順番はあるのか?
回答:ホールから遠い人から打つ。しかし球のある場所によってはその順番を変えることができる。
取材協力
「よみうりカントリークラブ」
1961年10月20日開場。丘陵の地形を生かし、松の樹林で完全にセパレートされた自然あふれるコースが魅力です。
https://www.yomiurigolf.co.jp/country/