その水着正しく着用できていますか?速く泳ぐため水着選びと着用時のポイントを解説します
スイミングスクールに通う子どもたちからマスターズ大会に出場しているスイマーまで、競泳を行っている方の悩みのひとつが水着のサイズ選びです。というのは、今の競泳用水着は、少しでも抵抗が少なくなるように着圧が強い設計のモノが多く、その着圧が自分に合っているのか?と考える方も多いためです。特にジュニアスイマーは身体の成長も考えて、大きめを選んでしまう、なんていうこともあるようです。大人用の一番小さいサイズが良いのか、それともジュニア用が良いのか?など、正しいサイズ選びと着用方法を水着の企画担当者に聞きました。
目次
1.サイズ選びは何を基準に選んだらいいの?
水着の正しいサイズ選びについて、水着の企画担当者である大竹に聞いてみました。普段の服のサイズはLなので、水着もLかな?と思うのですが、それで合っているのでしょうか?具体的にどこのサイズに合わせるのが良いのでしょうか?
大竹「通常の競泳用水着でしたら、男性用のハーフスパッツは大人もジュニアもウエスト、女性用のハーフスーツは大人がバストとヒップ、ジュニアは身長になります。ミズノではサイズガイドがあり、そちらにも幅を持たせた数値を目安として載せています。ただ、トップスイマー向けの「GX・SONICシリーズ」の「GX・SONIC ROYAL」のようなオール布帛(ふはく)接着仕様モデルは、男性ではヒップと腰骨まわり、女性ではバストと身長の適合サイズの目安を表示していますので、それに合わせて選んでもらいたいと思います」。
同じ競泳用でも選ぶモデルによって適合サイズの数値や対象となる部位が変わってくるということです。
一般的な競泳用水着のサイズ目安
水着(メンズ)
サイズ
| XS(SS) | S | M | L | XL(O) | 2XL(XO) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ウエスト(cm) | 67~73 | 71~77 | 75~81 | 79~85 | 83~89 | 87~93 |
※サイズ表には、販売されていないサイズが表示されている場合がございます。
※この数値は適合する身体のサイズの目安です。
水着(レディース)
サイズ
| XS(SS) | S | M | L | XL(O) | 2XL(XO) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| バスト(cm) | 75~79 | 78~82 | 81~85 | 84~88 | 87~91 | 90~94 |
| ヒップ(cm) | 83~87 | 86~90 | 89~93 | 92~96 | 95~99 | 98~102 |
※サイズ表には、販売されていないサイズが表示されている場合がございます。
※この数値は適合する身体のサイズの目安です。
「GX・SONIC ROYAL」のサイズ目安
「GX・SONIC ROYAL」以外の「GX・SONICシリーズ」のサイズ目安

2.水着の素材や設計、またモデル(型)によって着心地はさまざま
ミズノの競泳用水着「GX・SONIC」シリーズは、日本代表選手が着用するフラッグシップモデルの「GX・SONIC ROYAL」(オール布帛)。速さと動きやすさを追求した「GX・SONIC LITE」(オール布帛)。布帛とニットの組み合わせで動きやすさと着心地を両立した「GX・SONIC DUAL」。そして撥水(はっすい)加工ニット製「GX・SONIC STREAM」があります。用途や好みによって選んでいただけるようになっていますが、それぞれ同じサイズでも着心地は違ってきます。特にオール布帛製の「GX・SONIC ROYAL」および「GX・SONIC LITE」はニット素材の水着に比べて着用感がきつく感じることも多いモデルです※1。そのため「きついから1サイズ大きくする」という判断には注意が必要です。迷ったときはどうすればいいかを大竹に聞きました。
※1 個人の見解であり、環境や状況により効果や感じ方には個人差があります。
大竹「男性ならウエストと裾のフィット感、女性なら胸と裾のフィット感を見て選んでください。ここがフィットしていないとコンプレッションの恩恵を受けにくくなります」。
実際に店頭※2などで試着した際に気にしていただきたいポイントは男女で違いがありますので参考にしてください。
※2 ミズノ直営店の「MIZUNO TOKYO」、「MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI」
3.正しく着用できているかのポイント
速く泳ぐための競泳用水着は、水の抵抗を少しでも少なくするため、程度の差こそあれ体を締め付けます。着用する際に着にくさを感じる方も多いと思います。着にくさから正しく着用できていないことがしばしば見受けられます。正しい着用方法を下記のイラストで紹介しますので参考にしてみてください。
特に男女ともに一番注意してもらいたいのは、しっかりと股下まで水着を引き上げられているかということです。水着の機能を十分に発揮させるために、余計なしわや生地のもたつきがないように、正しく体にフィットさせられているかをぜひ確認してみてください。


4.お子さまの水着選びのアドバイス
大人以上にサイズ選びが難しいのが、ジュニアスイマーです。ミズノではジュニア用は身長でのサイズ表記となっており、「120」、「130」、「140」と身長で表示しています。適合サイズ表では男子では該当するウエスト、女子では身長の目安も掲載しています。ただ身長が140㎝くらいで、まだ大きくなる子どもの場合は大人用の「2XS」とジュニアの「140」のどちらを選べばいいのか、同じ身長でもサイズ感は違うのかなども聞いてみました。
大竹「ジュニアモデルは身長に比べて太ももが細いので、それに合う設計にしています。試着ができるのであれば、太ももの裾のフィット感の合うものを選んでもらうのが良いと思います」。
試着の際には股下まで水着が引き上げられていないと、正確に太ももの裾のフィット感がわかりません。そういう点からも腰骨、股下のフィット感についてはきちんとした着方をすることがポイントになります。

5.終わりに水着の試泳ブースの紹介
競泳用水着は決して安くはない商品ですので、サイズのミスマッチは避けたいものです。ミズノが協賛する大会などで水着の試泳ブース※3を見かけた方もいらっしゃると思います。新製品を中心に各地で水着の試泳会なども行っていますので、そのような機会も積極的に利用いただきたいと思います。ブースでは最新モデルのタイプ別特長の紹介や、水着を選ぶ際のアドバイスを行っていますので、見かけたらぜひ立ち寄ってみてください。
※3 大会会場に出店している売店でのサービスとして実施される場合もあります