リュック・バックパックの容量・サイズの選び方と、お手入れ方法

目次
1.リュックやバックパックを選ぶときに書いてある「●●リットル」ってどのくらい?
さまざまな大きさのリュック・バックパックが販売されていますので、用途に合わせたサイズを選びましょう。
部活用や旅行用のリュック・バックパックを探しているとき、「容量」や「何リットル」と書いてあるのを目にすることがあると思いますが、ピンとこない人も多いのではないでしょうか。まずはその容量についてお話していきます。
10リットル以下
最低限の財布やスマホ、タオルなどを入れておける小さめのサイズです。ランニングなどスポーツをする際にも適しています。
■中身・・・水筒(500ml)・Tシャツ1枚・スポーツタオル・財布・スマホ
15リットル~
街歩きやショッピング、通勤、通学など普段使い。お弁当や水筒はもちろん、タブレットやノートパソコンも入ります。余裕が欲しい方向け。
■中身・・・水筒(500ml)・ノートパソコン・化粧ポーチ・ハンドタオル・ノート・ペンケース・財布・スマホアクセサリー類・Tシャツ1枚
上記品番の商品には、肩に負担のかかりにくいスプリットストラップやたくさんポケットの機能がついています。
「スプリットストラップとは」
荷重を分散し、身体への負担を軽減する(当社従来品比較)ショルダーベルト設計。 また、腕を大きく動かしたときも肩の動きにフィットしやすく、ストラップのズレを制御し、姿勢を保ちやすくします。
さまざまなポケットや機能はこちら
30リットル~
部活、通学などたくさんの荷物を持ち歩く場面。教科書、お弁当だけでなく、タオルや着替えも入り、1~2泊の出張や旅行にもぴったり。
■中身・・・お弁当・水筒500ml・ノートパソコン・化粧ポーチ・ノート・ペンケース・財布・ハンカチ・フェイスタオル2枚・Tシャツ6枚・ハーフパンツ2枚・下着セット1セット・パジャマ1セット・シューズ1足・お風呂セット・スマホアクセサリー類
40リットル
部活でスポーツタオルやシューズ・たくさんの着替えのいる場面、冬場のウォームアップを入れてもしっかり入るサイズ。泊りを伴う部活の遠征や2~3泊の旅行・出張などにも。
■中身・・・お弁当・水筒500ml・ノートパソコン・化粧ポーチ・ノート・ペンケース・財布・ハンカチ・フェイスタオル3枚・Tシャツ6枚・ハーフパンツ2枚・ジャージ上下・下着セット1セット・パジャマ1セット・シューズ1足・お風呂セット・スマホアクセサリー
50リットル
部活の合宿や長期宿泊・遠征に適したサイズ。 着替え以外にトレーニング用具、防寒具、アウトドア用のギアや寝袋など、たくさんの荷物を収納したい方向け。
2.リュックやバックパックのサイズと容量はどう測っているの?
ミズノでは中にビーズを詰めて実際の容量を計測したものを表記しています。
自分の持っているリュック・バックパックが何Lなのか知りたい!容量表記のないバッグを比較したり、確認したい場合などはどう計算すればいいのでしょうか。
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完全な立方体のリュックは少なく、形もさまざまのため、おおまかな計算になりますが、H(高さ)×W(奥行)×L(長さ)/1000 = リッター表示が容量の目安になります。比較検討の際に、参考にしてみてくださいね。
3.リュックやバックパックのお手入れ方法は?
ヘビーに使っているとどうしても汚れが目立ってきます。そんな時には、どうやってお手入れしたらいいのでしょうか。
最近では丸ごと洗えるバッグも販売されていますが、多くのバッグはさまざまな素材を使っているため、下記のような方法でお手入れしましょう。
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①合成皮革(PU)、合成繊維(ナイロン、ポリエステル)素材の場合
汚れは、水もしくは薄めた中性洗剤を付けた布を絞って軽くお拭き取りください。
注意!合成皮革(PU)には撥水スプレーを使用しないでください。
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②天然皮革素材の場合
軽い汚れは、乾いた布でカラ拭きしてください。油性の汚れや強い汚れは、柔らかい布に 皮革用クリーナー(無色)を少量含ませ軽く拭くようにしてください。
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※「洗濯機にかける」「水洗いする」は、生地が傷んだり、コーティングがはがれたりする原因となります。
※「洗えるバッグ」は別途取り扱いに従って洗ってください。
▼洗えるバッグはこちら▼
4.企画担当者に聞く、ミズノのリュック・バックパックの企画ポイントは?
最後に、バッグ担当の大森に聞きました。
「部活生などがたくさんの荷物を詰めるなど、スポーツシーンでの利用を想定してさまざまな容量を展開しています。なにより、ハードに使っても大丈夫なように、丈夫につくっています。長年の先輩方の経験に基づき、設計基準、仕様基準を作って、少しでも強く、破けにくいような工夫をすることで厳しい試験を通過させています。安心して大会へもっていってもらえるように、各スポーツ競技のルールにも準じていますが、より長く使っていただくためにも、お手入れもしっかりとしてもらえるとバッグも喜びますね。」
「ミズノのバッグの主役は『チーム・選手』であることが多いです。チームで揃えてもらえるように、チーム名の刺繍がしやすい仕様にしたり、チームロゴがひきたつようなデザインにしています。」
と熱く語っていました。さらに、
「部活や大会会場ってね、選手たちはバッグをずらっと並べて置いているんですよ。
たくさんある中から、自分のバッグからさっと荷物を取り出したい。というときにバッグ単体で自立していれば、スムーズに荷物から必要なものを取り出せるでしょ?そのためにも、ミズノのバックパックはバッグ単体で立つような仕様のラインナップが多いんです。
使いやすさを重視するデザインになっています。」
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最後に大森は言いました。
「ミズノのバッグはポケット1つ1つ、さまざまなシーンを想定した機能性を持たせています。スポーツの部活だけでなくても、吹奏楽部や競技かるた部などの非スポーツ部でもみんなでバッグを揃えていただいて、いろんなチームが一丸となる、【つながりをつなぐ】お手伝いができたらと思っています。」