ええもんつくる”ヒト”
vol 5.ゴルフと挑戦する、未来を拓くモノづくり

「ええもん」で、今日よりも、ちょっといい明日を。 100年以上にわたって受け継がれてきた「ええもんつくんなはれや」というミズノのDNA。“ええもん"をつくるヒトたちの仕事に対する向き合い方やこだわり、モノづくりに対する思いとともにお届けします。

2012年に入社した竹生は、ゴルフ営業やゴルフクラブの企画担当を経て、現在はゴルフクラブ・シューズのマーケティング戦略とプロモーションを担当しています。

ゴルフ好きの彼が大切にしているのは、かつて父親から投げかけられた「長い人生、仕事をしていく中で、なにが自分のパワーソースに変わるのか?」という言葉だそう。

その答えをゴルフに見出し、未来を拓くモノづくりに挑戦する竹生のこれまでを振り返ります。

ゴルフ部に所属していた大学時代。ゴルフに費やした時間や労力のすべてが竹生にとって重要だったと言います。

両親や先輩をはじめ、多くの人と一緒に楽しめるゴルフはさまざまな出会いを彼にもたらすだけでなく、「ゴルフによって自分という人間が形成された」と感じるほど、彼の人生を大きく刺激する存在となりました。

「自分を育ててくれた、ゴルフ業界へ恩返しをしたい」

その思いを胸に学生の頃から愛用していたミズノに入社した竹生は、用具だけでなくウェアからシューズまで総合的に開発できるミズノの強みを活かした「ええもん」づくりに取り組んでいます。

竹生が考える「ええもん」とは、「簡単に妥協せず、自分自身と戦い、愚直にやり切って生み出したプロダクト」だと言います。

「ええもんつくんなはれや」というミズノの理念の下で完成するゴルフクラブは、魂を込めたモノづくりがあるからこそ。

国による文化や価値観の違いはあっても、アメリカをはじめとする、アジア・欧米のグローバルなメンバーと進めるモノづくりはゴルフクラブという商品を通じてお互いを知り、歩み寄ることができると竹生は考えます。

加えて、最新の設備が整うイノベーションセンター、試打テストやロボットテストができるリサーチ&パフォーマンスセンター、プロゴルファーやクラフトマンと一緒にゴルフクラブを仕上げる機会の創出といった、ミズノの強みも活かしたモノづくりができることも竹生が「ええもん」を追求する上で欠かせない要素になっているそう。

「そして、ゴルフクラブの性能は、機械だけに頼らず、必ず人が評価します。全員が同じ方向を向いているから、良いモノづくりができる。良いモノづくりができるから、『結果』につながるのです」

「妻や娘達と一緒に、ゆっくり過ごす時間に幸せを感じました。子どもが朝起こしてくれるとか、家族との何気ない会話とか。当たり前の風景が自分にとっての幸せです」

それからもうひとつ。2023年ミズノオープンでミズノブランドアンバサダーの平田憲聖プロが優勝した時の喜びと感動は、「今でも忘れない」とのこと。

歴史あるミズノと、ワールドワイドに活躍する仲間と、世界に向けて羽ばたくプロの選手と、そして、世界中のミズノファンと、数年先の未来に向かって前進しながらポジティブな挑戦で応えていきたいと語る竹生。

これからも本物の「ええもん」を提供し続けるために、彼の挑戦は終わりません。

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